学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

記憶の定着

2009-04-18 18:12:33 | 仕事
今日は休みは一日中、民藝関係の本を読み漁っていました。何べんも読んだはずなのに、忘れている事柄があったりして、どうしてこんなに記憶力が悪いのかと少々げんなり。

誰だったか、本の内容を最初から最後まで覚えようとすることは、いつまでも食べ物を胃の中に留めておくようなものだという言葉を述べた人がありました。本の内容をいつまでも完璧に覚えることなど不可能という話。この言葉が救い…かな?

…それが誰の言葉だったか忘れるほど、やはり私の記憶は悪いのです(苦笑)

博物学者南方熊楠には、かつて書店で読んだ本の内容を家に帰って記録し続けたというエピソードがありますが、私のような記憶力の悪い人には反復による記憶の定着が必須。やはり夜はまだ長し。しっかりと学びたいと思います。
コメント
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