子曰く
「之を知る者は、之を好む者に如かず。
之を好む者は、之を楽しむ者に如かず。」
雍也六―20
安岡定子先生
どんなことでも知って
好きになって
それを楽しめる気持ちになれたら
最高ですね。
この言葉で鮮明に思い出すことがある
私が東京にいたとき定子先生の「文の京こども論語塾」でのこと
年に一度、湯島聖堂の大成殿で「論語の素読」をする
その道すがら小学校5年生だったと思うが
その子が私に話しかけてきた
「ねえ~おじさんさあ~聞いてよ」と
何を言うのかと思ったら
誕生日の日にご両親から百科事典をプレゼントされたそうだ
その子が言うには「分からないことがあると百科事典を開くんだ」
「なんでも書いてあるよ!おじさん」
「それから朝早く起きて、百科事典を見てるんだあ~」
「僕の知らないことが一杯あってそれを読むのが楽しんだ!!」
「おじさん、僕って変かね?」
私はその子の目を見て、真剣に話をしてる目
私は答えた「その楽しみは毎日続けること」
「おじさん、君のこと尊敬するよ、偉い!!」と
言ったら嬉しそうな顔をしていた
「知る」「好き」「楽し」
この子はそれを毎日やっていた!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます