思いやりの心は美しい
子曰わく
仁に里(お)るを美(び)となす。
択(えら)びて仁に処(お)らずんば、
焉(いずく)んぞ知(ち)なるを得(え)ん。
里仁四―1
安岡定子先生
孔子先生はおっしゃった。
「仁の心を大切にする態度が、美しいのだ。
自分から選んで仁を心掛けなければ、
どうして知恵のある立派な人ということができるだろう」
(ポカポカ地蔵)
これは素晴らしい解釈だ
安岡定子先生の切れ味、抜群じゃね
人は生まれながらにして、皆、仁を持っている
というのが孔子先生の考え方です。
思いやりの心を持っていない人はいないということになります。
孔子先生が一貫して言い続けていた仁は
誰もが持っているものなのです。
みんな元々持っているのですから。
ただそれを忘れている人が多いのかもしれません。
せっかく持っているのだから、それを大いに発揮しましょう、
と孔子先生は言いたかったのでしょう。
仁に里るを美と為す。
敢えて美という言葉を使ったところが、素敵ではありませんか。
(ポカポカ地蔵)
今日は、定子先生の解釈にウットリ
美しいという言葉も衝撃的に胸を打つ
誰でも持っているものなのですよ
大げさでもなく
学問をする前から
持ってるものが
思いやりの心
大いに大いに発揮しましょう
それが美しいあなたの姿なんですから
美点凝視
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます