京都北山細野の神主

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

理想の小住宅を求めて・長野県根羽村に行く

2016年02月29日 | 少子化対策は故郷つくりから

「NPO法人 ごっこ屋本舗」のテーマの一つ「少子化対策は故郷つくりから」と自然災害(首都圏直下型地震・東南海地震などの根本的な津波対策)などこれまでブログで書いて来ました。

その中で大都会に住む若い夫婦が住む住居を都会に求める虚しさを機会あるごとに提唱して来ました。(詳しくは以前に書いたブログを見ていただくとして提唱していました500万~1000万円の範囲で200坪以上の土地を購入して15坪の居住(1階10坪 2階5坪)を建てて故郷つくりを始めようと言う案)

その私が考えていた夢のプラン(大げさですが)にピッタリの住居を提唱されていたのが長野県根羽村森林組合の「小さく住まう魅力的な木の住まい」でした。

昨年私の山小屋のある長野県木祖村藪原で澤頭修自先生に故郷つくりのプランを聞いてもらっていた時に「貴方の言うような小さな家が根羽村に在るよ」と教えられました。

早速根羽村のホームページから「根羽村森林組合」のホームページの中にその小住宅の在る事を知りました。早速電話して2月26日午後2時に案内してもらう約束を取り付けました。

春になり暖かくなったら車中泊をしながら出かけようと思っていましたが三ケ根山に行くついでにそのまま訪れてしまいました。

前日に根羽村のすぐ側の道の駅「つぐ高原」で泊まってしまい、寒さに震えて起きてしまったので朝八時ごろには根羽村に着いてしまいました。

根羽村は人口千人ほどの小さな村なので中心地は30分も廻れば目的の小住宅も見つけられました。そして自然に根羽村森林組合の事務所の前に止まってしまったのです。

午後2時まで時間をつぶすのもと、約束時間でないので失礼と思いましたが9時前に小住宅を見せてもらうだけでもと入りました。

約束していたお方は居られませんでしたが今村参事が話を聞いて下さる事になりました。若い今村参事は元々東京都出身で山登りが好きで信州大学に入られたと言う経歴や名前が偶然私の次男と同じ名前だったので親しみを覚えて2時間ほど事務所内(小さな事務所なので他の人にもまる聴こえ)で話し続けてしまいました。その間も今村参事は私の言う事を大学ノートに熱心に書かれていました。

その後現地の小住宅と隣に建っている本格的な地元の木を使った住宅を見せてもらいました。

正面

半分は吹き抜けの2階部分

2階は私の考えていた屋根裏部屋(ロフト)では無く立派な部屋になっています。

風呂場もチャンと立派に

裏にはテラスまで在ります

使われている木材は薄っぺらい物では無くて私が現在35年前から住んでいるシーダーハウスに使われている板より厚い物が2重に使われておりその上間に断熱材も入れていると言う事でです。

4~50年は充分保つ物と思います。手入れをすれば100年でも住む事が出来る。その上増築や物置小屋は作り放題。

この住宅は私の提唱する金額では最大の800万円ですが1階は10,5坪 2階は6坪 合計16,5坪ですが200坪以上の土地も入れて1000万円で収まります。

予算によっては始めはテラスを作らないとか、2階は背丈を地締めてロフトにするとか、いろいろ工夫が出来ると思います。

その上根羽村は大都会名古屋から2時間圏内で終末に返って来られるので理想的な立地条件だと思います。

その上根羽川の渓流釣りもフライやエサ釣りにも向いた渓相でこの日も朝から養魚場には10人ほどの人が放流の準備(?)か集まっておられました。(調べたら年券3500円)

GW以後木祖村の山小屋で釣りをする予定なので木祖村から2時間ほどで来られる根羽川の年券も買って時々訪れるつもりです。

今回の旅での最大の収穫は今村参事にお会い出来た事です。私一人の為に3時間近く時間を費やしていただきただ感謝!

老い先短い私ですが永く付き合っていただきたい一人と巡り会えた幸せを噛み締めた一日でした。

追伸

「根羽村森林組合 今村」というホームページもあります。(ご本人の写真も出ています)

狩猟(大物猟・鹿)をやりたい人にも良い所だと思います、上のHPにも鹿の事が出ています。

 

 

 


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