鎮守の森の学校(京都北山細野の神主)

日々感じる事を想いのままに書き綴っています。神主として品位に欠ける表現が有るのはボケが始まったとお許しください

過疎化再生(2)前回の続き

2015年02月08日 | 少子化対策は故郷つくりから

偶然ですが昼飯を食っている時にBS NHKが流れていました。地方再生の問題を有識者と言うか?放送に都合の良い人ばかり集めて討論でも無いのか? 

順番に話して、韓国やヨーロッパの過疎地からの映像や現地の人達の話が流れていました。思った通り従来の国の(役人や有識者と言う現実に無知な輩の提案)方針と変わらな過ぎてアホらしくなって10分ほどで切ってしまいました。

地元のインフラ整備が先決だと言っていました。そして、子育てのための補助金の増額も(これこそ若い夫婦をバカにした議論は無いと私は思っています。)

産めばお金を出します。産めば子供を保育所で預かります。教育費は充分に差し上げます。何事も金で解決出来る問題ではないのに、金の負担を減らせば良いと言う嫌な風潮を国家が推奨しています。

金金金金が総て、総てが金が解決してくれる。こんな風潮を拒絶出来るのは若い人達だけです。(若者が政治に関わる事が今こそ大切な時期なのです。)

「国家のレベルは国民のレベル以上にはなりません」レベルを揚げられるのは若者しか居ないのです。

「老いて学べば、死して朽ちず」なんて言って年老いて急いで学んでいる人が居ますが「死んで朽ちない」なんて気持ちが悪いでしょう。

日本人は昔は子供の頃に基礎知識を学んだから優秀な人が次々に出て来たのです。(受験勉強が学ぶ事の最後なんて。科挙の制度をとらなかった事が日本の長所だったのに特に戦後は人間としての基礎知識無しの学校制度が亡国につながっているのです。)

「結婚とは自分たちの系譜が未来に続くために、次世代の日本人を育てるためにするものなのです」

その目的は「こどもを自立させる」なのです。それが出来るのは親なのです。

親の中でも母親の役目が一番大切なのだと言う事が私の主張です。日本人としての基礎知識を教育出来るのは母親だけです。

母親が立派な家庭には良い子が育っています。

いじめっ子の母親を見たら判ります。そんな母親にはイジケッ子か? いじめっ子しか育っていません。

単に快楽のためだけに子供を作り、作った子供は保育所や学校で国の都合の良いように育てて、親子関係を希薄にする。

単に人間を労働力としてしか見ていません。女は子供を産むマシーンか?、さもなくば労働力?、年老いたら老人ホームで医療産業のエサにする。

独裁者の考えていた「未来図」が着々と現実化して来ている日本の現状に恐ろしさを感じないのか?

脱線しましたので、つぎに。

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