細越麟太郎 MOVIE DIARY

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●『洋菓子店コアンドル』のスイーツは甘すぎた。

2011年01月14日 | Weblog
●1月13日(木)13-00 六本木<アスミックエース試写室>
M-004『洋菓子店コアンドル』Patisserie Coin de rue (2010) プロダクション・ウィルコ/日
監督/深川栄洋 主演/蒼井 優 ★★☆☆
パティシエの修行をするカントリーガールの蒼井が、東京で奮闘する青春映画。
ストーリーが平板な上に、演出のテンポもスロー。それにしてはご都合主義なハッピーエンド。
テーマがスウィーツだから、と、シャレを言う気にもなれない凡作だ。
意識的に甘口なドラマにしただろうが、これではただの3時のおやつ。
せっかくの苦心の洋菓子も、これでは甘すぎて、美味の後味もない。
恋や仕事を描くにしては、あまりにも安直な作品で、監督の「白夜行」の印象が嘘だったようだ。

■ファール散発で、結局は三振。
●2月11日より、新宿バルト9などでロードショー

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