よもぎハウスは線路沿いの木造平屋二階建てのアパートだった
305号室の彼女は鍵を無くしたと言っていた
どうやって部屋に入るのかというと
引き戸なので扉ごとはずれるのだという
そもそもこのアパートに3階があったことも不思議だが
天気の良い日には時々3階への階段が現れるのだという
それは天国への階段じゃないのかと思うが
あの頃はそのような事が普通だった時代だった
305号室の彼女は鍵を無くしたと言っていた
どうやって部屋に入るのかというと
引き戸なので扉ごとはずれるのだという
そもそもこのアパートに3階があったことも不思議だが
天気の良い日には時々3階への階段が現れるのだという
それは天国への階段じゃないのかと思うが
あの頃はそのような事が普通だった時代だった