みなさん、こんばんは。
Aさん邸の打ち合わせが先日行われましたが、私が帰ってしまった後で、ひさし(軒)の長さの話し合いがあったそうです。
Aさんの希望としては、外観の調和を考えた上でなるべく長く・・・ということだったようですが、これは大変良いことだとおもいます。
メーカー側としても対応できます、ということのようで。
まあ当然か!
ひさしは、夏は日射を遮り、冬は日射を取れ入れますが、必要な長さとしては、
サッシの下部からひさしまでの距離 × 0.3~0.4倍
とされています。
さくら事務所の大下さんから教えてもらったことですけどね。
私が住んでいる家の2階には、バルコニーに出るための掃き出し窓があり、窓の高さは1.8mくらいでしょうか。
窓の一番上からひさしまで0.2mくらいありますから、先ほどの計算で言うと、
(1.8m+0.2m)×0.3~0.4 = 0.6~0.8m
となります。
実際にひさしの長さは0.6mくらいなので、この計算結果に準じていることになります。
ただデザイン性と軒の長さは、屋根の形にもよるんでしょうが、切妻屋根の場合だとこの計算に則るのは難しいでしょうね。
うちは切妻で、軒が出ているのではなく窓の上にひさしがニョキッと張り出していますが、デザイン云々言ってしまうとちょっと・・・という感じもします。
Aさん邸では、機能性と外観をうまく融合したものが出来上がると良いですけどね。