山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

『真子』は、やっぱり和食かなあ

2023年12月28日 | 日記

 今回贈られてきた海の幸の中に、今年も『真子』が入っていた。

 スケトウダラのタラコを『助子』と言うのに対して、マダラのタラコを『真子』と言うらしい。

 マダラのタラコだけに、巨大なものだ。

       これで、700g程あります

 マタギは、この『真子』さんが大好きなんだけど、去年届いたものが大きすぎたので食べ切れず、冷凍保存にして少しずつ食べていた。

 それが消費し切れていなところに、また届いてしまったという状況なんです。

 冷凍保存してある分は、醤油みりん風味の下味がついています。

 だったら、この際、全然違う味付けで調理してみようか。

 そう考えて作ってみたんですね。

 名付けるとしたら炒りタラコのヨーロッパ風とでも言ったらいいのでしょうか。

 まあ、とりあえずやってみます。

 ・タラコの半分の皮を剥いて

 ・一応、かさ増しのために糸コン1丁

 ・調味料は、EXバージンオリーブオイルと、塩とオールスパイスだけ

 ・丁寧に炒って味付けして

       出来上がり

 まずくはないんですよ。でもね、何かが足りない

 よーく味わい続けた結果辿り着いたのが、醤油と出汁の風味じゃないかということ。

 2日後、調味料を加えて再調理することにしました。

 ただ、既に塩味がついているので控えめに行ってみます。

 ・醤油とみりんと顆粒出汁を少しずつ加えて

 ・煮詰めていきました  すると

       見た目はそんなに変わらないのに

 すごくいい香りと味に変身!

 やっぱり、真子さんには『和』の味付けか。

 再認識させられました。

 残っていた真子さんたちも、素直に酒醤油みりんで味付けして冷凍保存することにしました。

 考えてみると、パスタなんかで、タラコを使うこともあるけど、やっぱり『和』のテイストが加わるもんね。

 いい勉強になりました。

 それから、もし洋風の味付けで『真子』さんを楽しむとしたらどうすればいいのか。

 大きな宿題をもらった気がします。

 ありがとうございました。