
この半月あまり、夏のアウトドアとして夜釣りに挑戦してきた。
この命を削られそうな暑さを避けることと、マタギの行動欲求を満たすことが目的である。
そして、あわよくばウナギとかアナゴをゲットして、土用の丑の日の食卓に花を添えたいという皮算用があった。
しかし、目論見は、もろくも崩れてしまい、結局、近所のスーパーで、かば焼きの材料を買い求めることになってしまった。(チャレンジは、まだまだ続きます)
そんでですなあ。
スーパーの鮮魚コーナーに行ってみたら、ここぞとばかりに各種かば焼きの大売り出しをしています。
こちらについては、前もってチラシを読んでいたので、決めていたものをさっさとカゴに入れてしまったんです。
これで、本日の買い物の目的は達成と言いたいところなんだけど、非常に興味を惹かれるパックを見つけてしまったのだ。
それが、
この子たちです
そう、スルメイカです。 青森県産だそうだ。
さすがにこの季節だから、そんなに大きくはないんだけど、このぐらい生きの良いものを見たのは2年ぶりだろうか。
とにかく、ニュースとかを聞くと、スルメイカ漁は不振を極めてきたらしく、少なくとも去年は、一度もまともなスルメイカに出会うことがなかった。
しかしですなあ、これは、刺身になりますよ! 直感的にそう思ったんです。
かば焼きの材料は買っちゃったんだけど、この子たちも連れて帰ることにしました。
ラッキーだったのが、買い物に出かけたのが、土用の丑の日の前日だったこと。
したがって、明日の夜までに、このイカちゃんたちを戴いてしまえばいいわけだ。
帰宅後、本日の料理予定に刺身だけは割り込ませてもらうことにした。
何てったって、鮮度が命だからね。
とにかくさっさと始めたいのだが、このところの山形は、体温を越える猛暑日が連続している。
せっかくのイカちゃんを傷めないように気を遣いながらの調理となった。
素材は勿論だけど、水や調理器具にも熱がこもりやすいので気を付けた。
まな板は冷蔵庫で冷やしておきました(以下同様)
さて、水も皿もボールもOK 。
始めましょう!
・足とワタを抜いてエンペラを外したら開いて皮を剥きます
やっぱり鮮度がいい。
スルっと皮が剥けました。
冷水で洗ったら、
・イカそうめんと思ったんだけど、意外と難しかった
わかる?この透明感
冷やしておいた皿に盛り付けて一丁上がり。
イカは4杯あったんで、残る2杯はぽっぽ焼きにしましょう。
・醤油とみりん各大さじ1に、ショウガの摺り下ろし適量
しばし待機です
・残り2杯は骨を抜いて洗い、烏トンビも外して吸盤をこそげ落としたら
・つけ汁と一緒に袋に入れて
出番は、明日のお昼になりそうです。
・ワタは塩辛になります
そして翌日。
いい色に浸かりましたよ
・フライパンに油を敷いて、身だけを焼いたら酒をふりかけて蒸し焼き
・とどめに漬け汁を絡めていくんだけど、焦げ付き注意
はい、出来上がり!
昨夜の刺身も超旨かったけれど、ぽっぽ焼きもすんばらしい!!
このまま夜には、かば焼き大会に突入するんですけど、完璧ですね。
37.5℃まで気温の上がった今日の山形だけど、その暑さを吹き飛ばすような料理になりました。
ご馳走様でした!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます