山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

ハッピーなエビチリ

2024年06月16日 | 日記とレシピ

 今週は きつかった。

 週五日の勤務は当然なのだが、この時期、陸上競技の地区大会が目白押し。

 ここまでは例年通りなのだが、更に町内会の会合が連続して入ってしまった。

 その結果、休みはゼロ。朝から晩まで拘束される仕事が3日間も続くことになってしまった。

 もう嫌だ!

 と思っていたところに朗報。

 マタギのスケジュール表に書いてあったメモに間違いがあったのだ。

 今夜予定されていたはずの町内会の会合は転記ミス。

 だとすると、今夜は自由に使えるってことじゃないの!

 嬉しい!

 だったら、どうするかって、この時間だったら、勿論、クッキングですよ。

 早速、妻に食事の予定を聞いてみると、未定だそうだ。

 俺に作らせて!

 多分、この時のマタギは、禁断の扉を開けに行くドラマのヒーローのようなオーラを纏っていたのだろう。

 妻は、一も二もなく台所の主導権を渡してくれた。

 で、喜んで食材を探したんだけど、山菜ばかりでメインに使えそうなものが見当たらない。

 冷凍庫も探すと、ようやく心惹かれる食材に出逢えました。

 その名は、むきエビ

 そう言えば、暫く作っていなかったじゃん。エビチリ行ってみましょう!

 下ごしらえ・調理の部

 むきエビの解凍は、袋ごとやってしまうことにしました。

 その分、時間がかかるけど、手間が省けます。

 チリソースを作っておきましょう

 ・ショウガを適量おろしておきます

 ※材料は、水大さじ4にケチャップ大さじ3、酒大さじ1に砂糖5gごま油7g醤油6g鶏がらスープの素2gとニンニクチューブとショウガ適量

       混ぜると、既にいい香り

 ・解凍したエビにもおろしショウガと酒を塗して

 ・馴染ませておいたら、加熱の直前に水気を拭き取って

 ・片栗粉を塗します

 ・タマネギ(大)1/2個をみじん切りにして

 ・エビに続いて炒めます

 タマネギが透明になったら、

 ・ソースを加えて煮込んでいきます

 ※片栗粉のとろみが出てくるので火を止めて

       出来たぜ

       本日の夕食

 頭の中の計画では、21時ごろに帰宅して、一人寂しく夕食を戴くはずだったんだけど、すんごく得してハッピーな気分です。

 ああ、美味しかった!

 こういう間違いなら、またあってもいいっすね。

 何はともあれ、美味しいエビチリ料理に、

 ご馳走様でした!


余ったクリームの使い道2

2024年06月15日 | 日記とレシピ

 余らせてしまったカスタードクリームが、これほど簡単に美味しいパンに変身させられることには、驚かされたのだが、次のアイディアにも驚かされてしまった。

 それでは、第二部の経過を辿ってまいります。

       残ったカスタードクリーム

       重さを量ったら170gほど

 これをベースにしてカスタードプリンを作ります。

 ただ、ここから先があまりにも簡単なので、この際、カラメルソースの練習もやっておきましょう。

 ・砂糖50gに水30gを加えて

 ・弱火で煮詰めていきます

 ・色が変わってきました。

 ・泡が小さくなったら火から下ろして深呼吸。

 ・熱湯24gを加えたら丁寧に混ぜて

       出来上がり うまくいったぜ

 ※熱湯は沸かしたお湯をポットに入れておいて、計量カップに移して使ったらいい感じでした

 それでは、本番、参ります。

 ・クリームに砂糖5g程を加えて

 ・牛乳1本半を入れたら

 ・よく混ぜて網で濾したところに、溶かした粉ゼラチン(7g+お湯70g)

 ・もう一度よく混ぜたら盛り付け

       ガラスカップ5杯分になりました

 冷蔵庫で1時間冷やしたら出来上がり。

       皿に落としてみるとプルプルです

       もちろん、カップのまま食べてもOK

 これって、反則じゃね?

 今までの苦労は何だったのだ、というくらい簡単です。

 しかも美味しい。

 ただ、改善点がないわけではない。

 牛乳とゼラチンの割合を減らすと、更にフワフワになりそうな気がするんです。

 これも、夏の暑さがよく似合うおやつなので、次に作るときに試してみようと思います。

 ま、何はともあれ、目的だったカスタードクリームの消費は無事に終了です。

 それにしても、今回のプリンにしてもクリームパンにしても、目から鱗の簡単さと美味しさでした。

 こういう失敗なら、何回やってもいいですね。

 すごく得した気分です。

 ご馳走様でした!


余ったクリームの使い道1

2024年06月14日 | 日記とレシピ

 先日作ったのに、すっかり余らせてしまったカスタードクリーム。

       たっぷり作ってしまったカスタードクリーム

 もともと考えていた使い道に至るには、遥かなる道のりがあることが分かってしまった。

 そこで、とりあえず、悪くなる前に美味しく消費する方法を調べてみた。

 すると、いっぱいあるんですねえ、面白いアイディアが。

 やっぱり、同じようにクリームを余らせて困ってる人が沢山いるってことだ。

 おっちょこちょいはマタギだけではなさそうなことが分かり、少しホッとした。

 さて、数多ある余りもの消費レシピの中から、簡単で美味しそうなものを選んで作ってみましょう!

 一つ目に選んだのが、クリームパン

 もともと作りたかったお菓子とも共通点があるし、何と言っても超簡単そうなのでやってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 まずは、使う材料の少なさに驚き。

 ※ホットケーキミックス200gに牛乳40gと卵1個だけ

 本当にできるのかなあという気持ちがある一方で、ホットケーキミックスの魔力が半端でないことも分かっているから、そちらの方を信じて作ってみます。

 ・卵1個(LL)を解きほぐしたら

 ・パンの照り出し用に一部を外しておきます

 ・ホットケーキミックスを量り取ったボールに

 ・残りの卵を入れて

 ・牛乳も足したら

 ・ゴムベラで捏ねて

       まとめました(約300g)

 ・大体6等分したら、薄力粉の打ち粉を敷いて

 ・麺棒で伸ばしたところにカスタードクリームを乗せて

 ・折りたたんで閉じ目を塞ぎます

 ・綴じ代に切れ目を入れてクッキングシートへ

 ・ここに用意しておいた溶き卵を塗って

 ・180℃のオーブンへ

 ※予熱1分+焼き時間11分にしてみました

       出来上がり!

        確かにクリームパンだ

 これで、結構美味しいんだから、驚くしかありません。

 ここから先は、個人の好みだと思うんだけど、マタギの好みは、もうちょっともっちりした食感。

 次に作るときは、強力粉とBPを足してみようか。

 それにしても、作り始めから1時間もかからないでこんなに美味しいパンができるなんて、凄いものだと思いました。

 さて、カスタードクリームは、あと半分あります。

 こちらも、意外と言うか、目からうろこの使い道になってしまったんだけど、続きは明日とさせていただきます。


ジョーカーが出てしまった 初冷やし中華

2024年06月08日 | 日記とレシピ

 同僚の一人が風邪をひいてしまった。

 いわゆる夏風邪ってやつだ。

 なんだか、コロナでない普通の風邪なんてすごく久しぶりみたいな気がする。

 でも、ここに来て風邪っていうのもよく分かる。

 何と言っても、このところの気温の乱高下が大きな原因ではないかと思うのだ。

 最高気温が10℃台まで下がったと思ったら、真夏日の暑さが来る。

 一日のうちでも、朝と昼の気温差が20℃以上もあったりする。

 これじゃあ身体がびっくりしてパニックを起こしてしまう。

 で、本日は夏日です。 乱高下の『高』の方ね。

 やっぱり、この気温の変化に適応するためには、服装と食べ物ですよ。

 本日のランチは冷やし中華。 何の異論もなく決定した。

 女性陣が出かけるというし、やってみたかったこともあるから、全面的に任せてもらいましょう。

 お昼過ぎ、そろそろ調理に取り掛かります。目標の食事タイムは1時半ごろ。

 それまでに色々遊ばせてもらいます。

 一番に試してみたかったのがメンマ

 メンマそのものは何度か作ってはいるんだけど、この春に冷凍したタケノコをうまくメンマに変身させられるかどうか試したいのだ。

 ということで、

       拍子木型で、だし汁に漬けたタイプのタケノコです

 ・ジップロックごとぬるま湯に浸けて解凍を始めます

 この間に作れるだけの具材を作っておきましょう。

 金糸卵、行ってみます。

 ・卵にお酒と砂糖と塩少々加えて解きほぐしたら、網で濾して

 ・中火で焼くのはいいんだけど

 ・ランディング地点に濡れ布巾を用意しておき、卵が固まってきたらここにジュッとおいて蓋

 ※名手、白ごはんさんの作り方です

       固まり切っていないけど、まあいいや

 ・細く切り分けると、トロっとして美味しそうじゃないの

 一丁上がり!

 続いて、贈答品シリーズ

       何やら由緒ありそうなベーコンを戴いたので使わせていただきます

       薄く切ってチャーシュー代わり

       こちらも戴き物で、刻み海苔

 ・トマトの皮を剥いて8等分に櫛切り 

 ・キュウリ1本千切り

 いよいよタケノコの解凍が済んだようなので、

 ・タケノコ250gに合わせて、中華出汁8g、醬油10g、ごま油に砂糖にラー油はそれなりに入れて(だし汁+水=ヒタヒタも必須)

 ・中火で煮詰めていきます

       出来上がり!(超美味しかったです)

 掘ってきてすぐに冷凍したからかな? 冷凍のだし汁が効いたのかな?

 とにかく大成功です。

 もう、何丁目だか分からないけれど、具材は、これでほぼ出そろいました。

 残るは、麺つゆです。

 ・穀物酢100mlに醤油90g、冷水50gと砂糖27gにごま油5gを混ぜて準備完了

 ぷくっとぷくまるさんのレシピを参考にしました。

       本日の冷やし中華ラインナップ

 ・太めの生麺を時間通り茹でたら、冷水で締めて

 トッピングは各自にお任せ。

       はい、出来上がり

 これ、すんごく旨かったです。

 暑かったからと言うのが一番の理由なんだろうけど、ツユも金糸卵もメンマもチャーシューも稀に見る美味しさ。某メーカーの太麺も、コシがあってツユをよく絡めて非常に美味しい。

 多分今年の夏も、冷やし中華にはかなりお世話になると思うんだけど、冷やし中華との対戦が始まったと思ったら既にジョーカーが出てしまった感じ。

 スポーツで言ったら、試合開始早々の一本勝ちとかノックアウトみたいなもの。

 これを超えるにはどうすればいいんだ?

 かなりレベルの高いハードルです。

 なんだか、早くも今年の夏の目標が一つ決まった感じがします。

 今年の夏の自由研究テーマは、美味しい冷やし中華。

 必ずこの味を超えてみせましょう!

 とりあえず、ご馳走様でした!!

 さあ、ワクワクしてきましたよお!!!


雨降る朝にドーナッツ

2024年06月02日 | 日記とレシピ

 昨日来降っている雨が、今朝も続いている。

 せっかくの休日なのだが、山遊びは、昨夜のうちから早々に諦めていた。

 しかしだ、

 目覚めてしまうんですよ、夜明け前に。

 これは、深夜・早朝行動開始の生活リズムが身体に染みついた結果。

 ここで無理やり布団に潜り込むという選択肢もなくはないのだが、なんだか勿体ないじゃない。

 ほら、早起きは三文の徳とも言うじゃありませんか。

 起きて活動した方が、きっといいことがあるに違いない。

 そう思って起き出すと、何か楽しいことはないか考え始めた。

 で、ふと思いついたのがドーナツづくり。

 これまで、長年にわたってドーナツもどきは作ってきたけど、まじめに作ったことがない。

 せっかく暇になって、時間がたっぷりある休日だから、作ってみようじゃないの。

 で、早速、世に発表され、しかも好評を博しているレシピを探ってみた。

 すると、どういうわけか『絹ごし豆腐』を使ったレシピが、ネット上を席巻していることが分かった。

 なんでやねん?

 不思議なのだが、一般人のみならず、有名な料理研究家も作っているし、評判もそれぞれ高いのだ。

 さて、これは試してみる価値がありそうですね。

 ただ、残念ながら、我が家には絹ごし豆腐の買い置きがない。

 だけど、今の世の中は便利ですねえ。

 ちょっとコンビニに行ってみたら売ってました。

 早速買ってきて作り始めたのが午前6時前。

 調理の作業はすごく簡単だったのでお勧めです。

 それでは、その記録を、

 ・使う材料は、絹ごし豆腐1パック(150g)と同量のホットケーキミックスと卵1個と砂糖20gにしてみました

 ・ボールに卵と豆腐を入れたら

 ・それぞれをしっかり砕きながら混ぜました

 ・なんとなく豆腐のつぶが気になったのでミキサーを使ってみたけど必要ないかも

 ・砂糖とホットケーキミックスを入れたら

 ・ゴムベラで混ぜて

 ・170度の油で揚げていきました

 何とか丸い形にまとめたくて、あの手この手と試してみたんだけど、名人の皆さんのようにはまとまりませんでした。

 ま、いいか。

       溶かしたチョコを塗ったり

       パウダーシュガーをかけたり

       ココアパウダーもありですね(これが一番好評でした)

       楽しく美味しく作ることができました

 途中にラジオ体操を挟んで、全部できたのが午前7時前。

 簡単だし美味しいし、こういうちょっとした時間があるときにお勧めのスイーツですね。

 前回のあずきパイに、全くひけをとりません。

 

 ふと気づくと、雨音が止んでいます。

 空も明るくなってきた感じ。

 これは山遊びのチャンスだ。

 えーと、この時間だと、短期決戦しかないから、前回と同じY川の広場かな。

 お~い。

 山に出かけるから、好きなだけ食べていておくれ。

 妻に告げて、速攻で山に出発。

 

  To be continued!