山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

よい おとしを(さんぽうた122)

2021年12月31日 | いきもの

  よいおとしを   ろぜっと ゆめみ

 

だいじょうぶ

じぶんで おきるから

 

どんなにさむくても

わたしは へいき

 

すやすやと ねむるの

はるの ゆめを みながら

 

そうして

 

はるのひかりが

ゆきの もうふを とかして

 

はるのかぜが

わたしの ほおを なでたら

 

かならず おきるからね

 

それまで おやすみなさい

よい おとしを

 

 

 当地では、雪が積もったかと思うと融けて、また積もったかと思うと融けてを繰り返しながら、根雪の季節を迎えることになります。

 それから春が来るまでの長い間、それぞれの生き物たちが、それぞれの方法で厳しい季節を乗り越えていきます。本当に生き物の知恵には驚かされるし感心させられるばかりです。

 その中の一つがこれです。

       ロゼットです(根雪になる前に撮りました)

       これもそうでしょう

       越年草って言うのかな?

       こうして放射状に地面に葉を広げます

 どれだけ雪が積もっても、「折れる」なんてことはありませんよね。そして、多分、地下に伸びた根を中心として、凍らずに冬を乗り切るんですよね。

 雪が融けて、春を感じると、この広げた葉っぱがたくさんの光を集めて、いち早く茎を伸ばしたり花を咲かせたりするのだと思います。

 逞しいものです。

 私たちも、ロゼットさんにあやかって元気に年を越せたら良いなと思い、ロゼットさんの声を掲載させていただきました。

 今年一年、色々とお世話になり、ありがとうございました。

 どうか、よいお年をお迎え下さい。


来年も楽しみ!肉饅ランチ

2021年12月30日 | 日記とレシピ

 昨日、冷凍しておいたナメタガレイを煮付けにした。妻が、その一部を実家に届けてくると言う。

「じゃあ、昼飯は作っておくわ。」

と、妻を送り出してから考える。

 この寒さでしょ。あったまり料理だわな。

 そしてですね、ホットケーキミックスがあるでしょ。これを活かさない手はない。

  ポクポクポクポク チ~ン

   ≪肉饅とカレー饅≫

 ここのところ、ホットケーキミックスで楽しませてもらうことが続いている。試したのが、ピザと肉饅とマフィン。どれも美味しかったのだが、どれも更に応用が可能な料理だと思っている。その辺を確かめていくのが、これからの楽しみの一つなんですよ。

 下ごしらえ・調理の部

 「先に豚コマを使ってもらえると嬉しいんだけど。」

そう言われて冷蔵庫を見ると150gほど残っている。これを挽肉に変えてしまいます。

 ・FPで一気にいきます

       これをギューン!

       あっという間に出来上がり

 便利ですわい。

 ・白菜100gをみじん切り。600w2分のレンチン。暫く冷ます

 ・みじん切りのネギと椎茸と合流

 ・中華出汁砂糖ゴマ油醤油片栗粉各大さじ1強、砂糖12gを加えて捏ねる

 ・用意しておいた生地(粉250g+水100g+サラダ油少々)とともに半分に分ける

       こんな感じ

 ・餡の片方にカレールー1/2片を削りおろして混ぜる(カレー粉もちょっと)

 ・生地をそれぞれ4等分して、直径12センチぐらいに伸ばしました

 ・餡を包んでいきます

 ※餡を押し込めつつ、生地を回しながら閉じていく

 ・クッキングペーパーに敷いた饅頭を強火1分弱火18分間蒸します

       見た目では区別出来ませんが、どっちも旨い!

       食べかけですが、左がカレー饅 右が肉饅

 家族の感想は、カレー饅の方が、味がはっきりしていて良いということでした。作者としては、どちらも愛しい我が子なんですけどね。

 いずれにしても確かなことは、これまでの料理もいいけど、変化を加えても美味しかったということ。結果として応用範囲が広がったこと。そして、更に広がりそうなことが嬉しい。

 実は、もっと別な味付けも考えていたんだけど、今回は手が届きませんでした。

 それにしても面白いじゃないの。今後がますます楽しみです。

  2022年になっても、色々試して楽しませてもらいますよ。


イケメンタイコ!

2021年12月29日 | 日記とレシピ

 今回のお魚戦国時代、解決のために冷凍や干物に配置換えをして危機を乗り越えてきた。一方で、早くから冷蔵庫に待機させて熟成を待っていた食材もあったんだっけ。

 このところ、物忘れが多くなって困っているマタギだが、今回はカレンダーに書き込んでおいたので手遅れにならずに済んだ(と思う)。その食材とは、

  ≪タラコ⇒明太子≫

 今回戴いたお魚たちは、美味しそうな卵を持ったものが多くて楽しかったんだけど、その中でも、スケトウダラの卵があまりにも美味しそうだったので作ってみたのだ。

 下ごしらえ・調理の部

 ・タラコの汚れを落とし塩をまぶす

 ・キッチンペーパーで包んでラップで包む

       ここに塩をかけて

       包んで密封

 ・1日冷凍庫へ(アニサキス対策)

 付け汁を準備します

 ・だし汁200mlに酒大さじ1と砂糖コチュジャン小さじ2、塩と醤油小さじ1を混ぜ、昆布10㎝を漬しておきます

 ・冷凍しておいたタラコを、そのままこの液に浸けて密封

       こんな感じ

 ・1週間ほどチルドで保存してみました

 さあ、1週間が経ちましたよ。どうなっているでしょう。

 袋から出して、半分だけ切ってみました。妻と味見。

「美味しい!!」

全く同感。これは、売り物のタラコとは別物の美味しさです。

       言い方悪いけど、この危うさが良い

 一言で言うと新鮮なのだ。

 多分、売り物の方は、賞味期限を延ばすために水分を飛ばすとか塩分を増やすとかの工夫をしているのだろうが、自家製の場合、その必要がないから、より生のタラコの風味を味わうことが出来るのだと思う。

 当然、夕食は、こうなります。

       なんという美しさよ

 「ご飯、なくなりそう。」

またまた同感。これは、極めて秀逸なイケメンであります。

 作ってみて良かったわい。市販品ほど保存期間は長くないと思うけど、これが本当のタラコの味なのかと思い知らされる料理になりました。

 いやあ、戦国の世が過ぎて、太平の世が来ても、まだまだお魚たちの旨さを楽しめそうです。

 ありがたやありがたや。


残り物の残り物料理で福々?

2021年12月28日 | 日記とレシピ

 初めて挑戦してみたクロワッサンは、非常に美味しかった。今後、パイ生地が余ったら、迷うことなくこの料理で楽しみましょう。いや、むしろ、このために生地を用意すべきかもしれない。今回はベーコンにチーズと、チョコにグラニュー糖だったけど、多分、トッピングのバリエーションは、無限大と言えるほど広いはずです。

 ところで、また余っちゃいましたよ。残り物のパイ生地料理で、また残り物が出来てしまった。

       コーティング用の溶き卵

 それにですね、

「これ、賞味期限みたい。」

と妻から言われた食材がある。

       ニョッキというもの(パスタの一種ですね)

 確かに、買った覚えはある。でもさ、何で買ってきたんだっけ?全く覚えていない。とにもかくにも、はっきりしているのは、サッサと調理してしまわなければならないということ。どうする?

  ポクポクポクポク チ~ン

   ≪ニョッキグラタン≫

 これは、主食ですね。たっぷりと使って楽しませていただきます。

 そんでですね。ここからが面白かったので、記録として残しておくことにしました。

 この時、残り物の溶き卵を活かすための料理も考えていました。直感的に『揚げ物』と思ったんだけど、以下の通りになりました。

 下ごしらえ・調理の部

 まずはグラタンです。

 ・タマネギ1/2個シイタケ1本を薄切りに、豚挽肉100g(下味塩コショウ)とともに炒めます

       この辺がグラタンの材料

 ・挽肉に焼き色が付き、タマネギが透明になってきたら火を止めて

       薄力粉大さじ3ほどをかけて和えます

 ・牛乳300mlを加えてとろ火

 ・ウスターソースとケチャップ各大さじ3も加えて

       とろみが出てきました

       ニョッキを茹でて、浮いてきてから3分

 ・水を切ってソースと合流して再々加熱

       耐熱皿に盛ったら溶けるチーズを乗せて

 ・オーブン250℃で12分

 (^0^;) 写真忘れて食べちゃった。・・・美味しかったです。

 そんでもって、ここからは、チーズメンチ(これも、先日の情報誌に載っていた料理です)。

 残った挽肉とタマネギの半分(1/4個みじん切りに)と溶き卵を使って調理します。

       これを混ぜて(ベーコン40gと塩コショウも入りました)

       粉チーズもたっぷりと入れて

 ・ある程度まではゴムべらで、最後は手で捏ねます

 ※粘りが出てきます

 ・一口大よりもちょっと大きめに丸めて、薄力粉を纏わせます

 ・クロワッサンで残った溶き卵に薄力粉と、これまた残った牛乳を加えて、バッタ液準備

 ・パン粉をまぶすと

       こんな感じ

 ・中温で揚げます

       手前がチーズメンチ(可愛く出来ました)

 ・最後に残った液にパン粉の残りとタマネギの残りを和えてかき揚げにしました(写真奥)

 すみません。夢中になって食べたので、こっちもその後の画像がありません。(_ _)

 美味しかったことは良かったんだけど、それ以上に嬉しかったのが、半端に残った食材がすっかり使い切れたこと。

 消費し忘れて残った食材を使って出来た料理。そこで残った食材に、前回の料理で残った食材とが合わさって新たな料理が出来ていき、結局全てがまとまって美味しく戴けた感じです。

 いやあ、よかった!何とも言えない達成感です。これで、未練を残さずに新年を迎えられるぜ!

 ・・・と言いながらも、やり残し、使い残しがないっていうのも、つまらないなあ。何か残っていなかったか探してみようかな。・・・あった!

 ふっふっふ  To be continued!


残り物料理には福!

2021年12月27日 | 日記とレシピ

 先日、パイの料理を楽しむために生地を作ったんですけど、具材が足りなくて、生地を使い切れないでいました。そもそものレシピはパーティー用なんだけど、実際食べたのは三人だけだったので、余ってしまったのは仕方ないでしょう。

 で、残ったパイ生地を使って何か楽しい料理は出来ないかと考えていたんだけど、クロワッサンに出来るというものを見つけてしまった。しかも、一人や二人ではなく、結構大勢の人達がクロワッサンにして楽しんでいるみたいだ。これはマタギも仲間入りさせてもらわねばなるまい。早速、試してみることにした。

 調理の部

 既に、パイ生地は冷蔵庫に保存してあるので、殆ど手間がかからない。市販の『パイシート』を買ってきても同様だと思う。

 ・5㎜ほどの厚さのあったシートを、麺棒で更に横長に伸ばします

 ・二等辺三角形に近づくように切り分けていきます

       面積のお勉強を思い出す

 ※お好みの幅で。・・歪んでいたら、麺棒で調節

 ・半分は、オードブルに

       ベーコンとチーズ乗せ

 ・もう半分は、お菓子に

       チョコチップとグラニュー糖乗せ

 ・底辺の方からクルクル巻いていきます

 ・クッキングシートに乗せてから、溶き卵を塗ります

       これで、準備OK!

 ・200℃のオーブンで12分加熱

       おおっ、いい感じ!

 手前がオードブルの方で、奥がデザートなんだけど、どっちも旨かったっス。もちろん、評判もハナマル。

 残り物には福と言うけど、今回作ったパイの残り生地は、当初予定していた料理を上回る美味しさでした。

 いやあ、やってみるもんだ。これは、また作るべきでしょう。

 新たな楽しみが、また広がってしまいました。

 パイ生地さん、そして、ネット上の多くの方々、ありがとうございました。