山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

猛暑の昼下がりは二刀流で

2024年06月27日 | 日記とレシピ

 皆さんのお住まいの地域はいかがだろう。

 マタギの住む山形は、今年も身の危険を感じるほど暑い。

 一応梅雨入りしたので、暑さもちょっと一息ついた状態だけど、本日の日記は、その直前の台所での記録である。

 とにかく暑い。

 で、山菜の下ごしらえが済んだところで、この暑さを乗り越える料理を考えることにした。

 冷蔵庫を開けると、そこは、流石に山形県の台所。サクランボがあるじゃない。生クリームもあるから、サクランボを使ったアイスクリームなんかできるんじゃないかな。

 ただ、去年は、これで失敗している。

 確か、サクランボをペースト状に加工してアイスに混ぜ込んでみたんだけど、色ははっきりしないし、味もよくわからない不思議なアイスクリームができてしまったのだ。

 これは、マタギが欲張った結果。

 今年は、あまり欲張らずに、サクランボは加工せずに、アイスに添えるだけにしましょう。

 とにかく暑い。

 善は急げだ。早速、調理開始。

 下ごしらえ・調理の部

 ・生クリームが40gほど残っていたので、これをベースにします

 ・同量の牛乳を加えたら

 ・グラニュー糖10gとバニラ数滴を加えて

 ・グラニュー糖が溶けるまで混ぜたら冷凍庫で待機

 あんまり簡単すぎたので、アイスができるまで、スタミナ食を作って待ちましょう。

       鶏モツ(600g)を買ってきて煮込みにします

 ・食べやすい大きさに切って血合いを抜いて茹でたらアクを掬って

       生姜を4枚分ほど千切りにして

 ※酒100、醬油75、みりん50に砂糖30gで味を付けます

 ・ゆすりながら強火でガンガン煮詰めて

 ・水分があらかた飛んだら火から下ろして

       出来上がり! これが暑い日に旨いんだわ

 さて、冷凍庫の方もいいんじゃないかな?

       こちらは可愛く冷たく出来上がり

 やっぱり、こういう魂を吸い取られそうな暑さの日には、二刀流ですな。

 ガッツリと栄養を摂って、涼を味わう

 なかなか充実した昼下がりの台所になりました。

 甘露甘露!


なんとかなったかな?ロールクロワッサン

2024年06月23日 | 日記とレシピ

 月山筍の聖地巡礼の翌日。

 本日は夜勤なので、午前中を自由に使える。

 せっかくの時間なんだから有効に活用しなければ。

 身体の節々は痛いが、ラジオ体操で体をほぐした後、この夏の課題に取り組むことにした。

 作るのは、先日来挑戦しているお菓子。

 前回のチャレンジで、一筋縄ではいかないことが分かったので、今回は途中まで作ってみます。

 本日の目標は、バウムクーヘンのようなロール状のクロワッサン

 前回、辿りつけなかった境地に一歩でも近づけるよう試します。

 多分、生地作りだけで精一杯のような気がするので、そこに集中します。

 今回は、いつも堅実なレシピを紹介してくれる富澤商店のレシピを参考にさせてもらいました。

 下ごしらえ・調理の部

 もう一度言いますが、生地だけでいっぱいいっぱい。

 これが目指すクロワッサンになったら御の字です。

 ※強力粉と薄力粉各75、砂糖と無塩バター各10,塩とドライイースト各3に、水と牛乳各45g使います

 ・ドライイーストと水に牛乳は別に混ぜておいて

 ・それ以外の材料を混ぜたところに加えて捏ねます

 ※バターはなるべく細かく切っておきました

 ・まとまったらラップをして冷蔵庫で1時間冷やします

 ・バター50gをラップで挟み

 ・麺棒で12cm角ぐらいに伸ばしたら、こちらも冷蔵庫へ

 ・冷やした生地もラップで挟んで20cm角ぐらいに伸ばして

 ・冷えたバターを対角?に置いて

 ・包むように折って、四つ折り

 ・これをまた伸ばして、向きを変えて伸ばして、三つ折りにして伸ばしたら

 ・ラップに包んで冷凍庫で30分休憩

 ・幅20cm、長さ30cmぐらいに伸ばしたら

 ・隙間なくクルクル巻いていき

 ・巻き終わりの端っこを留めたら、5個に切り分けてみました

 ・カップに移して、35℃のオーブンで1時間すると

       おおっ、膨らみましたよ!

 ・卵黄の溶き卵を塗って、200℃のオーブンに入れたら

 ※11分で焦げ目が強くなってしまったので、加熱を止めて予熱3分

       これで、一応完成なんだけど・・・

 思っていたよりもかなり膨らむことが分かりました。

 それから、これをそのまま食べると、超フワフワのクロワッサンです。

 正に、絶品!

       一部にチョコを塗って冷やして食べてみたんだけど・・・

 美味しいには美味しいんだけど、フワフワ感が弱くなって、代わりにモチモチ感が強くなりました。

 家族は、フワフワの方により感動したと、顔に書いてありました。

 何はともあれ、この作り方で絶品のクロワッサンができることが分かったので、大きな前進です。

 さあ、次は、この膨らみ過ぎをどう抑えるかということと、カスタードクリームをどうすれば生かせるかというあたりがポイントになりそうです。

 この夏の楽しみ、まだまだ続きますよ!


素晴らしきクリームとパイなんだけど

2024年06月12日 | 日記とレシピ

 このところ、仕事やボランティアが立て込んでいて、朝から晩まで休みなしという状態が続いている。

 そんな中で、今日だけは昼過ぎから自由に時間を使えそうだ。

 そこで、以前から作ってみたかったスイーツに挑戦してみることにした。

 ただ、段取りを考えていくと、どうも昼過ぎに取り掛かったのでは間に合いそうもない。

 だったら、得意の朝仕事でしょう。

 一部を朝のうちに済ませてしまい、帰宅後に続きに取り掛かる計画にした。

 朝のうちに作っておくのは、カスタードクリーム

 これが、驚いたことにレンジだけでできてしまうというものなのだ。

 とりあえず、やってみますね。

 ※卵1個と牛乳200mlに砂糖50gと薄力粉15g+バニラ

       シャカシャカと混ぜて

       粉っぽさが気になるので濾して

       耐熱容器に移したら

       軽くラップして500wで2分半

       ほとんど変化なしだけど

 「ライダー」さんの言うことを信じて混ぜたら、もう2分半追加のレンチン。すると

        あらら、出来てる!!

 バニラをちょっと足して混ぜたら、冷めるのを待ちます。

 驚くほど簡単にカスタードクリームが出来てしまった。

 さて、続きは帰宅後ですね。 本日は、競技会の審判です。

 

 帰宅後、続きを再開しました。

 ・・・と言っても、目論見とは全然別のお菓子が出来てしまったんです。

 でも、かなり美味しかったし、この事実が次につながるはずなので、記録を残しておきます。

 帰宅してから取り組んだのは、冷凍パイシート伸ばし。

       目標の大きさまで伸ばしたら、一旦冷凍し直して

       ある程度硬いうちにラップを剥がしてクルクル巻き

       6個に切り分けてカップに入れたら200℃のオーブンへ

 ※それなりに膨らむと思ってカップに入れたんだけど・・・

       15分後 あれれ?

       結構しっかりしたパイです

 この時点で、朝作ったカスタードクリームの出番はなくなりました。

 代わりに、チョコレートを少し湯煎して、

       パイに塗ったらデコレート

       夕食後のデザートに戴きました

 大変喜ばれたんですが、これは、予定とは全く別のスイーツです。

 まあ、一口チョコパイとでも名付けましょうか。

 マタギの考えているスイーツに到達するには、かなり長く遠い道のりが待ち受けているようです。

 これも、冷やし中華とともに、この夏の宿題になりそうですね。

 さて、余らせてしまったカスタードクリーム、どう使おうかな?


冷凍スイーツから冷蔵スイーツへ

2023年09月01日 | 日記とレシピ

 8月最終日。仕事が休みだったので、例によって早朝クッキングをすることにした。

 明日から9月。ということは、気象庁の区分でも秋に突入するわけなので、『冷たい』ではなくて、『涼しげな』スイーツをつくってみたいと考えた。

 で、思いついたのがレアチーズケーキ

 これまでの料理は、ほとんどが冷凍庫頼みのものだったが、これは冷凍庫不使用。

 まだまだ猛暑日の続く山形だが、そろそろこういう切り替えも試したくなってきたのだ。早速行ってみます。

 下ごしらえ・調理の部

 工程がかなり長いので、画像と数値中心で行ってみますね。

 ヨーグルトの水切りから

 ・プレーンヨーグルト400g(あれ?減ってる?)

 ・600w 2分間レンチン

 ・キッチンペーパーを敷いたザルとボールで水切り1時間

 ・クッキングシートでケーキ型準備

 (3匹の子豚の長男の家レベルで大丈夫)

 ケーキの台を準備します

 ・ビスケット100gを

 ・FPで数秒

 ・ジップロックに移して、粗い粒を潰しておきます

 ・バター50gを牛乳20gと合わせて加熱

 ※すぐに溶けます

 ・ビスケットの袋に注いで、よく混ぜる

 ・ケーキ型に敷き詰めたら、平らにならして冷蔵庫で待機

 これで、外堀が埋まりました。いよいよ本丸のケーキ生地です。

       と言っても、大したことありません

 ・クリームチーズ250gを600w20秒で2回レンチン

 ・かなり緩くなるので、砂糖60gを混ぜるとすぐ融けます

 ・更に、生クリーム200mlとレモン汁大さじ1に、生クリーム30gで溶いたゼリー7g(要加熱⇒冷まし)を混ぜ合わせて

 ・冷やしておいたケーキ台に注ぎ入れ、再び冷蔵庫へ

 この時点で午前7時半前。流石に、作りごたえがあります。

 そして、更に2時間後。

       子豚の家を解体すると、ふっふっふ

       レアチーズケーキの出来上がり!

 早速、朝食後のデザートに戴きました。

 これは、台所に秋風を運んでくれるような爽やかな味わい。

 もう絶賛の嵐でございました。

 強いて言うなら、レモンの酸味が十分に分散していなかった印象が残ったので、次回作るときには生地に各種の材料を混ぜ込む段階を丁寧に行う必要がありそうです。

 

 結局、この日(8/31)は、最高気温が38.2℃だと。この夏の最高記録更新でした。

 地球の未来が心配になる猛暑ですが、いつかは本当の秋が来るさ。その日が来るまで、せめて心が夏バテしないようにクッキングを楽しんでいきたいと思います。

 ・・・本日は、ブログにアクセスできない時間帯が長くて、いつも以上に誤字脱字だらけ、文脈もいい加減だと思いますが悪しからず。