山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

フルーツタルトで元気百倍!

2024年07月19日 | 日記とレシピ

 熱中症モドキからようやくの復活。

 ちょっと腰が痛いんだけど、多分これは別の話なので、置いときます。

 本日も仕事が休みっていうのは、非常に珍しいんだけど、すごくありがたいです。

 この半病人が、朝から勤務を再開するか、体調に合わせて自由に時間を使えるか。

 差は歴然ですね。

 何と言っても心が軽い。

 干いた潮が満ちないまま、終日のんびりと潮干狩りを楽しめる気分。

 本日は、日和りますよ。

 ただ、懸案事項がないわけではない。

       開封済みの生クリーム

 先日作ったチーズケーキで残った材料です。

 本日は、のんびりと生クリームのお相手をさせていただきましょう。

 さて、残っているのは、僅かに50gほど。

 どういう使い道があるか調べてみたんだけど、結局、カスタードクリームになってしまいました。

 どうも、カスタードクリームに使う牛乳を生クリームに代えるとコクが出るらしいのだ。

 ホイップして使うには量も少ないし、疲労が残っていてあんまり気力も湧かないから、これで行きましょう。

       材料は基本的にいつもと同じ

 ※卵1個に、生クリーム+牛乳=200g、砂糖30と薄力粉15g、バニラ数滴です

       今回はⅬ玉ぐらいかな(60g)

 ・材料を全部入れてよく混ぜたら

 ・濾して耐熱ボールに移した後

 ・レンジで500W2分半+2分で、出来上がり

「ええっ、それで出来ちゃうの!?」

たまたま傍にいて、一部始終を見ていた妻が驚いておりましたがな。

 さて、タルト生地です。 以下、数値を中心に

 ・ビスケット86g

       ジップロックとすりこ木で潰し

       アーモンドプードル10g

       無塩バター50g弱をレンチン

       よく混ぜたら

       タルト台に塗りつけて

       カスタードクリームも塗り広げて

       180℃のオーブンで20分焼いた後、冷めたら冷凍

       型から外したら

       8等分して皿へ

       フルーツ缶詰の果物を散らして冷凍

       食べる分だけ小皿に分けて解凍

       夕食後に戴きました

 なんと申しますか、完璧です。

 ガレット、カスタードクリーム、フルーツの旨さと香りが渾然となって口の中に広がります。

 当初の目的だった生クリームの消費は、勿論達成されたんだけど、この組み合わせ、凄いっスね。

 すんごく美味しいです。

 家族も喜んで、あっと言う間に食べ切ってしまいました。

 これは元気が出る! また作りますよ!


冷製パスタで復活!

2024年07月18日 | 日記とレシピ

 嬉しかったこと

 先日、山形県の陸上競技大会があって、審判ボランティア業務をしてきたんです。

 その中で、

「WBGT(暑さ指数)計測してもらっていいか?」

と言われました。

 先月の大会では、そういう要請がなかったんだけど、さすがに今回は来ましたね。

この気温と湿度の中だったら、当然計測し、公表すべきでしょう。

 「もちろん、測りますよ!」

何と言っても、この計測と公表と注意喚起を始めたのは山形市陸協。

5月の大会から実施している。

 今までの『常識』には、なかった視点だ。

 ただ、自分たちがこれまでに踏襲してきた『常識』が通用しなくなってきているという『現実』を、真摯に受け止めて、冷静に行動しないと取り返しのつかないことが起こってしまう。

 この辺の危機意識は、人任せではなく、一人一人が持つ必要がある。

 特に、組織が大きいほど動きが鈍くなる危険があるから、勇気をもって立場の垣根など乗り越えて考えを発信出来ればいい。そうして、そういう小さな声を受け止められる組織は、前進していけるのだと思う。

 マタギも、思い切って声を出してみたところ、受け入れられてここまで来た。

 ようやく県陸協でも、危機感を共有してくれたようだ。

 『県』まで同調してくれれば、県内全域に広がる日も、そう遠くないだろう。

 何と言っても、選手の健康と安全があっての競技会。

 安全が確保された中で選手たちの夢が実現できるように応援していきたい。

 

 で、これだけみんなにアピールして、注意喚起を促して、自分でも気を付けたつもりだったのに、帰宅してから具合が悪い

 とにかくだるい。 食欲が湧かない。 おまけに節々が痛い。

 これって、熱中症じゃないの?

 ミイラ取りがミイラになるってこのことか?

 振り返ってみると、マタギよりも年寄りの審判の先生たちに気を遣って、補助員の中学生の可愛い女の子たちに囲まれながら(いいかっこして)一日働いているうちに、無理がかかったんだよね。

 あ~あ。

 情けない話だけど、帰宅してから翌朝まで殆ど休み続けたら、ようやく少し身体が動くようになってきた。

 ランチぐらいは作りますかって、いよいよ本題なんですけど、なんだか書きたいことを書き切った気がするので、あっさり行きますね。

 作ったのは、夏野菜の冷製パスタです。

 最近多いパターンなんですけど、家族が留守にしている時間帯に作ってしまいました。

 ・トマトを湯剥きして8等分

 ・キュウリとトウモロコシとシソにツナ缶を混ぜて

 ・マヨと醤油とコショウを適量

 一応イタリア料理だからオリーブオイルで弛めて、塩で味を調節。

 ・パスタが茹で上がったら冷水で締めてトッピング

 具材を絡めながら戴くと美味しいんですよ。

 はあ~、ご馳走様でした!

 これで、昨日の疲れも熱中症も吹き飛んだぜ。

 

 やっぱり、年寄りは無理をせずに暮らしましょう。

 いい教訓になりました。


モダシの佃煮で猛暑越え

2024年07月17日 | キノコ料理

 そろそろ次の常備菜が欲しいんですけど、台所全体を見渡してみれば・・・、これでしょうな。

       サワモダシの塩漬けです

 我が家の台所に本格的に保存されている山菜・茸のうちでは、この子がかなり早い順番でリセットされる予定です。

 他にも、材料がないことはないんだけど、今年も予想される猛暑を乗り越える料理には、これが最適と考えました。

 で、何を作るかと言うと、佃煮

 まあ、常備菜としては普通なんだけど、モダシの場合、色々な変化を加えて楽しめそうな気がするんですね。

 つまり、モダシ君には、マタギの思いつく色々な課題をクリアして、立派な猛暑越えの料理に成長してもらいたいわけなんですよ。

 では、始めますよ。

 下ごしらえ・調理の部

 塩漬けなので、例によって、しっかり塩抜きしておきます。

 ・軽く洗って塩を流し落としたら

 ・沸騰したお湯に入れて、冷めるまで一晩

 ・翌日、もう一度水を入れ替えて、更に半日水にさらします

 ※水を切って重さを量ったら300g強ありました

       調味料は濃い目に

 ※高温多湿下なので濃い目の味付けに(酒醤油みりん各50ml)

 ※顆粒出汁もちょっと入れて

 問題は、次。

       暑さを越えるなら『鷹の爪』で浄化

 最初、威勢よく1本入れようと思ったんだけど、辛さが怖くなってきて半分にしました。

 ・種を抜いて小口切りに

 これでも怖いです。・・・どのくらい辛くなるのか。

               

 ・ごま油で軽く炒めたら

 ・調味料を全部(鷹の爪も)入れて煮詰めます

       おうりゃあ!煮詰まれ煮詰まれ!!

 ・汁気が殆どなくなったら火を止めて

       器に盛って一晩待ちました(味を馴染ませる)

 翌朝です。

 いよいよ、ご飯にかけて食べてみたら、

 旨・辛・しょっぱ!!!

 こいつは、なんぼでもご飯が進むぜ!

 うん。 これは、正に猛暑越えの料理だ。

 元気が出るぜ。

 このおかずで、しばらく楽しませてもらえそうですね。

 で、まだ桶にモダシが残っているから、なくなったら再挑戦ですよ。

 味付けとか材料に更に変化を加えられそうだしね。

 ・・・早速、妻がおろし大根に和えてくれました。これも、超旨かった!

 この夏の楽しみが、また一つ増えましたよ。


お迎えランチは冷たい肉蕎麦

2024年07月16日 | 日記とレシピ

 朝、目覚めて玄関に行くと大きな靴がある。

 ああ、帰ってきたのね。

 昨夜、眠ってしまい、気づかないうちに息子が帰省したらしい。

 何やらお盆期間中はバタバタするので、3連休を利用して来たとか。

 せっかくだからたっぷりもてなしてやりたいところだが、完全な休日は昨日だけで、今日からは、勤務に加えて町内会の会合や陸上の審判が予定されている。

 まあ、とりあえずは今日のランチからだ。

 午前中、妻の実家に顔見せに出かけているうちに準備しておきましょう。

 で、妻が買ってきたとみられる生蕎麦があるので、これをベースに考えた結果、冷たい肉蕎麦に決めました。

 前回のおろし蕎麦も捨てがたいんだけど、ちょっと好みが分かれそうなので、より万人請けしそうな料理をチョイスしました。

 早速、下ごしらえだけ済ませておきましょう。

 冷たい肉蕎麦の場合、『つけ蕎麦』じゃなくて『かけ蕎麦』の冷たいバージョンなので、冷たいつゆをあらかじめ準備しておく必要があります。

 そして、これが料理の肝と言っても過言ではありません。

 毎年、大晦日から新年にかけて戴く年越し蕎麦は、麺とつゆを、知り合いの肉蕎麦専門店から取り寄せているんですけど、つゆが一級の完成品だから、酔っ払いが茹でた蕎麦でも美味しく戴けます。

 自家製の場合どうなるか。その辺を中心にまとめておきます。

 ・鶏もも肉で出汁を取ります

 ・水500gを沸かして、鶏もも肉150gを茹でます

 ※グツグツ沸いてきたら、アクを掬います

 ※鶏肉も取り出して冷ましておきます

 ・薄切りにして待機

 ※火の通りがミディアムでした。もう一度茹でても良かったかも

 ・ネギも、散らす分だけ切っておいてラップして冷蔵庫で待機

 ・鶏だし汁に調味料を加えます

 ・出汁醤油(画像は間違い)300gとみりん50gに顆粒出汁適量を加え

 ・一度煮切ってから、水300gを追加

 ※普通のかけ蕎麦よりも、ちょっと濃い目なはずです

 これを凍る直前まで冷やすんですけど、

 ・まずは、つゆの内外から、あの手この手で冷やし

 常温(多分30℃以下)まで下がったら、

 ・製氷室で待機させます

 ※よっぽど長時間かけない限り凍る心配はありません

 あとは、皆さんの時間の都合に合わせて麺を茹でて、しっかり冷水で締めたら盛り付けて、

       いただきます!

 これが、やっぱり旨いんだわ。

 鶏肉出汁の効いたちょっと濃い目のつゆが、太めの麺に絡んで旨さを引き立てます。

 で、このつゆの冷たさが、全体の味と食感を引き締めてくれるから、ますます美味しくなるんだと思います。

 家族みんな、大喜びで食べ終わることができました。

 うん。このメニューにしてよかった。

 美味しい料理は、家族の喜びを増幅させてくれるよね。

 ありがたいものです。

 ご馳走様でした!

 そして、息子よ、お帰りなさい。


旨い!スタミナたっぷりの担々麺

2024年07月15日 | 日記とレシピ

 夜、なんとなく『サラメシ』を見ていたら、賄いランチに担々麺を作っている映像が流れた。

 作っているのは全くの素人さんなんだけど、大きな中華鍋でガンガンと具材を炒める様子を見ているだけで食欲がそそられる。

 これは、近日中に作ってみたい料理ですね。

 そう思っているところに、妻からのランチ依頼が入った。

 毎度あり!

 ここは、当然、担々麺ですよ。

 こういうものは、心が熱くなっているうちにチャレンジすべきです。

ああ、映像を見て想像するしかなかった具材の味と香りが頭の中を駆け巡るじゃないの。

 ただね、一つ、大きな問題があるんですよ。

 我が家族は、辛さに対する好みが大きく分かれているんですね。

 辛味が売りと言ってよい担々麺なんだけど、好きな人と苦手な人が一緒に食べるとなったら、最初から辛いものは出せませんがな。

 ということは、後からお好みで辛味を加える方式にすべきでしょうな。

 それでは、行ってみましょう!

 下ごしらえ・調理の部(三人前です)

       使う野菜は長ネギ20cmとショウガひとかけ

 ・みじん切りにします(ショウガも)

       豚挽肉は200g使います

 ・中華鍋に油を敷いて加熱したら挽肉投入

       最初、肉がこびりつくけど火が通ると勝手に離れてくれます

 ・香味野菜にも火を通します

 ・水1ℓに中華出汁大さじ2、酢1,醤油は小さじ2、砂糖をちょっと

       全部入れて沸騰させたんだけど・・・

 気分的に追加したくなったのが、炒り胡麻、ごま油、甜面醤、水溶き片栗粉。

 ここまで来たら火を止めて、出掛けている家族の帰りを待ちます。

 間もなく帰ってきた家族曰く。

「何?この匂い!」

 まあ、驚くのも当然でしょう。

 バリバリの中華出汁を作っている片脇では、オーブンからチーズケーキの香りが溢れているんですからね。

 皆さんの用意が整ったところで担々麺を仕上げて、

       戴きます!

 そのままでも十分に美味しいんですけど、ラー油を足して戴くと、また一段と濃厚になります。

 この日は、そこそこに暑かったんですけど、こういう料理も悪くない。

 というか、すごくいいですね。

 暑さに負けないスタミナ料理っていう感じです。

 大変結構でした。

 ご馳走様でした!!