11月に入ったので、晩秋キノコの終着駅、『O』方面の様子を見に行くことにした。
同行者は、A氏。 この採り場の開拓者だ。
この採り場は、マタギたちが通うキノコ採り場のうちで最も海抜が低いので、秋の訪れは最も遅いのだが、『ナラ枯れ』の森が広がっているため、ナメコやムキタケが発生する確率が高い(ナメコもムキタケも枯れ木に出る)。
おかげ様で、『最後まで、沢山採れる』という、ありがたい場所なのだ。
あらためて言うと、11月に入ったのだから、もうシーズンの末期だ。
であるからこその、『様子見』ということになる。
さて、キノコたちは出ているのか、いないのか。
ワクワクしながらの探訪となった。
先ずは、この山域のエースと言うべき倒木を探査。
全く発生の気配なし。ま、仕方ないべ。今年は全体に遅れ気味なのだから。
代わりに見付けたのは、
ムラサキの君
こんな山奥にも生えているんだと、感心。
場所を変えて、もう少し海抜を上げてみると、
ナメコのつぶや
ムキタケが出始めています
ナメコは、この木だけだったんだけど、ムキタケは他の木でも、それなりに出てます。
このぐらいあれば
美味しい料理が作れそう
少しだけですが、戴きましょう。 おや?
これは、クリタケ?
まあ、疑わしきは罰せず。ということで無罪放免とさせていただきます。
A氏いわく、
「今日は、ウォーキングだね。」
賛成、この地のキノコは、出ていることは出ているけど、本番はもう少し先みたいです。
代わりにと言ってはなんですが、
美しく色づき始めた森を歩き
山の空気と景色を楽しみましょう!
雨上がりの朝ということもあり
すごく空気が澄んで心地よかった
秋の深まりを実感できる、素敵なウォーキングになりました。
山の神様、ありがとう。
近いうち、また、遊びに来ますね。