山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

神様の焼きそば

2023年12月15日 | 日記とレシピ

 ゆず蜜ゼリー、美味しかった!

 こちらは、小分けにしていただくのであと2・3日は楽しめる予定。

 そしてだ。

 お昼は、焼きそばを作ります。

 普通の焼きそばでもいいんだけど、やっぱりひと工夫したいよね。

 ネットでレシピを検索しているうちに、方向性が定まってくる。

 はい、決まり! あんかけ焼きそばにしましょう!

 調味料の分量は、「栄養士のレシピ」さんのものを参考にすれば間違いはない。

 問題は、具材をどうするかだ。

 考え始めたその時だ、

 うちの台所にある食材を眺めているうちに、神様が降りてきたのだ。

「あなたが一番使いたがっていた食材があったでしょ。」

「いろいろあるんですけど、どれかな?」

「それは、あなた自身が作り、あなた自身が背負ってしまった悩みのはず。」

「ああ! 分かりました!! 早速使ってみます!!!」

「ふふふ、みんなが喜ぶ料理になりますように。」

そうだよ、これ、絶対美味しいはず。試してみる価値、大ありだ。

 神様、ありがとう!

 具材の確認をした結果、考えがまとまったので調理を始めました。

 下ごしらえ・調理の部

 『餡かけ』の餡の方ですが、

 ・醤油36、酒15、みりん8、オイスターソース6gを混ぜておきます

 ※後半で使うのが砂糖18gとごま油大さじ1と鶏がらスープの素小さじ2と水1カップぐらい

 ・具材を切り分けておきます

 ・豚こま200、ワラビ200gに、玉ねぎのくし切り小1/2個と白菜適量

 この中に、神様が教えてくれた食材があります。それは、

       大量に出番を待っていたワラビたち

 これ、餡かけ焼きそばになら、かなり相性が良いはずだと考えたんですね。これを使えば、マタギのやらかした失敗も補えるし、何と言ってもお昼ご飯が美味しくなるはずです。

 さて、時が来ました。行ってみます。

 ・油をひいたフライパンで玉ねぎを炒めたら

 ・豚肉、白菜の順に加えて炒めていきます

 ・素材に火が通ったら調味液を加えて、顆粒の材料とごま油も加えます。

 ・ワラビを入れるのは、この後にしてみました。

 ※柔らかく、崩れやすいので、あまりかき混ぜたくないと考えた

 ・水を加えて沸騰したらひと休み

 ※冷めてきたら水溶き片栗粉大さじ2+2を回しかけておきます

 続いて麺の部です。

 滑りの良いフライパンに油を敷いて、麺をほぐしたら中火で焼きます

 ※フライパン選び要注意!下手をすると麺とフライパンがくっついて駆け落ちしてしまいます

 ・表、裏と3分ぐらいずつじっと焼いたら盛り分けて

 ・再沸騰させて、とろみがついた餡を盛り付けます

 ワラビたっぷりの餡かけ焼きそばが出来上がりました。

 非常に好評でした。

 ワラビの事情を知っている妻は勿論だけど、事情を知らない娘も喜んで食べています。

 ああ~、美味しかった!

 これで、朝のゆず蜜に続いて、ワラビ消費の見通しも立ってきました。

 せっかくの山の神様からの贈り物を無駄にしないで済みそうです。

 台所の女神様、ありがとうございました。

 心配していたワラビたち、美味しく使えて本当に良かったです。