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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも13年目。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。はてなブログにも投稿を始めました。

『久我山歳時記』(60)〜春分を迎えて

2025-03-20 05:00:00 | 日記
『春分』となった。この時期よく聞く言葉に『寒さ暑さも彼岸まで』というのがあるが、今年は気温の上下が激しく、最高気温が20℃を上回るかと思えば、19日のように雪が降ることもある。

(歩道の雪)

しかし、概ねこの格言は正しい。データを見ても3月20日の後は最低気温が上がり、10℃を切る日が急に少なくなる。昨年は20日〜23日頃は寒気の影響で最低気温が2℃くらいにはなったが、24日以降は上がり、また、最高気温は20℃を越す日が珍しくなくなった。

桜(ソメイヨシノ)の開花日は東京平均では3月24日。2021年と2023年は3月14日だったが、今年はどうやら平年の通りになりそうである。

3月20日が春分の日であるが、七十二侯では『雀始巣(すずめはじめてすくう・〜3月24日)』『桜始開(さくらはじめてひらく・〜3月29日)』『雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす・〜4月3日)』となっている。そういえば17日には近くの神社の境内で盛んにチュンチュンという雀の声、19日には春雷も聞いた。

(サトザクラ)


(ヒカンザクラ)

久我山も急に花が咲き始めた。桜の仲間で早咲きのサトザクラ、ヒカンザクラなどやや色の濃い桜が咲き始めている。



例年のことだが、久我山駅の名物にもなり始めた『久我山桜』も(久我山桜とは学校が多い久我山駅を利用する学生の卒業・入学を祝うため、窓に幹に見立てた紙を貼り、そこに寄せ書きを書いた桜の形の色紙を貼るイベント)

卒業式が始まる今ごろにはもう貼る場所がないほどの花が咲き誇っている。

(ハクモクレン)

(モクレン)
木全体に咲く花としてはハクモクレン(白木蓮)や木蓮が比較的大きめの花を木全体につけて美しい。低木ではあるが、ユキヤナギの白い花も枝全体に白い花を付けている。

(ユキヤナギ)

ちなみにユキヤナギという名前ではあるが、これは枝の形状が柳のように垂れているからでバラ科シモツケ属の低木である。

(アブラナ)



(ヒメソバツル)

少し前から菜の花(アブラナ)が黄色い花を付けている。さらに日当たりの良いところに群生するヒメソバツルのピンクの花を見かけるようになってきた。

(ジンチョウゲ)

良い香りがするのはジンチョウゲ(沈丁花)、よく見ると白い花とピンクの花があり,どちらも美しい。日当たりのそれほどよくないところにひっそりと植えてあることが多い。



(昨年のソメイヨシノ)

いよいよ、あとはソメイヨシノが咲くのを待つばかり、3月最終週の週末あたりが満開になるようである。私は今日はお墓参りに行きます。


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