hokutoのきまぐれ散歩

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八ツ手屋(5年ぶりの再訪)〜神田ランチグルメ

2021-11-24 05:00:00 | グルメ
神田小川町で昼を迎えた。この辺りはランチに向いた店がたくさんあるが、連れのR君は質も量も求めるタイプ。これをアッと言わせたくて神田司町にある『八ッ手屋』さんに連れて行った。

店は昭和レトロそのもののような店構えで天ぷら・天丼の専門店である。メニューはいくつかあるが、ゲソと玉ねぎのかき揚げが食べたくて天丼(中)800円の食券を購入、そのまま厨房に『天丼2丁』と声を掛ける。厨房からはひっきりなしに油の音が聞こえている。

おばさんはお茶と箸、漬物を持ってきてくれ、しばらく待つ。店には4人座れるテーブルが5つ、6人用が1つ、奥には小上がりもある。外から見ても時代がかっているが、それは中も変わらない。



しばらくして小さなお椀に入った素麺入りのすまし汁が到着、これは丼がすぐできる合図のようなものである。

まずは私のところに普通盛りが到着、蓋はないが、蓋が付けられない程のボリュームである。

R君の大盛りはすごい。ご飯が山のように盛られ、その上に海老天3つとかき揚げが何とかくっついているという感じである。ただ、どうして食べるのかを心配していると別皿が登場、ここに天ぷらを避難して食べるのである。100円高いけど、海老天も1つ多いのは素晴らしい。

大盛〜100円増し、海老天増量

まずは一口ご飯と行きたいところだが、こちらも天ぷらが落ちそうになるため、海老天から食べる。揚げたての胡麻油風味たっぷり、しかも旨い丼ツユをくぐり抜けた海老天がまずいはずがない。いや、これは旨い、しかも5年前と全く変わっていない。天ぷらがあった位置の下のご飯を掻き込む、このタレは抜群で色は濃いが味はちょうどよい。

強いて言えばやや甘めなのである。
次はかき揚げ、中には玉ねぎとイカゲソが細かくされたものが入っている。よくかき揚げを食べると外はサクサクだが、中がベタッとしていることがあるが、こちらのかき揚げは全部パリパリサクサク、やはり技術が違うのだろう。中に入っている玉ねぎも甘くなっていてこの天ぷらも美味い。

そして最後の海老天、もちろん美味しくいただき、沢庵を齧り、お椀で締めた。店内はオッさんばかりかと思ったが中年女性も来店、フロアの奥さんが気さくで実に気分の良い店である。ご馳走さまでした。もちろん。Rくんが大盛を平らげたのはいうまでもない。

八ツ手屋
千代田区神田司町2ー16
0332566630


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