春を告げる便りは色々と届いてきたが、やはり春はさくらだと思う。ついこの間に梅を見に行って喜んでいたわけだが、河津桜の開花のニュースを聞いて昔見た風景をTV越しで見ているだけでワクワクする。
(3月2日)
日本橋の昭和通りから一本内側に入った通りの両側にオカメザクラという河津桜に似た品種が植えられている。3月2日に見た時は蕾もピンクになってそろそろ咲くだろうと思っていたが、連日1日の寒暖の差が大きくなり(今日あたりは最低気温3℃、最高気温18℃で15℃もある〉となった影響もあり、かなり開花している。
ソメイヨシノやオオシマザクラは前を向いて花が咲くが、カンピザクラやオカメザクラは下を向きながら咲く特徴がある。また、色も淡いピンクではなく、やや濃いめの花が咲くのである。
背が全体に低いため、花をよく見ることができるのである。まだ、寒い日もある中でピンクの花をつけたオカメザクラを見ているとついつい写メや写真が撮りたくなってしまう。
日本橋ではオカメザクラに続いて橋の袂に植えてあるシダレザクラから咲き始め、高島屋の横を通るさくら通りにあるソメイヨシノが咲くと最高潮となる。東京の開花日は3月23日、今からの半月はワクワクすることができる毎日となる。
ちなみに昨年は3月4日にはオカメザクラはほぼ満開だったことから、今年は1週間ほど遅れているようだ。
さくら通りのソメイヨシノの芽
さくら通りのソメイヨシノの蕾はまだ堅かった。