【チョウ目セセリチョウ科②の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 セセリチョウ科 セセリチョウ亜科の仲間たちです。
◎チョウ目セセリチョウ科①の仲間たち 2022年2月22日 編集
◎2022年2月22日 編集 13種類 セセリチョウ亜科(13種)
☆ホソバセセリ(細翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。茶褐色で、後翅に白い斑紋がたくさんあるセセリチョウ。やや南方系で、西南日本に多い。
☆ホシチャバネセセリ(星茶翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。絶滅危惧Ⅰ類。翅表は茶褐色で前翅には白色の点列がある。裏面は後翅が黄褐色で前後翅ともに白色の点列がある。
☆スジグロチャバネセセリ(條黒茶翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。準絶滅危惧。近似種のヘリグロチャバネセセリに非常によく似ています、ヘリグロの方は、比較的低地にもいることがあります。どちらの種も、裏面に支脈に沿った黒い線が目立つセセリです。
☆ヘリグロチャバネセセリ(縁黒茶翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。地色が淡く、外縁の黒褐色帯もうすい。♂♀は斑紋の差が少なく、♀はやや黒褐色帯が明瞭になる。前翔長10mm程 翔裏面は黄橙色の地に黒の翔脈が目立つ。
☆ヒメキマダラセセリ(姫黄斑挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。赤みがかった黄色の小型のセセリチョウ。コキマダラセセリに近縁で、濃褐色の地色に乗る斑紋は黄色っぽい橙色。
☆コキマダラセセリ(小黄斑挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。北海道から本州の山地や林縁などで見られるセセリチョウの仲間です。翅の裏側は山吹色で、表側は、オスではオレンジ色の地色に黒い縁取り、メスでは茶褐色の地色に黄色の斑が見られます。
☆キマダラセセリ(黄斑挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。オレンジ色~茶褐色の斑模様を持つセセリチョウ。原っぱや河原、林の周辺などで見られる。
☆アカセセリ(赤斑挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類。翅の裏側は山吹色で、後翅には黄色斑が数個みられますが不明瞭な場合があります。表側は、橙黄色の地色ですが、オスでは前翅中央に黒っぽい明瞭な性標が走っています。
☆チャバネセセリ(茶翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。茶色いセセリチョウ。イチモンジセセリに似るが、後ばねの白紋は小さくて目立たず、またイチモンジセセリのように一直線状にはならない。
☆コチャバネセセリ(小茶翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。翅の裏面は、くすんだ黄褐色で、黒い筋があるセセリチョウ。ササのはえている林の周辺でよく見られる。
☆オオチャバネセセリ(大茶翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。茶色いセセリチョウ。翅の裏側は薄茶色の地色に白銀の斑点が見られますが、イチモンジセセリでは、後翅の白銀模様が一列に並ぶのに対して、本種ではジグザクになります。
☆ミヤマチャバネセセリ(深山茶翅挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。近似種とは、もっぱら後翅裏の銀紋で区別する。本種は銀紋が大きく鮮やかであることで、他種と識別できる。後翅の中央の白斑があるだけでとても魅力的に感じます。
☆イチモンジセセリ(一文字挵)・・・セセリチョウ科 セセリチョウ亜科。茶色くて、後翅に白い斑点がつながった一文字模様を持つセセリチョウ。
【チョウ目セセリチョウ科①の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 セセリチョウ科 アオバセセリ亜科とチャマダラセセリ亜科とチョウセンキボシセセリ亜科の仲間たちです。
◎チョウ目セセリチョウ科②の仲間たち 2022年2月22日 編集
◎2022年2月22日 編集 6種類 アオバセセリ亜科(2種) チャマダラセセリ亜科(3種) チョウセンキボシセセリ亜科(1種)
☆アオバセセリ(青翅挵)・・・セセリチョウ科 アオバセセリ亜科。セセリチョウとしては日本国内で唯一青色の翅を持つ種である。地色はひかえめな緑で、後翅にオレンジ色のアクセントを持った、大きく美しいセセリチョウ。
☆キバネセセリ(黄翅挵)・・・セセリチョウ科 アオバセセリ亜科。全身が一様に黄褐色のセセリチョウ。太い胴体と大きな複眼を持つ。触角はセセリ特有のかぎ状であるが、先端がやや長く伸びる。
☆ダイミョウセセリ(大名挵)・・・セセリチョウ科 チャマダラセセリ亜科。地方によって翅のもように違いがあり、東京付近には白帯がはっきりしない「関東型」が、大阪付近には白帯が明瞭な「関西型」が多い。
☆チャマダラセセリ(茶斑挵)・・・セセリチョウ科 アオバセセリ亜科。絶滅危惧IB類。前翅先端は鋭角的で、とくに雄ではそこに香鱗を持ち先端が反りかえる。前翅中央部と、細かい毛が生えた翅外縁には白斑が多く付き、斑模様となる。
☆ミヤマセセリ(深山挵)・・・セセリチョウ科 アオバセセリ亜科。小型のセセリチョウで、翅の表面は茶褐色で、前翅に紫灰色の樹皮模様があり、後翅の外半部に黄橙色の小斑が多数あります。メスは、前翅端の白色部が発達していて、オスよりも美しい。
☆ギンイチモンジセセリ(銀一文字挵)・・・セセリチョウ科 チョウセンキボシセセリ亜科。準絶滅危惧。全体的に一様な褐色~黄土色であるが、後翅裏に翅の付け根から外縁に向かって、和名の由来となっている一条の銀帯が入るのが目立つ。
【チョウ目シロチョウ科の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 シロチョウ科 コバネシロチョウ亜科とモンキチョウ亜科とモンシロチョウ亜科の仲間たちです
◎2022年2月22日 編集 14種類 (コバネシロチョウ亜科(1種)とモンキチョウ亜科(7種)とモンシロチョウ亜科(6種)
☆ヒメシロチョウ(姫白蝶)・・・シロチョウ科 コバネシロチョウ亜科。絶滅危惧第Ⅱ類。全体白色で前翅端に黒色部がある。前翅はほぼ卵形であるが,雌では雄よりも前翅端がやや丸みを帯びる。
☆ツマグロキチョウ(褄黒黄蝶)・・・シロチョウ科 モンキチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類。黄色く、後翅に不明瞭な暗褐色の筋があるチョウ。翅の表面の縁には黒色帯がある。秋に発生する個体(秋型)は、前翅の先端が尖る。
☆キタキチョウ(キチョウ)(北黄蝶)・・・シロチョウ科 モンキチョウ亜科。キチョウとされていた種で、キタキチョウ(本州~南西諸島に分布)とミナミキチョウ(南西諸島に分布)の2種に分けられます。翅の表面の縁には黒色帯がある。
☆ミヤマシロチョウ(深山白蝶)・・・シロチョウ科 モンキチョウ亜科。絶滅危惧第Ⅱ類。信州を代表する希少な高山蝶です。ウスバシロチョウとよく似ていますが、ミヤマシロチョウのほうが触覚がやや長く、黒いすじの数が多いという違いがあります。
☆ヤマキチョウ(山黄蝶)・・・シロチョウ科 モンキチョウ亜科。絶滅危惧ⅠB類。スジボソヤマキチョウより翅端部の突出がやや弱く、翅の外縁が赤褐色で縁取られることなどで見分けられる。淡黄色で、前後翅とも翅端部が尖っている。
☆スジボソヤマキチョウ(條細山黄蝶)・・・シロチョウ科 モンキチョウ亜科。淡黄色で、前後翅とも翅端部が尖っっている。ヤマキチョウに似るが、翅端部の突出がより強く、翅の外縁はヤマキチョウのように赤褐色で縁取られることはない。
☆モンキチョウ(紋黄蝶)・・・シロチョウ科 モンキチョウ亜科。メスには、白っぽいタイプもいる。大きさはモンシロチョウとほぼ同じ。翅の地色は雄では常に黄色であるが,雌では黄色と白色の2型があります。
☆ミヤマモンキチョウ(深山紋黄蝶)・・・シロチョウ科 モンキチョウ亜科。準絶滅危惧。日本では本州中部地方の1700メートル以上に分布する高山チョウです。翅表外縁の黒帯中に黄斑(おうはん)(白色型の雌では白斑)がなく、また縁毛も強く桃色を帯びて美しい。
☆ツマキチョウ(褄黄蝶)・・・シロチョウ科 モンシロチョウ亜科。早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。後翅の裏は編目模様になっていて、枯草の中にとまると紛れてやや見つけにくい。
☆クモマツマキチョウ(雲間褄黄蝶)・・・シロチョウ科 モンシロチョウ亜科。準絶滅危惧。雄と雌で色彩が異なり,黄白色の地に,雄では前翅の先半分が美しい橙赤色で,雌では先端外縁に沿って暗色模様をもつ。高山蝶といわれ,高山の標高 2000m付近のお花畑にみられます。
☆クロテンシロチョウ(黒点白蝶)・・・シロチョウ科 モンシロチョウ亜科。シロチョウの仲間で、前翅に黒(クロ)い点(テン)が目立つので、命名されています。沖縄県の八重山諸島では、ほぼ一年中、森林や林縁などで見られるシロチョウの仲間です。
☆モンシロチョウ(紋白蝶)・・・シロチョウ科 モンシロチョウ亜科。翅の地色は白色。前翅表先端部は黒色で,このほかに黒色紋が2個ある。後翅は前縁部に小黒色紋があり,裏面は黄色を帯びる。一般に雌は雄より黒色部が明瞭で,前翅基部は黒みを帯びる。
☆スジグロシロチョウ(條黒白蝶)・・・シロチョウ科 モンシロチョウ亜科。林縁や渓流沿い、野原で見られるモンシロチョウによく似たチョウ。スジグロという名のとおり、モンシロチョウとは翅に黒いすじがあることで見分けられます。
☆ヤマトスジグロシロチョウ(大和條黒白蝶)・・・シロチョウ科 モンシロチョウ亜科。春型は翅脈に沿う黒条が目立つが、夏型は黒条が不明瞭。一般に、本種のほうが小さく、翅にやや丸みがあり、黒色部が少ないが、個体変異や季節変異があり、見分けるのはかなり難しい。
【チョウ目アゲハチョウ科の仲間たち】
今まで出会ったチョウ目 アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科とアゲハチョウ亜科の仲間たちです
◎2022年2月22日 編集 16種類 (ウスバシロチョウ亜科(4種) アゲハチョウ亜科(12種)
☆ギフチョウ(岐阜蝶)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類(VU)。年1回、4月頃にのみ現れ「春の女神」と呼ばれる。スプリング・エフェメラル (Spring ephemeral = 春の儚い命) とも呼ばれ人気があります。
☆イエローバンド(ギフチョウ)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。絶滅危惧Ⅱ類(VU)。イエローバンド型は前翅・後翅の外縁部が前翅前縁と後翅内縁部を除き尾状突起部も含めて全て黄色く縁取られるもので、通常型の黄色と黒色で交互に縁取られている。
☆ヒメギフチョウ(姫岐阜蝶)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。準絶滅危惧。前ばねの亜外縁黄条が前端部で強く内側にずれ込むことはなくなめらかに線を描く。後翅外縁部に並ぶ斑紋はヒメギフチョウでは地色と同じ淡い黄色になる。
☆ウスバシロチョウ(薄翅白蝶)・・・アゲハチョウ科 ウスバシロチョウ亜科。早春に年1回だけ成虫が出現する「スプリング・エフェメラル(春のはかない命)」蝶の一つです。
☆ジャコウアゲハ(麝香揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。クロアゲハに似た黒色のアゲハで裏の後翅には赤い紋が7つ並んでおり、体の側面は赤い。有毒成分のある植物を食草とするため、本種は毒を持つことができ、鳥が食べない。
☆アオスジアゲハ(青條揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。黒地に青白い筋が一本入ったスポーティなアゲハチョウです。飛翔力が高く、早いスピードで、樹木や花のまわりをめまぐるしく飛び回ります。
☆アゲハ(ナミアゲハ)(揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。アゲハチョウでは前翅の付け根部分が縞模様になっています。キアゲハは前翅の付け根が黒くなっていることで、普通のアゲハと見分けることができます。
☆キアゲハ(黄揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。やや黄色っぽいアゲハで、前翅の付け根が黒くなっていることで、アゲハと見分けることができます。(普通のアゲハでは縞模様になっています)
☆モンキアゲハ(紋黄揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。日本に分布するチョウとしてはオオゴマダラやナガサキアゲハと並ぶ最大級の種類です。夏型は春型に比べて大型になる。
☆クロアゲハ(黒揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。黒っぽい大きなアゲハチョウ。樹木が茂ったところなど、やや暗い場所をフワフワゆったりと飛ぶ。
☆オナガアゲハ(尾長揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。翅の裏側も表側も黒色ですが、後翅外縁に弦月形の赤斑が並んでいます。オスは、後翅表の前縁に長楕円形の白斑があるので、識別できます。
☆ミヤマカラスアゲハ(深山烏揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。青緑色に輝く、美しいアゲハチョウ。カラスアゲハに似るが、より色彩が鮮やかで美しく、前翅の表面に白っぽく輝く線が入っていること、後翅の裏面に白い帯があることで見分けられる。
☆カラスアゲハ(烏揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。黒っぽく、はねの表が緑色~青色に輝いて見える美しいアゲハチョウです。輝きの強さは、見る角度によって微妙に変化します。
☆ヤエヤマカラスアゲハ(八重山烏揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。沖縄本島近辺のものをオキナワカラスアゲハ、八重山諸島のものをヤエヤマカラスアゲハとしています。前翅の青緑色(ほとんど緑に見えます)が、濃淡なく翅全体に広がっているのが特徴です。
☆ナガサキアゲハ(長崎揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。オスとメスでは紋様が異なり、オスは翅の裏側も表側も一様に黒色ですが、メスは、前翅の黒色が淡く、基部に橙赤斑が目立ち、後翅に大きく明瞭な白斑があります。
☆シロオビアゲハ(白帯揚翅)・・・アゲハチョウ科 アゲハチョウ亜科。翅の裏側も表側も黒地に白帯が目立ちますが、メスにはオスと同様の白帯があるタイプ(Ⅰ型)とベニモンアゲハに擬態したと思われる赤斑のあるタイプ(Ⅱ型)とがあります。
【2022 ハイイロチュウヒ②】
◎2022年1月3日 石川県にて 写真3枚
【2022 コウノトリ①】
☆コウノトリ(鸛) ベース
☆2022 コウノトリ(巣づくり) 2022年3月8日
☆2022 コウノトリのクラッタリング 2022年2月15日
◎2022年2月15日 石川県にて 写真12枚 追加しました
かすかな期待を込めて・・・
近くの田んぼに足環の付いた2羽のコウノトリの元に餌を食べに飛んでいきました
4羽のコウノトリ
◎2022年1月31日 石川県にて 写真3枚
3羽のコウノトリ
【2022 ハシボソガラス(白化?)】
◎ハシボソガラス(嘴細烏、嘴細鴉) ベース
◎2022年1月8日 石川県にて 写真5枚
羽根の一部が白いハシボソガラスが1羽混じっていました
尾の部分に白い翔が見えました
翔の裏側が白い
【2022 コクマルガラス】
◎コクマルガラス(黒丸鴉) ベース
◎2022年1月8日 石川県にて 写真7枚
暗色型がミヤマガラス、ハシボソガラスの群れの中に数羽入っていました。
コクマルガラスの中には頬から後頭にかけて白と黒の筋状の斑がありました
3羽(手前)がコクマルその上がミヤマとハシボソ
お腹も若干白色になりつつ・・・
樹上のコクマルガラス・・・・お腹の部分が白色に変わりつつ・・・キュキュと鳴いていました。
食事中
【ヤブヤンマ(藪蜻蜒)】
昆虫 : トンボ目 ヤンマ科
腹長 : 80~92mm内外
名の由来 : 森林などに近接した小規模な止水域を中心に生息する
日本産ヤンマ科の中では大型種で(オニヤンマより一回り小さい)、腹部が比較的長い。
成虫は体の地色が黒く、体側に黄色-黄緑色の斑紋がある。
未成熟個体は黄色みが強く複眼も褐色だが、オスは成熟すると斑紋が青緑色を帯び、複眼全面と第2-第3腹節下面の斑紋が青くなる。
メスは斑紋が黄緑色で複眼は緑色だが、個体によってはオスに似た青緑色になるものもいる。
またメスは腹節側面の斑紋がオスより大きい。
翅はオス・メスとも透明だが、老熟すると褐色にくすむ。
◎2013年7月19日 石川県にて 写真3枚
メス・・・土に産卵中。
【ハト目、カッコウ目、スズメ目の仲間たち】
今まで出会ったハト目、カッコウ目、スズメ目の野鳥たちです
◎2022年2月7日 編集 合計14種類 ハト目(3)、カッコウ目(3)、スズメ目(1種×8)
◎アオバト・・・体は緑色で額から前頸・胸は黄色味が強く、腹は白くて脇から下尾筒には黒緑色の縦斑があります。雄は小雨覆は栗茶色です。嘴はコバルトブルーで、虹彩は内側が青く、外側が赤紫で二重になっています。ハト目 ハト科 アオバト属
◎キジバト・・・全国で普通に見られ、市街地の公園などにもいます。背中に、赤褐色と黒のうろこ模様があり、くびには黒と白のしま模様があります(幼鳥にはありません)。ハト目 ハト科 キジバト属
◎ドバト(カワラバト)・・・羽色には変異が多いが、原種に近いものは全体に青灰色で、頸側に緑色と紫色の光沢があります。体の上下面は灰色で大・中雨覆に黒灰色の斑があり、2本の黒帯となって見えます。ハト目 ハト科 カワラバト属
◎カッコウ・・・鳴き声は繁殖期に雄は「カッコゥ、カッコゥ、カッコゥ・・・」と鳴きます。頭から体上面が青灰色で、胸と腹は白く、細く白い横縞(横縞)があります。カッコウ目 カッコウ科 カッコウ属
◎ツツドリ・・・鳴き声が竹筒をたたくように聞こえることから名前が来ています。林に住み、単独で行動しています。カッコウに似ていますが少し小さく、お腹の横斑は太くてあらい。カッコウ目 カッコウ科 カッコウ属
◎ホトトギス・・・ホトトギスはツツドリよりもさらに小さくて、腹の横斑もずっと太くてあらい。繁殖時の雄の鳴き声は「特許許可局」とか「テッペンカケタカ」と聞こえる鳴き声です。カッコウ目 カッコウ科 カッコウ属
◎サンコウチョウ・・・雄鳥は中央尾羽2枚は非常に長く、枝に体を立ててとまっています。くちばしとアイリングは青い色をして、お腹は白い色です。雌鳥は尾は短く、上面は茶褐色です。アイリングの幅は雄よりも狭い。スズメ目 カササギヒタキ科 サンコウチョウ属
◎サンショウクイ・・・雄は額、腮以下の体下面は白い。頭頂から後頸は黒く、背以下の体上面は灰色で、風切、尾の一部は黒い。雌は額の白色部が狭く、頭頂から後頸も灰色。嘴と足は黒色です。スズメ目 サンショウクイ科 サンショウクイ属
◎キクイタダキ・・・頭頂の黄色斑を菊に見立てたのが和名の由来で、日本でいちばん小さい鳥で、小さな体と細いくちばしを活かして、針葉樹の葉のすき間の昆虫類を捕まえます。ホバリングで葉先の昆虫を食べることもあります。スズメ目 キクイタダキ科 キクイタダキ属
◎エナガ・・・数羽から十数羽の群れで『ジュリジュリ…』と鳴きながら移動します。白っぽく小さいですが、尾が長いのが特徴で、人なつっこい鳥でもあります。スズメ目 エナガ科 エナガ属
◎イワヒバリ・・・2500mを越える山の一番高いところで見かける野鳥の代表がイワヒバリです。スズメより一回り大きなずんぐりとした茶色の体、灰色の頭部をもち、岩稜帯で餌をついばみます。スズメ目 イワヒバリ科 カヤクグリ属
◎ヒバリ・・・全長17センチほどで全体が黄褐色で、頭、背、翼の上面には淡褐色の羽縁と黒褐色の斑があります。中雨覆と小雨覆が赤褐色で、頭には短い冠羽があり、立てたりしまったりします。スズメ目 ヒバリ科 ヒバリ属
◎メジロ・・・上面はオリーブがかった緑色で、翼と尾はやや暗色。白いアイリングがある。喉は黄色味を帯びている。下面は白く、下尾筒は黄色い。脇は薄く褐色味を帯びる。スズメ目 メジロ科 メジロ属
◎ヒヨドリ・・・頭部から胴体は灰色の羽毛に覆われるが、頬に褐色の部分があり、よく目立ちます。また、頭頂部の羽毛は周囲よりやや長く、冠羽となっている。翼や尾羽は灰褐色をしている。スズメ目 ヒヨドリ科 ヒヨドリ属
【スズメ目セキレイ科他の仲間たち】
今まで出会ったスズメ目 セキレイ科 ムシクイ科 スズメ科 の野鳥たちです
◎2022年2月7日 編集 合計15種類 セキレイ科(7)、ムシクイ科(5)、スズメ科(3)
◎イワミセキレイ・・・雌雄同色で額から体上面はオリーブ褐色。眉斑、腮以下の体下面は淡黄褐色で胸に黒色の帯が2本あり、上胸はT字形です。先端付近に白色または淡黄色の斑があり、翼帯となって見えます。スズメ目 セキレイ科 イワミセキレイ属
◎キセキレイ・・・雄は頭頂から背が灰色で、アゴから喉が黒い。眉斑、顎線は白い。胸以下の下面、腰は黄色く、脇は白い。翼、尾は黒く、三列風切の内弁は白い。雌はアゴから喉はふつう白いが、稀に黒色部が薄く出る個体もいます。スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
◎ハクセキレイ・・・ハクセキレイは頭から肩、背にかけてが黒色または灰色、腹部は白色だが胸部が黒くなるのが特徴。顔は白く、黒い過眼線が入ります。スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
◎ホオジロハクセキレイ・・・額の白色部が広くて、頭頂から背・腰・尾は黒い。雌の冬羽では背が少し灰色を帯びることがあります。黒い過眼線はなくて、顔全体が白く、胸の黒斑は幅が広いです。スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
◎セグロセキレイ・・・顔が黒く、白い眉班があるので、ハクセキレイと見分けられます。尾羽は黒く、外側の尾羽は白い。日本固有種で、尾をいつも上下に振っています。スズメ目 セキレイ科 セキレイ属
◎ビンズイ・・・全長約15cmでタヒバリ類の1種です。背面はオリーブ褐色で、下面と眉は白っぽく、背と胸に黒い縦斑があります。スズメ目 セキレイ科 タヒバリ属
◎タヒバリ・・・尾を振りながら、地面を歩いて草の実や昆虫などを探します。ビンズイより全体的に黒っぽく、下面は汚白色で黒褐色の縦斑があります。スズメ目 セキレイ科 タヒバリ属
◎キマユムシクイ・・・メボソムシクイより一回り小さく翼にはくっきりと2本の翼帯が見られます。体の上面は黄緑色で下面は少し黄色がかった白色です。スズメ目 ムシクイ科 ムシクイ属
◎オオムシクイ・・・頭部や上面は一様に緑褐色。眉斑は黄白色で細長く明瞭で、嘴基部の手前で途切れています。黄白色または白色の翼帯が1本もしくは2本あります。スズメ目 ムシクイ科 ムシクイ属
◎メボソムシクイ・・・体の上面は緑褐色で下面は汚白色です。黄白色の細い眉斑があり、目先で途切れています。足の色は橙褐色で、エゾムシクイよりも濃く下嘴は黄褐色です。スズメ目 ムシクイ科 ムシクイ属
◎エゾムシクイ・・・頭頂は暗灰褐色で、背からの上面は緑褐色。黄白色の翼帯が1~2本あります。眉斑は白くて明瞭で、前方がバフ色みを帯びていて、過眼線は暗褐色です。スズメ目 ムシクイ科 ムシクイ属
◎センダイムシクイ・・・上面は黄色味の強いオリーブ色で、灰白色の頭央線があります。眉斑は黄白色で明瞭で眉斑の上には細い暗色線と下には過眼線があるので、良く目立ちます。スズメ目 ムシクイ科 ムシクイ属
◎ニュウナイスズメ・・・翼は黒褐色で2本の細い白帯があります。イワツバメの古巣などにも営巣することもあります。雄は頭からの上面が赤栗色で雌は灰褐色で汚白色の眉斑があります。スズメ目 スズメ科 スズメ属
◎スズメ・・・頭が小豆色で、目先からのどが黒い。顔とくびの周りは白く、背は褐色で黒い縦斑があります。スズメ目 スズメ科 スズメ属
◎黒いスズメ・・・最初はクロジのように見えました。よく見るとスズメ。メラニズム(黒化)と呼ばれ、メラニンが多くできてしまう現象でそうなったと聞きました。スズメ目 スズメ科 スズメ属