自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

メスアカミドリシジミ(雌赤緑小灰)

2018-06-30 07:54:33 | 蝶・蛾・トンボ
【メスアカミドリシジミ(雌赤緑小灰)】
昆虫  : チョウ目 シジミチョウ科 ミドリシジミ亜科  メスアカミドリシジミ属
時期  : 年1回、6月~7月
大きさ : (前翅長)17~23mm (開張)35~40mm
生息地 : 北海道~九州
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
ゼフィルスと呼ばれるグループの一種

冷温帯の落葉樹林に生息する。
食樹はバラ科のサクラ属。
卵で越冬する。成虫は年1回,6〜7月に出現する。
活動時間帯は朝〜夕刻におよぶが,日中にもっとも活発になる。
オスの占有活動は顕著。卵は,比較的位環境にある枝などに産まれる。
雌(メス)の開翅時に赤(アカ)っぽく見えるミドリシジミ(雄の翅の表側が緑色に輝く)の仲間ということから命名されました。
幼虫は黄色で,他種との区別は容易。

◎2018年6月25日 石川県にて 写真5枚
雌(♀)









アイノミドリシジミ(アイノ緑小灰)

2018-06-27 14:00:02 | 蝶・蛾・トンボ
【アイノミドリシジミ(アイノ緑小灰)】
昆虫  : チョウ目 シジミチョウ科 
分布  :  北海道~九州  低地のコナラ林、山地のミズナラ・カシワ林など
時期  : 年1回、6月~7月
前翅長 : 15~21mm、(開張)40mm前後
珍しさ : 普通 ★★★☆☆ 珍しい
ゼフィルスと呼ばれるグループの一種

年1回初夏に発生し、北海道~九州の低山地のコナラ林、山地のミズナラ林などで見られる。
きらめく羽を持つゼフィルス(ラテン語で西風の意味)の仲間で、翅の裏側は、薄茶色地に白線が入り、後翅下に橙紋が見られます。
翅の表側は、オスでは青緑色に輝き、メスは黒褐色の地に、前翅に赤斑や青色斑が見られます。また、尾状突起も目に付きます。
朝から昼頃まで飛び回っていますが、陽の高いときは、ヒカゲの葉上で休んでいるので、シャッターチャンスがあります。
幼虫は、ブナ科植物(ミズナラ、コナラ、クヌギ、カシワなど)を食べます。

◎2018年6月25日 富山県にて 写真11枚 追加しました











◎2018年6月19日 富山県にて 写真11枚 追加しました
雌(♀)Å型 2個体













表側の緑色の強い金属光沢は光の角度によっていろいろな色を見せてくれました
濃い緑~薄い緑


青色~紫青色



◎2017年7月19日 石川県にて 写真11枚 追加しました























◎2017年7月8日 石川県にて 写真10枚




















木の泡で給水中?

早春の立山

2018-06-27 10:54:06 | 旅行
【早春の立山】
2018年6月22日

早春の高山植物を求めて立山・弥陀ヶ原に散策に行ってきました。
里では30℃を超える猛暑。立山・室堂ではちょっぴり寒い感じもしました。
みくりが池はようやく湖面が見え始めた頃


地獄谷は上から見るだけ(立ち入り禁止)


雷鳥のつがいも見えました


さっそく弥陀ヶ原に戻りました・・・ガキの田が綺麗でした


弥陀ヶ原で散策・・・爽やかなお天気です
キヌガサソウ


前日の雨で、花びらがガラスのように透明になったサンカヨウ


ハクサンチドリも咲いていました


高山植物の花々はデジブック『 早春の立山 』でお楽しみください(写真をクリック)

http://www.digibook.net/d/1254a1fb91c89e0477ddb1524155ab81/?viewerMode=fullWindow

交雑種?の野鳥たち

2018-06-17 17:28:49 | 仲間シリーズ
【交雑種?の野鳥たち】
2018年6月15日 編集

過去の写真から「交雑種?」の野鳥をピックアップしてみました

稀にコハクチョウなどに混じって飛来するアメリカコハクチョウ(嘴の大部分が黒くて、目の前に小黄色斑があります)


ヒドリガモに似ているが頭頂は白く、目の後方に緑色光沢の部分があるアメリカヒドリ


コガモの仲間で、肩羽の水平白線がなく胸側に白い縦線があるアメリカコガモ


ツグミの中で胸が一様に赤褐色に見えるハチジョウツグミ(ツグミとの中間型もいる=四畳半ツグミ?)


マガンとカリガネのハイブリッド??と思われる個体。(上瞼の近くまで白い毛が見えます)

突然変異?の野鳥たち

2018-06-16 05:35:56 | 仲間シリーズ
【突然変異?の野鳥たち】
2018年6月14日 編集

過去の写真から「突然変異?」の野鳥をピックアップしてみました

白いツバメ


白いトビ


白毛が混じるハシボソカラス


白化のムクドリ


黒化のスズメ


尾羽のないジョウビタキ


尾羽のないキレンジャク


尾羽の短いサンコウチョウ(♂)

カラフルな野鳥たち

2018-06-15 07:14:19 | 仲間シリーズ
【カラフルな野鳥たち】
2018年6月14日 編集

過去の写真から「カラフル」な色の野鳥をピックアップしてみました

日本の国鳥のキジ


日本固有種のヤマドリ


雄のイチョウ形の羽が特徴のオシドリ


華やかな夏羽を京女に見立てて和名になったキョウジョシギ


体が緑色や紫色の光沢のある黒色のホシムクドリ


長い冠羽を持つ大形のチドリのタゲリ


白い体に緑色光沢の黒や栗色に赤い嘴のツクシガモ


嘴が大きくてヘラのような形のハシビロガモ


色々な色が混じるハギマシコ

白色の野鳥たち

2018-06-14 11:18:24 | 仲間シリーズ
【白色の野鳥たち】
2018年6月13日 編集

過去の写真から「白色」の色の野鳥をピックアップしてみました

大形の水鳥で、日本の鳥の中で最も重たいオオハクチョウ


オオハクチョウより一回り小さく、嘴の黄色い部分が狭いコハクチョウ


嘴は大部分が橙赤色だが、上嘴の基部にこぶのあるコブハクチョウ(幼鳥は嘴のコブがありません)


白いサギ類では最大で嘴・くび・足共に長いダイサギ(婚姻色では眼先はより緑青色が濃くなり、足に赤味が入る。冬羽の嘴は黄色で足は黒い)


ダイサギより小さくコサギより大きいチュウサギ


全身が白くて嘴は長くて黒く、足も黒いが足指は黄色いコサギ


コサギと同じ大きさ特徴ですが、数少ない旅鳥です。夏羽では後頭から細い冠羽が出るカラシラサギ(夏羽で嘴が黄色くなります)


羽根はグレーでその他は白いシロカモメ(幼鳥は全体に薄褐色味があります)

灰色の野鳥たち

2018-06-13 07:01:14 | 仲間シリーズ
【灰色の野鳥たち】
2018年6月12日 編集

過去の写真から「灰色」の色の野鳥をピックアップしてみました

灰色の代表格。雄は頭部と体と尾があかるい灰色で、胸と腹は白いハイイロチュウヒ(雌は淡褐色の地に黒褐色の縦斑)


冬鳥として稀に渡来するハイイロガン。嘴と足はピンク色です


数少ない冬鳥として渡来するハクガン。幼鳥は全身が灰褐色で、嘴は黒く足は暗赤色です。


数少ない冬鳥または旅鳥のオオカラモズ。日本産モズ類で最大です


雌は頭部から体上面は灰褐色のコムクドリ。(雄は頭部はクリーム色で、耳羽は赤褐色の斑、脇は暗灰色で後頸から背は紫光沢のある黒色)


夏鳥として渡来、後頭に長い冠羽があるササゴイ


夏鳥として渡来、頭部から胸、背以下の体上面は青灰色のカッコウ(ツツドリに比べお腹の黒褐色の横斑は細く、間隔は狭い)


夏鳥として渡来、カッコウより小さいが良く似たツツドリ(カッコウよりやや太い横縞があります)


額から頭頂、腮から眼先、翼、尾は青色光沢のある黒色。後頭から体上面、頬、喉以下の体下面は灰褐色のイカル

白黒色の野鳥たち

2018-06-12 00:08:12 | 仲間シリーズ
【白黒色の野鳥たち】
2018年6月11日 編集

過去の写真から「白黒色」の色の野鳥をピックアップしてみました

世界的な稀少種で、雄は頸側から脇にかけて鱗状斑がならんでいるコウライアイサ


嘴はまっすぐで長く、足は非常に長いセイタカシギ


雄の頭部は緑黒色で、後頭にはボサボサした冠羽があるウミアイサ


アイサ類で最も大きいカワアイサ


小形のアイサ類で目の周囲、後頭の冠羽の下などが特徴のミコアイサ


頭から頸は黒く、両頬と喉が白いシジュウカラガン


体の上面は白と黒のまだらで下面が白いヤマセミ


標高1500~2500mの高い山に住んでいるカラス科のホシガラス


体はハシボソガラスより小さくて尾の長いカササギ


数少ない冬鳥または旅鳥のミヤコドリ


かっては全国に生息していましたが、1971年野生したでは絶滅したが、今では人工飼育個体を放鳥し、増えつつあるコウノトリ

タマシギ(玉鷸)

2018-06-11 09:02:02 | 野鳥
【タマシギ(玉鷸)】
野鳥  : チドリ目 タマシギ科 タマシギ属
生活型 : 留鳥または漂鳥
生息地 : 水田、休耕地、河川など
時期  : 一年中
全長  : 24cm

雄よりも雌の方が羽色が美しいシギ。
一妻多夫で繁殖し、雌・雄の役割が逆転していて、造巣から育雛は雄が行います。
夜間、雌は大きな声で鳴いて雄を呼びます。
雌はのどから胸が赤褐色、頭中線は淡黄色で、アイリングは白色で、繁殖期は肩羽外側に白い線が出ます。
雄はのどから胸が灰褐色で、頭中線とアイリングは淡黄色。

◎2018年6月10日  写真11枚


タマシギの雌が居ました





















茶色の野鳥たち

2018-06-10 14:13:51 | 仲間シリーズ
【茶色の野鳥たち】
2018年6月10日 編集

過去の写真から「茶色」の色の野鳥をピックアップしてみました

全身淡いバフ色と黒褐色のまだら模様のサンカノゴイ


大きな換羽のある、数少ない旅鳥のヤツガシラ


背中から胸に栗色の広い帯のあるツクシガモ


数少ない冬鳥または旅鳥として渡来してくるサカツラガン


迷い鳥として渡来、虹彩と下尾筒、腮は白く雄は頸・胸は赤褐色のメジロガモ


山地の林に住むスズメで、頬に黒斑がないニュウナイスズメ(雌は雄よりも鈍い栗茶色で灰褐色みがあります)


全身灰褐色で黒褐色や茶褐色の細かい縦筋の斑のあるアリスイ

黒色の野鳥たち

2018-06-09 05:32:59 | 仲間シリーズ
【黒色の野鳥たち】
2018年6月6日 編集

過去の写真から「クロ」の名の付く野鳥をピックアップしてみました

全身がすす色のサギのクロサギ(全身が白い白色型もいるそうです)


真っ黒で嘴の黄色いコブのある海ガモのクロガモ(雌は黒褐色で頬は白っぽい)


赤い嘴に黒いコブのあるビロードキンクロ(雌は黒褐色です)


暗い林に住む黒っぽい鳥のクロジ(雌は上面はオリーブ褐色で黒い縦斑があります)


上面が黒色で下面は白く黒斑のクロツグミ(雌は上面が淡い黒褐色で黒褐色の縦斑がある)


数少ない冬鳥または旅鳥でヘラの嘴をもつクロツラヘラサギ


長い足と細長い嘴のセイタカシギ(頭の黒いの、白いの、上面の褐色味のものなどが居ます)


黒い頭に黒い腹のハジロクロハラアジサシ


黒いお腹のクロハラアジサシ


黒い顔に黄色い眼が目立つキンクロハジロ(雌は全体が黒褐色)


全体的に黒い黒化スズメ(普通のスズメも添付しています)


海岸でくらす唯一のガンで首輪の白が目立つコクガン

コベニヒワ(小紅鶸)

2018-06-05 08:51:36 | 野鳥
【コベニヒワ(小紅鶸)】
野鳥  : スズメ目  アトリ科
生活型 : 稀な」冬鳥
生息地 : 平地から山地の草原、海岸、河川など
時期  : 10月~4月
全長  : 12cm

雌雄同色。
額は赤く、全身白っぽい。
背、脇に黒褐色の縦斑があります。(縦斑は灰褐色の色が薄い)
腰ははっきりとした白色。
ベニヒワはやや大きく、腰がはっきりと白くない。全体的により褐色みがある。

◎2015年1月29日  写真6枚
このころここでベニヒワの集団の中にコベニヒワに似た個体を見つけたとの情報がありました。
写真を整理してみたらコベニヒワと思われる鳥の写真を見つけました。

腰あたりが白い








参考:普通のベニヒワです



緑色の野鳥たち

2018-06-04 08:19:15 | 仲間シリーズ
【緑色の野鳥たち】
2018年6月4日 編集

過去の写真から「緑色」の混じった野鳥をピックアップしてみました

緑色の代表のアオバト(信号機など緑色をアオとも言っていました)


眼のまわりが白い鳥 メジロ


日本の国鳥のキジ(雌は褐色です)


高原の歌い手のアオジ


アオジによく似たノジコ


日本三鳴鳥の一つウグイス

オレンジ色の野鳥たち

2018-06-03 07:46:35 | 仲間シリーズ
【オレンジ色の野鳥たち】
2018年6月3日 編集

過去の写真から「オレンジ色」の混じった野鳥をピックアップしてみました

雄の鳴き声が馬(駒)のいななきに聞こえるコマドリ(雌は胸に黒い帯がなく全体的に雄に比べ淡い)


雄の下面のオレンジ色が美しいジョウビタキ(雌は全体的に灰褐色です)


雄はお腹の上部がオレンジ色のムギマキ(雌は上面がオリーブ褐色です)


わき腹がオレンジ色のツグミの仲間のアカハラ


アカハラに似ているが白い眉斑があるマミチャジナイ


数少ない旅鳥のカラアカハラ(雌は胸に黒褐色の斑があります)


全体にオレンジ褐色のハチジョウツグミ


ヤマガラです