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スズメ目ヒタキ科の仲間たち(1)

2022-02-08 08:10:42 | 仲間シリーズ

【スズメ目ヒタキ科の仲間たち(1)】
今まで出会ったスズメ目 ヒタキ科 トラツグミ属 ツグミ属 ノゴマ属です

◎スズメ目ヒタキ科の仲間たち(2) 2022年2月5日


◎2020年2月25日 編集  ヒタキ科 トラツグミ属(2)、ツグミ属(9)、ノゴマ属(4)   

◎マミジロ・・・オスは全身が黒い羽毛で覆われる。オスは全身が黒く、白い眉斑がより明瞭なことが和名の由来です。メスは上面が緑褐色で、下面が淡褐色の羽毛で覆われています。喉は白い羽毛で覆われています。スズメ目 ヒタキ科 トラツグミ属


雄(♂)(左)と雌(♀)(右)


◎トラツグミ・・・漂鳥または留鳥。黄褐色で黒褐色の虎斑が全身にあるのが和名の由来で、非繁殖期は単独で暮らすものが多い鳥です。スズメ目 ヒタキ科 トラツグミ属


◎クロツグミ・・・オスは全身が黒く、腹側は白地に黒の斑点が目立ちます。クチバシとアイリング(目のまわり)は黄色。メスは全身が褐色で、胸から脇腹にかけてが白地に黒の斑点があり、腹は白い。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属


雄(♂)(左)と雌(♀)(右)


◎マミチャジナイ・・・名前は眉斑の目だつ茶色のシナイ(ツグミ類の古名)の意味でツグミ属としては小ぶりで上面はオリーブ褐色。胸とわき腹は橙黄色で眉と腹は白い。雄ののどは黒いが、雌は白色地に黒の縦斑があります。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属


雌(♀)(左)と雄(♂)(右)


◎シロハラ・・・ほぼ全身が灰褐色で、和名の通り腹部が白っぽい。雌雄同色だが、メスの方が顔や腹部が白っぽく、目の上に薄い眉斑がある。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属


雌(♀)(左)と雄(♂)(右)


◎カラアカハラ・・・雄の頭部、胸、背以下の体上面は青灰色で、腹脇は橙褐色。腹の中央は白い。嘴、眼瞼輪、足は黄褐色。雌は喉から脇に黒褐色の縦斑があります。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属


雄(♂)(左)と雌(♀)(右)


◎アカハラ・・・胸部から腹部側面にかけてオレンジ色の羽毛で覆われ、和名の由来になっている。腹部中央部から尾羽基部の下面(下尾筒)にかけて白い羽毛で覆われる。頭部は暗褐色の羽毛で覆われ、顔や喉は黒ずんでいます。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属


◎オオアカハラ・・・希な旅鳥または冬鳥。頭の色が、アカハラよりも黒ぽく、真っ黒では無く濃い茶色と言った感じです。越冬するアカハラはほぼオオアカハラで、アカハラに比べて顔から頭部の黒味が強い。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属


◎ツグミ・・・冬鳥として9月中旬から日本に渡来して、単独あるいは群れで暮らしています。地上を歩きながら食べ物を採餌しています。上面は褐色で、翼は茶褐色、眉斑は白っぽく黒いうろこ模様があります。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属


◎ハチジョウツグミ・・・頭は黒褐色で眉毛が白く、羽は黒褐色のものとそれに栗色がかったものがいます。胸に黒斑がなく、赤褐色の斑点があるものが主流です。個体は胸が赤みを帯びているだけで、亜種ツグミとの中間体もある。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属



◎ノハラツグミ・・・日本ではまれな迷鳥である。頭部、下背から上尾筒は青灰色。上背、雨覆、風切の一部は褐色。腮から体下面は白色で、黒褐色の斑があり、側胸から胸、脇は橙褐色みがあります。嘴は黒褐色で下嘴は黄褐色。スズメ目 ヒタキ科 ツグミ属

◎コマドリ・・・雄(♂)の鳴き声が、馬(駒)のいななきのように聞こえることからこの名前がつけられたといわれています。雄鳥には胸に黒帯がありますが、雌鳥には鳴く雄鳥より全体的に鈍い色をしています。スズメ目 ヒタキ科 ノゴマ属

◎ノゴマ・・・雄鳥は全体がオリーブ褐色で、下面は淡色、眉班と顎線は白色で、目先は黒い色をしています。特徴としてはのどが赤いオレンジ色をしています。雌(♀)はのどが白いが、時には赤みを帯びている固体もいます。スズメ目 ヒタキ科 ノゴマ属

◎コルリ・・・背中から鮮やかな瑠璃色の鳥です。雄は低木の枝などでさえずり、鮮やかな瑠璃色などで、姿を見る機会がありますが、雌は全体がオリーブ褐色で目立たない為なかなか見つけることが出来ません。スズメ目 ヒタキ科 ノゴマ属

◎シマゴマ・・・日本では旅鳥として春に記録されるが数は少ない。額から尾にかけての上面は褐色で、尾は赤みがかった褐色である。腹部は白色。頸の両側、胸、脇にオリーブ褐色の鱗状斑があることが特徴です。スズメ目 ヒタキ科 ノゴマ属