自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

フタリシズカ(二人静)

2022-06-12 19:40:03 | 山野草

【フタリシズカ(二人静)】
野草   : センリョウ科  センリョウ属
花期   : 4月~5月

名前の由来:穂が二本ならぶためと、能楽「二人静」の静御前の霊とその霊につかれた菜摘女とがふたりで舞う姿に因んだものです。

フタリシズカは、センリョウ科の多年草で、山地の林中に生えます。

根茎は短くて多数のひげ根を出します。

茎や葉が若い時、茎上に穂状花序をつくり、白色のこまかい花をつくります。

花穂はふつう2個で、希に3~4個つけることがあります。

◎2022年5月21日 富山県にて 写真6枚


◎以前

 


サンカヨウ(山荷葉)

2022-05-31 17:18:43 | 山野草

【サンカヨウ(山荷葉) 】
野草   : メギ科  サンカヨウ属
花期   : 5月~7月

深山の林の中に生える多年草です。
茎の先に直径2cmほどの白色の花を数個つける。
大小2枚つく葉はフキのような形をしており、花は小さい葉につき、葉の上に乗っているように見える。
大きい葉には花がつかない。
花のあと、濃い青紫色で白い粉を帯びた実をつける。
実は食用になり甘い。

◎2022年5月10日 富山県にて 写真4枚 追加しました



◎2020年5月3日 富山県にて 写真5枚 追加しました











◎2008年、2009年 富山県にて 写真6枚








◎雨に打たれガラスのように透き通った花びら。



イカリソウ(碇草)

2022-05-27 17:07:50 | 山野草

【イカリソウ(碇草)】
野草   : メギ科 イカリソウ属
花期   : 4月~5月
名の由来 : 花の持つ独特の形を船の碇に見たててイカリソウの名前がつけられました。

イカリソウの白花種である。写真のものは花柄に開出毛があるが、少ない。

葉は長さ5㎝、幅3㎝、葉裏には開出毛が多い、花は白色~淡黄色を帯びる。

距は花弁よりかなり長いが、距の長さは18~20mmイカリソウの範囲に入る。

花は幅約40mm、茎の下部には毛があり、上部の花柄は無毛、冬は地上部は枯れる。

◎2022年4月23日 富山県にて 写真8枚 追加しました


◎2019年以前 富山県にて 写真1枚

 


トキワイカリソウ(常盤碇草)

2022-05-26 19:45:19 | 山野草

【トキワイカリソウ(常盤碇草)】
野草   : メギ科 イカリソウ属
花期   : 4月~5月
名の由来 : 花の持つ独特の形を船の碇に見たててイカリソウの名前がつけられました。

雪国のイカリソウは、太平洋側のとは違って冬でも葉や茎が枯れずに残り、今春の花が咲く頃に世代交代する。従って常盤錨草と呼んでいます。
トキワイカリソウの分布は北陸、山陰の日本海側に多く、ほとんどが透明感のある白花である。
関東地方のイカリソウはピンクの花だが、トキワイカリソウにもピンクの花がところによっては存在する。
又うすい黄色のキバナイカリソウもある。

◎2022年4月23日 富山県にて 写真7枚 追加しました


◎2021年3月27日 石川県にて 写真2枚 追加しました





◎2019年以前




ヤマエンゴサク(山延胡索)

2022-05-25 16:26:01 | 山野草

【ヤマエンゴサク(山延胡索)】
野草  : ケシ科 キケマン属
花期  : 4月~5月
高さ  : 10~15cm

葉は楕円形の小葉3枚からなるが稀に細長いのもみられる。
茎の上部に総状花序の濃い青紫色または紅紫色の花を咲かせる。
エゾエンゴサクと分布域を同じくする地域がある。
花の下の苞が長楕円形であるのがエゾエンゴサクで、花の下の苞が写真のように切れ込むのがヤマエンゴサク。

◎2022年4月12日 富山県にて 写真4枚 追加しました


◎2021年4月1日 富山県にて 写真5枚 追加しました











◎2020年4月15日 富山県にて 写真1枚 追加しました



◎以前のヤマエンゴサク 



キバナオドリコソウ(黄花踊り子草)

2022-05-19 18:13:13 | 山野草

【キバナオドリコソウ(黄花踊り子草)】
野草    : シソ科  オドリコソウ属

花期    : 3月~6月

別名    : ツルオドリコソウ

名の由来  : この花の姿を、笠(かさ)をかぶった踊り子に見立てたもの。

高さ30~50cmの多年草。
地下に匍匐枝を伸ばして広がります。
茎は直立して、断面は四角形で、下向きの短い毛がはえます。
葉は対生する単葉で、長さ5~8cmになる卵形で、粗い鋸歯があります。
花は上部の葉腋に輪散花序をなし、黄色です。

逸出帰化(ヨーロッパ東部~西アジア原産

☆オドリコソウ(踊り子草)

☆ヒメオドリコソウ(姫踊り子草)

 

◎2022年4月23日 富山県にて 写真4枚

 

 


フッキソウ(富貴草)

2022-05-01 11:38:38 | 山野草

【フッキソウ(富貴草)】
高山  : ツゲ科 フッキソウ属
花期  : 5~6月
名の由来: 葉が常緑で、よく成長して株がどんどん増えていく様子に「富」の字を あて、 白い真珠のような果実に気品がるため「貴」の字をあてています。

フッキソウはツゲ科の常緑小低木で日本(北海道から九州)を含む東アジアに分布しています。
山地の林内に生え、またグラウンドカバーとしてよく栽培されています。
茎は地面を這い、先が立ち上がる。多数の葉がらせん状について、花は単性で春に咲きます。

茎頂に穂状花序をつけ、雄花は花序の先に多数、雌花は基部についています。

◎2022年4月12日 富山県にて 写真5枚 追加しました

 

◎2011年6月2日 長野県にて 写真3枚




 

 


キンキマメザクラ(近畿豆桜)

2022-04-07 07:23:22 | 山野草

【キンキマメザクラ(近畿豆桜)】
落葉小高木: バラ科 サクラ属
場所   : 本州の富山・石川・福井・長野・岐阜の各県および近畿・中国地方に分布する落葉小高木
時期   : 開花期 3月~4月
地方名  : 能登:マメザクラ

・絶滅危惧植物。
・マメザクラの変種。
・萼筒がマメザクラよりも細長い。
・花期が他の桜より長く、4月上旬から4月下旬(4~5月と書かれている本が多い)。
・花びらは5枚。
・花の大きさ:小さく(径1.5cm~2cmで)一重咲き。
・花の咲き方:1個~3個ばらばらに下向きに咲く。
・花色:白~淡紅白色。雄しべ多数、がく筒は紅褐色を帯びる。
・葉は互生、倒卵形~卵形、長さ3~6cm(マメザクラは2~5cm)。
・葉の先端は尾状に長く尖り鋸歯がある。

◎2022年3月21日 富山県にて 写真5枚 追加しました



◎2021年3月18日 富山県にて 写真5枚 追加しました
ほぼ 満開のキンキマメザクラ











◎2020年3月19日 富山県にて 写真9枚