自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

スッキリくっきりの剱と立山連峰

2022-01-10 07:43:05 | 自然現象

【スッキリくっきりの剱と立山連峰】

◎2022年1月8日 富山県にて 写真4枚

日中は雲一つない青空で、立山連峰がすっきりくっきり見え、また夕方には稜線付近があかね色に染まり、年に2、3回あるかないほどの美しさだった。

明け方は山並みのシルエットが雲のカーテンの下に見え、幻想的な朝焼け。・・・自宅から

青空にくっきりと浮かび上がる立山連峰・・・市内より

あかね色に染まった立山連峰・・・剱岳と雄山・・・自宅から

薬師岳・・・自宅から

 

 


コールドムーン

2021-12-20 07:17:58 | 自然現象
【コールドムーン】
アメリカの先住民は季節を把握するために、各月に見られる満月に名前をつけていました。
アメリカでは12月の満月を「コールドムーン/寒月)」と呼ぶようです。
また、20211年で最も近い満月は5月26日でした。その時の満月と比較すると、視直径は約12%小さく、約22%暗くなります。(2021年に起きる満月としては最も遠い位置にあります)
そのため、年間で最も大きく見える満月のことをスーパームーンと呼びますが、逆に年間で最も小さく見える満月のことをマイクロムーンとかミニマムーンとも呼ぶそうです。
本当の満月は12月19日ですが、その日はお天気が悪く、12月18日に雲の合間から見えたほぼ満月のお月様です。

◎2021年12月18日 富山県にて 写真3枚
満月になる時間帯は19日(日)13時36分頃のため、18日(土)の夜も満月に近い月が見られました。





ほぼ皆既の部分月食

2021-11-22 07:21:32 | 自然現象
【ほぼ皆既の部分月食】
19日(金)の夕方から20時前にかけて、日本国内の広い範囲で月の98%が欠けて見える部分月食が起こります。
今回は部分月食とはいえ月の直径の98%が隠れるため、「ほぼ月全体が隠れる皆既月食に近い」状態といいます。
「月食」は、太陽・地球・月がこの順に一直線に並び、月が地球の影に入ることで欠けて見える現象です。
月の一部が影に入ると「部分月食」、全てが影に入ると「皆既月食」となります。
皆既月食の間を含め、その前後の月は、欠けた部分が全く見えなくなるわけでなく、少し赤みがかったような色で暗くなります。
これは、太陽の光が地球の大気を通過するときに青い光は散乱され、通過した赤い光だけが回りこんで月を照らすためです。

◎2021年11月19日 富山県にて 写真11枚
皆既月食に近い98%欠けた部分月食です・・・18時09分


雲の合間からかけ始めたお月様がチラッと顔を出してくれました・・・16時59分

17時06分 ~ 17時39分・・・また雲の中に入ってしまいました


再び顔を出してくれました・・・17時46分

17時46分 ~ 17時50分・・・今回の部分月食でも月が赤黒く見えました


ほぼ今回のマックスの状態・・・18時03分

18時00分 ~ 18時04分・・・一番欠けて見えたときの部分月食


地球の影(本影)がかかる赤銅色の部分と本来の輝く白い部分の間(明暗の境界付近)には、「ターコイズフリンジ」と呼ばれる青みがかった帯状の部分かも?・・・18時10分

18時11分 ~ 18時40分・・・欠けた部分が上の方に行きます

18時58分~19時48分・・・もうすぐ月食終了です


元の状態に戻りました・・・19時53分・・・11月の満月は「ビーバームーン」と呼ばれています。



層積雲(下層雲)の一種

2020-12-19 08:38:24 | 自然現象
【層積雲(下層雲)の一種】
2020年12月2日 富山県にて 写真6枚

午前8時30分ごろ、南東の空の雲の下に一本の筋状の雲が出ていました。
飛行機雲でもないし、地震雲でもないような・・・?
某専門機関さんに問い合わせたところ
『発生原因ははっきりとわかりませんが、自然由来だとすれば、層積雲と呼ばれる下層雲の一種で、
一般的に大気が比較的安定な時に地上の風の収束や山地などの影響で湿った気流が上昇して発生したのでは。
この筋状の雲は典型的な層積雲と形状が異なっていて珍しいこともあり、原因の特定はむつかしい』とのことでした。
どうもありがとう ございました。

1本の筋状の雲








4枚組と3枚組


全体(7枚)

いろいろな形の雲

2020-12-10 08:37:30 | 自然現象
【いろいろな形の雲】
2020年12月10日 富山県にて 写真15枚

今まで撮った写真からいろいろな雲の画像をピックアップしてみました。

◎2011年7月8日 頭巾雲、ベール雲
ベール雲とは雲頂の上部に水平に薄く広がる雲でヴェール雲とも呼ばれています。
層積雲、高層雲、または巻雲に見られる雲の副変種。
ベール雲はラテン語で「船の帆、テントのフラップ」といった意味があり、これが転じて現在の「ベール」の意味となり、雲の名前もこれに由来します。


◎2011年7月8日 えりまき雲
ベール雲を突き抜けてできたえりまき雲・・・時々、ベール雲を積雲が突き抜けることがあり、この場合はその形状から、俗に襟巻(えりまき)雲とも。


◎2011年9月27日 積雲(せきうん)・(せきうん・わたぐも)
雲の代表選手。雲と言えばまずこの雲を思い出す人がほとんどだと思います。
青空にぽっかり浮かぶこの雲をみて、綿菓子やシュークリームを思い浮かべたことがあるのではないでしょうか。
夏の間は背が高く発達していた積雲も、秋になって日差しが弱まるとともに、鏡餅のように平べったいものが多くなります。


◎2016年2月12日 レンズ雲
レンズ雲 (レンズうん、レンズぐも)は、巻積雲、高積雲、層積雲に見られる雲種の1つで、凸レンズの様な形をした特徴的な雲。


◎2016年2月12日 吊るし雲
つるし雲は「レンズ雲」と呼ばれる種類の雲の一種。
高い山の風下に現れます。上空の風に乗って流れる普通の雲と違い、いちど出現すると場所がほとんど動かず、「吊されて」いるように見えるので「つるし雲」と呼ばれています。


◎2016年2月12日 笠雲
山の上に覆い被さって、笠を被っているように見えることからそう呼ばれています。
上空を流れる湿った空気が山の斜面にぶつかることによって、強制的に上昇して雲ができます。
このとき、上空の風が強いと、風上側の斜面で雲が発生。風下側の斜面では雲が消えていくという現象を絶え間なく繰り返すことによって、山頂付近で雲が止まって見えます。


◎2017年11月1日 笠雲


◎2018年6月17日 巻層雲(けんそううん)・(けんそううん・うすぐも)
「薄い白っぽいベールのような雲で陰影がなく、全天を覆うことが多く、通常、この雲が出ると、日暈(ひがさ・にちうん)や月暈が出ることが多い。
「うす雲」などの名前で知られている雲で、この雲が出ると、天気は確実に下り坂で、翌日は雨になることがほとんどです。


◎2018年10月14日 積乱雲(せきらんうん)・(せきらんうん・にゅうどうぐも、かみなりぐも)
大変背の高い巨大な雲で夏では雷や夕立ちが起こりますが、日本海側では晩秋から初冬にかけてあられや雹とともに雷を起こす雲といわれています。


◎2018年10月14日 ちょっと変わった形の積乱雲
まるでミッキーマウスのような形でした


◎2018年11月8日 滝雲
山の稜線をこえて風下側に流れた雲が,山にそって滝のように落下しながら消えていくもの。


◎2019年2月18日 波状雲
空の広範囲に広がる雲のうち、波のような模様があるもので、畝(うね)雲ともいう。
雲形分類では、「雲塊の配列による分類」にあたる変種の1つ。巻積雲、巻層雲、高積雲、高層雲、層積雲、層雲に現れる。


◎2020年11月25日 ケルビン・ヘルムホルツ不安定性の雲
流体力学上の概念で、層を成しており各層ごとに密度の異なる流体が、お互いに異なる速度で水平運動するときに発生する。


◎2020年9月7日 乳房雲(ちぶさぐも、にゅうぼうぐも、にゅうぼううん)
雲底からこぶ状の雲が垂れ下がっている状態のことで、その形は乳房、泡などとも形容される。巻雲、巻積雲、高積雲、高層雲、層積雲、積乱雲に現れる。


◎2020年12月2日 巻積雲(けんせきうん)・(けんせきうん・うろこぐも、いわしぐも)
細かな雲の粒がたくさん集まってできている雲で、空に白い小石をばらまいたように見えます。
「うろこ雲」や「いわし雲」、または鯖の背中の模様にも似ているため「さば雲」などと呼ばれ親しまれています。


◎2020年12月2日 巻雲(けんうん)・(けんうん・すじぐも)
雲の仲間の中で一番高いところにできる雲。
ハケで掃いたように見え、「すじ雲」とも呼ばれ、雲の先端がカギ状に曲がっていることがよくあります。
高層の空気の流れが速くなる秋に、真っ青な空の中で繊細で透き通るようなこの雲が流れていく様子は、とても涼しげで美しく感じます。




光の現象

2020-12-09 06:27:04 | 自然現象
【光の現象】
2020年12月9日 富山県にて 写真11枚

今まで撮った写真から光に関連した画像をピックアップしてみました。

◎2009年12月30日 幻日
太陽と同じ高度の太陽から離れた位置に光が見える大気光学現象のことである。


◎2009年12月30日 太陽柱
雲の中に六角板状の氷晶があり、風が弱い場合、これらの氷晶は落下の際の空気抵抗(抗力)のために地面に対してほぼ水平に浮かぶ。
このほぼ水平に浮かんだ板状の氷晶の表面で太陽からの光線が反射され、太陽の虚像として見えるのが太陽柱です。


◎2010年7月15日 夕焼け
日の入りのときに,西方の地平線に近い空が燃えるような赤紅色に染まる現象。大気中を進む光が空気分子によって散乱されるために生じる。


◎2010年9月19日 稲妻
雷(かみなり、いかずち)とは、雲と雲との間、あるいは雲と地上との間の放電によって、光と音を発生する自然現象のこと。


◎2015年10月1日 朝焼け
日の出のときに東の空が紅黄色に染まる現象。朝焼けは雨の前兆といわれる。


◎2017年5月28日 グリーンフラッシュ
太陽が完全に沈む直前、または昇った直後に、緑色の光が一瞬輝いたようにまたたいたり、太陽の上の弧が赤色でなく緑色に見えるようになる稀な現象。
緑閃光(りょくせんこう)ともいわれる。


◎2017年11月1日 彩光
太陽の近くを通りかかった雲が、緑や赤に彩られる現象である。瑞雲(ずいうん)、慶雲・景雲(けいうん)、紫雲(しうん)などともいう。


◎2018年6月17日 ハロ現象(日暈)
太陽や月に薄い雲がかかった際にその周囲に光の輪が現れる大気光学現象のことである。特に太陽の周りに現れたものは日暈(ひがさ、にちうん)という。


◎2019年4月28日 環水平アーク
大気光学現象の一種で、太陽の下46度の水平線上の薄雲に虹色の光の帯が見えるもの。水平弧、水平環 とも呼ばれる。


◎2019年4月28日 ハロ現象と環水平アーク


◎2020年1月2日 虹
大気中に浮遊する水滴の中を光が通過する際に、分散することで特徴的な模様が見られる大気光学現象である。


ビーバームーンと半影月食

2020-12-01 10:09:07 | 自然現象
【ビーバームーンと半影月食】
2020年11月30日 富山県にて 写真8枚

11月最後の夜に満月( ビーバームーン)さらに月面から見て部分日食が起こっている状態の「半影月食」も見ることが出来ました。
半影月食とは月食という名が付いているものの月が欠けて見えることはなく、グラデーションのように片側が少し暗く見える現象です。
照明を半分隠したような状態というと半分だけやや暗いお月様でした。

17時30分


17時50分


18時35分・・・この時がここでの最大でした


18時38分・・・雲が出てきて隠れていきました


18時45分・・・雲間から


19時20分・・・月食が終わりつつ


20時30分・・・ビーバームーン(満月・15夜)です


ビーバームーン(左側)と半影月食(右側)の対比画面です

昨夜(10/25)の月

2020-10-26 10:44:32 | 自然現象
【昨夜(10/25)の月】
2020年10月25日 富山県にて 写真3枚 + アニメ

10月25日は富山県の知事選の日でした。
夜はきれいな半月のお月様が雲間から顔を出してくれました。






アニメです・・・名前を追加しました

中秋の名月

2020-10-14 05:59:57 | 自然現象
【中秋の名月】
2020年10月1日と2日 写真2枚

2020年は10月1日が中秋の名月、翌2日が満月と、中秋の名月と満月の日付が1日ずれています。
「中秋の名月」とは、太陰太陽暦の8月15日の夜に見える月のことを指し、中秋の名月は農業の行事と結びつき、「芋名月」と呼ばれることもあります。
中秋の名月をめでる習慣は、平安時代に中国から伝わったと言われています。

10月1日・・・中秋の名月


10月2日・・・満月


2020年 部分日食

2020-06-22 04:49:29 | 自然現象
【2020年 部分日食】
2020年6月21日 富山県にて 午後4時10分~5時35分

今日(6月21日)は1年で昼の長さが最も長い夏至でした。
午後4時11分ごろから6時過ぎまで各地で部分日食が見られました。
次回見られるのが10年後の2030年6月とのことです。



午後4時10分ごろに下の方からかけ始めました














午後5時11分ごろ・・・最大の欠けになりました


午後5時20分過ぎから、薄雲がかかってきました


30分過ぎに雲の中に・・・・


ピンホールで遊んでみました・・・ハート💛



一瞬ですが焼けました

2019-12-08 09:46:23 | 自然現象
【一瞬ですが焼けました】
2019年12月7日 富山県にて 写真6枚

一緒ですが立山連邦が夕日に赤く染まりました。
我が家の2階から眺めた立山連邦です。


白黒でも撮ってみました・・・上:カラー、下:モノクロ


雄山と剣


雄山と室堂平と立山カルデラ


毛勝三山(毛勝山・釜谷山・猫又山)


薄らと赤い薬師岳


白馬方面です

ハロ現象と環水平アーク

2019-04-29 10:17:41 | 自然現象
【ハロ現象と環水平アーク】
2019年4月28日 11:40頃 富山県にて 写真3枚

ハロ現象:
空の高い所に太陽が透けて見えるくらいの薄い雲が広がっている時、太陽の周りにボンヤリと見える光の輪のことを「ハロ(日暈)」といいます。
低気圧接近時などに見られることが多く、これが見られたあと、雲が厚みを増してきたら「天気下り坂のサイン」です。

環水平アーク:
太陽の高さが高い時に見られる現象のため、太陽が高くのぼる季節にしか見られない現象です。
そのため、日本では3月~9月頃のお昼前後にしか見られませんが、出ると視界に入りやすく目撃されやすい現象です。

ハロ現象と環水平アーク


環水平アーク



今日の牛岳

2018-11-23 08:31:35 | 自然現象
【今日の牛岳】
2018年11月23日

今日の牛岳・・・今季の初冠雪

山並みの樹木が真白になりました。

もうすぐ、冬もまじかに 来ています。









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レンズ雲と滝雲

2018-11-09 10:21:17 | 自然現象
【レンズ雲と滝雲】
2018年11月8日

立山がすっきり見える秋の朝。
立山連邦の上に3重の小さな吊るし雲(レンズ雲)薬師岳の方にも朝日に輝く1重のレンズ雲が出ていました。
そして南風に乗って、山並みでは尾根を越える滝雲もちょっぴり見えました。

薬師岳のレンズ雲


小さな3重の吊るし雲


尾根を越える滝雲


動画です・・・4倍速にしています