自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

モンクロシャチホコ(紋黒鯱)

2021-08-31 06:18:41 | 蝶・蛾・トンボ
【モンクロシャチホコ(紋黒鯱)】
蛾   :  チョウ目 シャチホコガ科
時 期 : 成虫 7~ 8 月
大きさ : 開張 45mm
分布  : 九州以北

モンクロシャチホコは「紋黒鯱」と書き、シャチホコガの一種で、成虫の翅に黒色の斑紋があること、幼虫がしばしば反り返り、その姿がシャチホコに似ることに由来するという。
幼虫は、いわゆるケムシで、8~10月に現れ、体長は50ミリ前後(終齢幼虫)。体色は若齢期は赤褐色を帯び成長するにしたがい紫色を帯びた黒色になり、黄白色の毛を密生させる。
終齢幼虫は土に潜り、蛹化し越冬するという。
幼虫はバラ科樹木(サクラ、ナシ、ズミ)の葉を食べる。
成虫は、7~8月に現れ、翅を開いたときの大きさは、雄が45~54ミリ、雌が55~59ミリ。
胴体、翅は白色~クリーム色で、前翅に黒色の斑紋がある。

◎2021年8月12日 富山県にて 写真9枚 

















ニイニイゼミ

2021-08-29 12:03:17 | 蝶・蛾・トンボ
【ニイニイゼミ】
昆虫  : カメムシ目 頸吻亜目 セミ科 セミ亜科
時 期 : 夏~秋( 6 ~ 9 月)
大きさ : (翅端まで)32~40mm
分布  : 北海道・本州・四国・九州・沖縄の平地や山地

体は緑褐色ですが、黒色の斑紋があります。
体全体が淡黄色の微毛で覆われているのが特徴です。
羽には雲状紋がありますが、個体により大きさや色あいや色の濃さが様々です。
ほかの種類よりやや早く、6月頃から見られる。サクラの木によく集まる。

◎2021年8月3日 富山県にて 写真4枚







アブラゼミ(油蝉)

2021-08-29 07:24:42 | 蝶・蛾・トンボ
【アブラゼミ(油蝉)】
昆虫  : カメムシ目 頸吻亜目 セミ科 セミ亜科
時 期 : 夏~秋( 7~ 9 月)
大きさ : (翅端まで)53~60mm
分布  : 北海道・本州・四国・九州

茶色のまだら模様の翅を持ったおなじみのセミ。
真夏、いたるところに現れ、ジージーと油が煮えたぎるようにうるさく鳴く。
電信柱や人家の壁にとまって鳴くことも多い。

◎2021年8月25日 富山県にて 写真2枚 追加しました





◎2021年8月3日 富山県にて 写真7枚 + 動画
羽化したて



成虫










羽化から成虫への動画です・・・アブラゼミ



キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)

2021-08-28 09:01:25 | 山野草
【キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)】
野草  : アジサイ科 キレンゲショウマ属
花期  : 7月~8月
絶滅危惧II類(VU)
名の由来:レンゲショウマに似て、黄色い花をつけることからの命名である。

葉の脇に疎らな円錐花序(下のほうになるほど枝分かれする回数が多く、全体をみると円錐形になる)を出し、筒状の黄色い花を斜め下向きに数輪つける。
花弁は5枚である。 肉厚で、平開はしない。
雄しべは15本、雌しべの花柱は3本である。
紀伊半島、四国山地、九州山地などの限られた地域

◎2021年7月26日 富山県にて 写真5枚









レンゲショウマ(蓮華升麻)

2021-08-27 06:03:04 | 山野草
【レンゲショウマ(蓮華升麻)】
野草  : キンポウゲ科、レンゲショウマ属の多年草
花期  : 7月~9月
名の由来: 花が蓮に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、レンゲショウマ(蓮華升麻)の名がつけられた

花茎の下部に茎葉と根出葉がある。葉は二-四回三出複葉で、小葉は卵形、あらい鋸歯を持つ。
高さは80センチ程度となり、丸い蕾をつける。
赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。
花の直径は4センチほど。萼も花弁も共に花弁状に見える。
萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見える。
本州(東北地方南部~近畿地方)の太平洋岸の温帯域に分布し、山地から深山のかけての湿り気のある林下に生える。
複数の都道府県でレッドリストの絶滅危惧種(絶滅危惧I類)や絶滅危惧II類などに指定されている

◎2021年7月26日 富山県にて 写真9枚

















2021 キアゲハの羽化

2021-08-25 07:05:44 | 蝶・蛾・トンボ
【2021 キアゲハの羽化】
◎キアゲハチョウ(黄揚羽蝶) ベース

◎2021年7月21日 富山県にて 写真9枚 + 動画



終齢幼虫・・・食欲が旺盛・・・サナギ化直前



脱皮してサナギへ

サナギから羽化・・・蝶へ

羽を伸ばす

蝶へ

自然の中に


動画です・・・終齢幼虫からサナギそして成蝶へ・・・キアゲハの孵化



ナナフシ(七節、竹節虫)

2021-08-24 05:59:25 | 蝶・蛾・トンボ
【ナナフシ(七節、竹節虫)】
昆虫  : ナナフシ目 ナナフシ科 ナナフシモドキ亜科
時 期 : 夏~秋( 7~ 9 月)
大きさ : オス♂60mm前後 メス♀85mm前後
分布  : 本州・四国・九州
別名  : ナナフシモドキ

まるで木の枝に6本の脚がはえたような体型の昆虫。
よく似たエダナナフシとは、本種の方が触角が短いことで見分けられる。
メスは、緑色~褐色。オスは、濃褐色でメスよりも細いが、通常、メスだけで単為生殖をおこなうため、めったに見つからない。
日当たりの良い雑木林や、林縁の葉上、下草上で見られ、サクラ、カシ、コナラなど、いろいろな植物の葉を食べる。
あまりにも植物にそっくりなので目にとまりにくいが、都市近郊にも多く生息している。

◎2021年7月18日 富山県にて 写真6枚 + 動画
2匹のナナフシ












ナナフシの動画です・・・ナナフシ

スズムシ(鈴虫)

2021-08-22 07:00:57 | 蝶・蛾・トンボ
【スズムシ(鈴虫)】
昆虫  : バッタ目 コオロギ科
時 期 : 夏~秋( 7~ 9 月)
大きさ : 17~25mm
秋田県五条目町の森林が北限。 東北地方南部から南の本州、四国、九州、沖縄

美しい音色を奏でる虫としてスズムシの名は一般に知れ渡っている。
黒っぽい体をし、大きな羽根を持つオスと長い産卵管を持つメス、触角はオス、メスともに中央部が白くなっているのが特徴。
羽根を立てて夜に鳴くのが一般的だが、すずしくなると昼間でも鳴くようになる。

◎2021年8月12日 富山県にて 写真8枚 + 動画

オス(♂)・・・幅広い羽が特徴です

メス(♀)・・・羽は細く、産卵管があります



触覚のお手入れ中

リンリンと音(鳴く)を出すのはオス・・・幅広の羽をすり合わせて音を出しています



羽化仕立て?まだ翅が白っぽいオス


動画です・・・羽をすり合わせて音を出しています・・・音量に注意願います。スズムシ

2021 ムナグロ

2021-08-21 15:23:48 | 野鳥
【2021 ムナグロ】
◎ムナグロ(胸黒) ベース

◎2021年8月11日 富山県にて 写真7枚 追加しました















◎2021年4月16日 富山県にて 写真16枚

朝、熱気球が1基飛んでいました・・・立山、剱をバックにパチリ…なにか右側に三十数羽の鳥の群れが

後で見に行くといつもの田んぼにムナグロのご一行様が飛来していました・・・画像には9羽

旅の疲れか?早朝か?眠そう・・・

瞼が半分

お休み中

毛づくろいも

黒から斑や茶色などなど

















ヒグラシ(日暮)

2021-08-21 07:20:35 | 蝶・蛾・トンボ
【ヒグラシ(日暮)】
昆虫  : カメムシ目(半翅目) セミ科
時 期 : 夏~秋( 6 ~ 9 月)
大きさ : 40~50mm(頭の先からはねの先まで)
分布  : 平地や山地

日暮れ時にカナカナカナとよくひびく声で鳴くのでヒグラシという名がある。
しかし夕方だけでなく、早朝まだ薄暗いときもよく鳴く。
明るさに敏感で、昼間でも天気が悪くなり、あたりが暗くなると鳴き出す。
平地にもすむが、山間部の谷間にとくに多い。
俳句では秋の季語とされるが、実際はセミの中でも比較的早く出現する種で、7月が最盛期である。

◎2021年7月31日 石川県にて 写真3枚