自然とデジカメ

山野草や野鳥そして蝶々などの写真を撮っています。

オオセイボウ(大青蜂)

2018-09-18 23:08:49 | 出会った生き物たち
【オオセイボウ(大青蜂)】
昆虫  : ハチ目 セイボウ科 セイボウ亜科
大きさ : 12~20mm
時期  : 6~10月
場所  : 本州・四国・九州・沖縄
全身が金緑~青く玉虫色に輝くハチで綺麗です

大型のセイボウで、顔面が著しく細長く前方に突出しているのと紫菫色で周辺に多少の緑色部があります。
花にやって来る。
幼虫は、スズバチ(トックリバチの仲間)などの巣に寄生して育ちます。

◎2018年9月17日  写真13枚



























エリマキシギ(襟巻鷸)

2018-09-16 18:45:14 | 野鳥
【エリマキシギ(襟巻鷸)】
野鳥  : チドリ目 シギ科 エリマキシギ属
生活型 : 旅鳥
生息地 : 水田、湿地、干潟、湖沼、河口など
時期  : 4~5月、8~10月
全長  : 雄 32cm 、 雌 25cm


雄は雌よりも一回り大きい。
雄の夏羽では目の上から耳状の飾り羽、くびからは、えりまき状の飾り羽を生じるが、その色は白色・青黒色も黒の横じま・灰黒色・白地に黒の横じま・など多様であるが、日本では雄の完全な夏羽は稀です。
雌は地味な羽色で、頭部や上面は褐色で黒褐色の縦斑や斑紋があります。
冬羽では雌雄とも、頭は淡褐色で黒い縦斑があり、体の上面の軸斑は黒く、羽縁が灰色、顔から胸は淡灰褐色で、腹部は白い。
幼鳥は冬羽に似ているが、上面の羽縁は淡黄褐色を帯び、羽縁の内側は黒い。下面も淡黄褐色から橙色である。

◎2018年9月11日 石川県にて 写真6枚 追加しました













◎2017年9月2日 石川県にて 写真12枚 追加しました

























◎2015年9月19日 石川県にて 写真2枚追加しました


コアオアシシギ、ツルシギと一緒に



◎2015年8月27日 石川県にて  写真15枚



オグロシギ(右・大)とエリマキシギ






















オグロシギ(左)とエリマキシギ(右・3羽)


後ろの白っぽいのが♀かな?






能登・皆月山王祭り

2018-09-13 14:47:21 | 旅行
【能登・皆月山王祭り】
2018年8月11日 石川県にて 写真5枚

皆月湾を望む輪島市門前町皆月の日吉神社で毎年8月10日と11日に行われる皆月山王祭り。
延喜年間(901~923年)創祀と伝わる皆月日吉神社の夏の例大祭。
住民が豊漁や海の安全、五穀豊穣(ほうじょう)を祈願した祭礼が執り行われます。
青竹に5色の吹出しをたなびかせた船形の曳山が、天狗、太鼓、神輿などとともに巡行する。
夜になると曳山に飾られた数百もの提灯が灯り、幻想的な光景を見せてくれます。



色とりどりの吹き流しが飾られた舟形の曳山(ひきやま)




白装束でわらじを履いた男衆が曳山を「エイヤ、エイヤ」の掛け声で引き回した。
日暮れとともに、曳山に取り付けた約300個のちょうちんに明かりがともり、華やいだ雰囲気を醸し出した。


10日は海岸沿いの道路に設置された御仮屋で、11日は日吉神社境内で馬駆け神事などが行われます。




 

能登・間垣の里

2018-09-12 06:00:44 | 旅行
【能登・間垣の里】
2018年9月3日 石川県にて 写真11枚

「まれ」ゆかりの地にもなった輪島の秘境。
海沿いの家には、軒先より高い「間垣」が多く見られます。
間垣とは、長さ約3メートルのニガ竹という細い竹を びっしりと隙間なく並べてつくった垣根のことです。
日本海から吹き付ける強い潮風から家を守る竹の垣根で、奥能登の厳しい自然の中で暮らす人々の景色を見ることができます。





もともとは何もなかった空き地に「まれ」の撮影のために設営されました櫓は、「かつて村の火の見やぐらとして使われていたもの」という設定で作ったそうです。


民宿や旅館もありました




海に面した間垣も


ユリと間垣


海岸線






「男女滝」(なめたき)・・・画面の水流が多く、勢く流れているのが本流の「女滝」で、右下の少しだけ流れているのが「男滝」です。

ヨーロッパトウネン(ヨーロッパ当年)

2018-09-09 15:30:32 | 野鳥
【ヨーロッパトウネン(ヨーロッパ当年)】
野鳥  チドリ目 シギ科 オバシギ属
生活型 : 数少ない旅鳥または冬鳥
生息地 : 砂浜、干潟、湿地など
時期  : 3~5月、7~11月
全長  : 14cm
別名  : ニシトウネン

トウネンとよく似ているが、わずかに小型であり、脚がより細長く見える。
冬羽では上面は灰色で、下面は白色。夏羽は上面と頭頂から胸側は赤褐色。
幼羽は背と肩羽上列の境界に、白いはっきりとしたV字模様がある。喉は白い。
嘴はやや短めで、わずかに下に曲がっている。
雌雄同色である。

◎2018年9月3日 石川県にて 写真10枚 追加しました




トウネンと特徴の比較をしてみました


リラックス
















◎2017年9月2日 石川県にて 写真8枚
トウネンと一緒にいました・・・・背中のV字で判断しました
















ハラビロハンミョウ

2018-09-08 14:05:50 | 蝶・蛾・トンボ
【ハラビロハンミョウ】
昆虫  : コウチュウ目 ハンミョウ科
大きさ : 12~14mm
時期  : 5~9月 (イカリモンハンミョウは6月下旬~7月中旬)
場所  : 本州(中部以西)、四国、九州  石川県カテゴリー絶滅危惧第Ⅰ類

上翅に丸みのあるハンミョウで、斑紋はエリザハンミョウやコニワハンミョウに似ている。
海岸の河口部など湿潤な砂泥地や砂丘に生息する。
成虫・幼虫ともに捕食性で小昆虫などを捕らえる。


◎2018年9月3日  石川県にて 写真5枚









トキ(朱鷺)

2018-09-07 07:05:22 | 野鳥
【トキ(朱鷺)】
野鳥  : トキ科 トキ属
生活型 : 留鳥
生息地 : 水田、湿地
時期  : 一年中
全長  : 77cm

世界で繁殖地は中国のみ、かっては日本各地に生息していましたが、1981年佐渡島で捕獲したのが最後で一時絶滅しました。
2008年佐渡で野生復帰に向けて10羽が放鳥され、現在も保護増殖と野生復帰事業に取り組んでいます。
雌雄同色で、額から眼のまわりの裸出部が赤い。嘴は黒く先端が赤く、下に湾曲しています。足は赤色、虹彩は黄色。
夏羽は頭頸部の黒い皮膚が粉状に剝落したものをこすり付けるため、頭部から頸、背、肩羽などが灰黒色、その他の部位は白く、淡いトキ色を帯びる。
冬羽は後頭の冠羽や翼、尾がトキ色です

◎2018年9月2日  富山県にて 写真10枚追加しました
2016年9月に佐渡で放鳥されたメス。本州に2羽いるうちの1羽で、先日長野の安曇野からやってきたとのお話でした。
場所が遠いのと陽炎で画像が悪いです。














撮影条件A


撮影条件B


撮影条件C



◎2010年10月23日  富山県にて 写真5枚追加しました
冬羽の白い色でした











◎2010年8月1日 富山県にて 写真3枚
個体番号4と衛星利用測位システム(GPS)機能付き発信機を付け、黒部市の特別住民票を交付された「トキメキ嬢」に会えました。

左足に緑に白字の「04」の固体番号が見えます





シルビアシジミ(SYLVIA小灰)

2018-09-04 09:01:07 | 蝶・蛾・トンボ
【シルビアシジミ(SYLVIA小灰)】
昆虫  : チョウ目 シジミチョウ科 ヒメシジミ亜科
時期  : 5月~11月 年4回ほど発生
前翅長 : はねを広げると約20~27mm
分布  : 関東以南、川の土手などでみられます。 絶滅危惧I類に指定されていて数が少なく生息場所が限られているため目にすることはまれです。
珍しさ : 普通 ★★★★☆ 珍しい 絶滅危惧IB類

ヤマトシジミとは、後翅の斑紋の並びが異なります。
オスの翅の表面は、青色。
メスは、褐色か、濃い青がわずかに入ります。
普通に産する近似種のヤマトシジミとは、前ばねの裏面の中室内に黒点のないこと。
後ろばね裏面の外側より3列目の黒点列が前より2番目の黒点が内方にずれるため、黒点の形成する円弧がここで分断される点で区別される。
ヤマトシジミはカタバミを食うが、本種は主にミヤコグサを食草とする。そのほかコマツナギ、ヤハズソウ、場所によってはシロツメクサ、ウマゴヤシなど。

◎2018年9月3日 石川県にて 写真15枚 + アニメ


























1頭の雌に対して雄2頭




アニメです