意外な嫁ぎ先

昨日友人から、こんな内容のLINEが来た。
“明後日、ドイツ大使館に行くんだけど、まだキャベツ持ってる？お土産に4つぐらいもって行きたいのですが。どう？
キャベツは数日前に採ったのがあるが、今日最後のセロリとレタスに白菜収穫したから、セロリとレタスどう？と返事。
“ダメ。ドイツはザワークラウト食べるからキャベツじゃないと”
ハイぽか～ん。
ザワークウト？
ザワークウトを食べるからってことは食べ物なんだろうな？ってぐらいなもんだ。
ザワークラウト何？ってLINEしたもんなら、ザワークラウト知らんの？正気ですか？て言われかねないので、カーリング打ち上げの泥酔の中、ザワークラウト検索。
そう言うことか。
“大丈夫 キャベツあるよ”と返信。

そして今日。
友人がキャベツを取りに来た。
家のキャベツがドイツ大使館ですよ。
来年からキャベツ段ボール箱に“ドイツ大使館御用達”と印刷してもらうか。
友人は｢おっちゃんちのキャベツ宣伝に行ってくるから｣と帰っていった。
僕キャベツあげただけなんだけど、ドイツ大使館に行く目的って、家のキャベツ宣伝なの？なんかスゲーとこになったし、スゲーとこに嫁に行くなぁ家のキャベツ。

これが今年最後の実習生ネタ

実習生は今朝5時に宿舎を出て帰国へ。
ホントに帰国したかは知らんが。

5万くれとごねていた実習生。
すんなり5万をあげてしまうと、ごね得ってなって仕舞いかねないので、昨日僕の計算が3万ぐらい間違っていた。と説明書して4万渡したさ。
これで文句あんのか？
一番恐れるのは、自分の目標額まで払わなければ｢帰らない｣ってなることだ。
昨日のカーリングは楽しかった。
カーリング中、実習生からLINE的なアプリで“実習生の中で一番給料少ない”と送られてきた。
楽しさ吹っ飛んだわ。
だから言わんこっちゃない。
君、こっちが｢1時仕事｣と言えば｢1時30分仕事開始｣と労働時間値切ってたろ。
1日7時間しか働かなかったら、1時間残業している他の実習生と1日で2時間差が出るのよ。
1ヶ月20時間差が出るとして、8ヶ月で160時間。
そりゃ差が出るよ。
こりゃ明日またごねるな。
まだ妥結には至らないか？
そして今日、5時に雪の中歩いて宿舎へ向かう。
なぜなら、車スタッドレスタイヤ履いていないからだ。
だから、もう一人の農家の方の車で集合場所まで送ってもらう。
5時実習生はまだ寝ていた。
起こして、起きたてのまだ頭がボーッとして文句を言わない内に、車に乗せ集合場所へ。
集合場所は隣町の御代田へ。
早く着きすぎ、まだ全員来ていないし、バスも来ていない。
実習生二人はさっさと車から降りる。
もう一人の農家の方が｢コーヒー買いに行ってくる｣と車から降りる。
車には僕一人。
家の実習生が再び車に乗り込んで来た。
なんだ？なんだ？何か文句言いたいのか？
｢お兄さん｣と後部座席から僕を呼ぶ。
キター。
最後の労使交渉か？
実習生はそこにあったボトルタイプの入れ物に入っているクロレッツを差し出す。
え？
｢これ○○○さんのだろ？｣
｢大丈夫。大丈夫。｣と自分もクロレッツを食べ、まだクロレッツを勧めてくる。
こりゃあたし、相当口臭いってことか？
｢ありがとー｣と○○○さんのクロレッツを勝手に頂く。
クロレッツを口にしたら、実習生は車を降りていった。
え？何これ？わざわば車に戻ってきて、人のクロレッツ差し出して、食べたら去っていく。
なんじゃそりゃ。
その後、彼らはバスに乗り雪の中去って行った。
今年はまったく泣けなかった。
そして、偶然にも去年の実習生からLINE的なアプリで“食事しましたか？”“お兄さんのことを懐かしく思います”って来た。
こっちに泣きそうになったわ。