隠語

友人から｢包丁を研ぎに行っても良いですか？｣とLINEが来る。

丁度一仕事を終えハウスに戻ってきたタイミングだったので｢どうぞ｣と返信。

包丁を研ぎにってのは隠語で、ホントは｢レタス採りに(切りに)行っても良いですか？｣って意味なんだろうな。

数分で友人は現れた。

そして、収穫包丁ではない家庭用の料理包丁を取り出す。

｢砥石は？｣

｢え？ホントに包丁研ぎに来たの？｣

｢はい。包丁研ぎ器持ってますよね？｣

｢え～😱包丁研ぎ器持ってるの？あたし昨日ここで包丁研いでたのに、持ってるなら言ってよ❗｣と笑いながらバイトちゃん。

確かに昨日、何を洗っているのだろう？と見てみると一生懸命包丁研いでたわ。

｢持っているけど、そんな研げないよ。研ぎ器は家だから取りに行ってくる｣

これちゃんと研げたのかな？

嘘でしょ？そのキャベツの巻

友人がハウスまでやって来る。

連日、友人が次々やって来る。不思議だ。

今日来た友人は僕に｢はい。これ｣とキャベツを差し出す。



｢このキャベツ修さんから秋にいただいたキャベツです｣

｢ホントに？｣

｢はい｣

色々と貯蔵の試験をしていたようで、僕にその成果を見て欲しかったようで、僕の驚きに試験の成功に喜んでいた。

だって、もう収穫から5ヶ月が経過しているのよ。

そんなキャベツとは思えない。

芯は黒くなっていたので、そこは切り落とすと

夏場の捨てたキャベツ一日目ぐらいな感じよ。

これはホントに凄い。

回覧板回りました？の巻

ハウス横の倉庫にて種まきや色々と従業員Kちゃんと仕事。

それが次々と人がやって来る。

やって来る度に｢サニーレタス持っていく？｣とサニーレタスを採ってあげる。

Kちゃんは｢ここに来ればサニーレタスあげますって回覧板でも回したんですか？｣

ですよね。と言いたくなるぐらい今日はやけに人が来る。

数量限定特別栽培のレタスはあげすぎて適期収穫の品物無くなったわ。

朝礼を始めます

軽トラに苗を乗せる段取りやなんなかんやは嫁さんに頼み、アルバイトと言うより従業員の女の子(Kちゃん❪仮名❫)と9時ぐらいに畑に来るようにと伝え、僕は先発でキャベツを植えるべく畝立てに。

予定通り9時過ぎに二人はやって来たので、畝立て用トラクターから下り｢さぁ始めますか｣と言うと、Kちゃんは｢え？もう？｣

｢え？もう？ってどう言うこと？え？朝礼すんの？｣

確かに従業員ともなれば朝礼せなぁあかんのかな？

｢違います。ラジオ体操とかしないの？｣

｢ラジオ体操？やらないよ。やるなら農民体操｣

｢農民体操ってなんですか？やってみて｣と言われたが、もう農民体操マスターしてる人など農協職員ですから皆無であろう。

ってことで、朝礼もラジオ体操も農民体操もせず仕事スタート。

休憩につまみを食べる。

｢これ好き｣と嫁さんとKちゃん。

｢僕これそんなに好きじゃない｣

｢じゃあ緑のちょうだい｣とKちゃん。

｢イヤです。この中で緑のが一番ウマイやつじゃん。これ取られたら｣と開封。

しかし、緑の入ってない。

｢緑の入ってないよ｣

｢嘘でしょ？最初に食べたんでしょ？｣

｢食べてませんよ。今開けたとこじゃん｣

信じて貰えず｢食べちゃったんだよ。入ってない訳けないじゃん｣と再び言われる。

｢そう言えば、昔天ぷらそばに僕だけエビなかったことがある｣

｢何それ。そんな訳ないでしょ？｣

｢そう。天ぷらそばにエビ無いなんてそんなこと有るわけない。だから、皆から『最初に食べたんでしょ‼️』と言われ信じて貰えなかった😥｣と言えば、もう爆笑😂される有り様ですよ。

今年の休憩はネタになりますわ。

夕方

レタス初収穫してみた。

やわらか～くて、すげ～新鮮でうまい。

信州８６８

キャベツの種まきは2月中旬から7月上旬まで、家はだいたい週一で行っている。

実習生もいないので、昨年は嫁さんと2人でやっていたが、今日はバイトの女の子を含めて３人でと言うスタイルに｢あれ？３人だとどうやったっけ｣と流れ作業のスタイルが2人に慣れすぎてしまい戸惑う始末。

キャベツの品種は『信州868』

｢信州868ってなんで868なの？｣と問われる。

ブログで何回も触れているが｢キャベツ界のホームラン王や～って意味｣

｢はぁ？何それ？｣

｢世界のホームラン王王貞治のホームランの数は？はい868です。だからです｣

｢そうなの？｣

｢市場の人とかにもそう言った方がうけが良いでしょ？で、最後に諸説ありますって言っておけば良いのよ｣

そして、今日の長野県新規コロナ感染数が868人でした。

リアルに信州868やわ。