遠足 - 軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感
今年のキャベツの出荷が昨日で終わり、祭日ってこともあり、娘と二年ぶりに遠足へ。
目指すは、そば粉のガレットとデザートクレープの“カシェット”
家から約５キロ、遠回りして二年前は2時間半。
11時30分に着きたいので、9時に家を出る。
家からすぐ近くの橋から下を覗く、川にはイワナが泳いでいる。
そこを少し行くと地区にある霊符神社があり、そこでお参り。
芸能人格付けチェックをこよなく愛する娘は、参拝の仕方は一流である。
その坂を上ると、ぼんぼん髄道と
言うトンネルがある。
たぶん軽井沢唯一のトンネルだと思う。
ぼんぼん坂を下り、ペースは快調。
前回は知り合いの家のベンチで休んだが、今日は断っていなかったので、ベンチをスルーしようとすると｢じゃあどこで休むの？｣と機嫌を損ねやがった。
家に車がなかったから留守だろうと、｢ベンチで休ませて下さい｣と電話しての休憩。
休憩を終え、女街道へ出る。
この道から女街道へ出た所に喫茶店がある。
ちょっとコーヒーといきたいところだが、ここで道草を食っている訳にはいかない。
少し歩くと“浅見光彦の家”今年はやっていないようで、浅見光彦の家と書いてあった看板はブルーシートで被われ、光彦の愛車のソアラもない。
どうしたんだろ？
そこを通りすぎたころだろうか、喫茶店のマスターの車が僕達を抜かして止まって、車から降りてきた。
｢片山さん今日は散歩？片山さんかなぁって思って｣と喫茶店でコーヒーを頼むと出してくれるチョコレートを袋に入れて持ってきてくれた。
そして車はUターンして帰っていった。
わざわざチョコレート渡しに来てくれたの？
ありがたい。
これも人徳だわ～
知らないおっさんが急に車から降りてきて、紙袋渡して去っていく様に、娘ポカーンでしたけど。
チョコレートを一粒食べながら、また歩き出す。
72ゴルフ場のクラブハウスを過ぎ、モーニング専門店前通過。
｢どうする？｣
当然却下される。
でも、またいつか行こうね。
ゴロゴロォからスイスイへ - 軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感
二年前と今では脚力が大分差があるようで、公園で時間調整をしたが、それでも11時20分ぐらいにはカシェットが見えてきた。
そこを従業員が僕らを抜かしていく。
これ、この車に乗ってくれば良かったんじゃない？と思うが、そこに娘が気付かないことを祈ろう。
僕はベーコン、娘はサーモン。
フォーク&ナイフだ。
娘の使っているナイフはデザート用。
お前なぁ～
娘は野菜から食べ、ガレットを食べ、サーモン最後。
一緒に食べろよ。
最終的に｢わさび醤油下さい｣なんて言うなよ。
｢お前サーモンだけ残してたら、嫌いと思われて、片付けられるぞ。そしたら“まだ子供が食べてるでしょうが”って田中邦衛風で言うけど｣
クスッとするネタが通じる従業員。
次はデザート。
さっき娘がデザート用のナイフを使ってしまったので、今あるナイフはデザート用とガレット用の二つ。
でまたデザート用取るから、今度はガレット用で僕がデザートを。
僕が間違えた様に思われるわ。
もう、普通クレープ巻いてあるから、巻いていないクレープに自分で巻こうとする娘。
やめろ！ナイフといいセレブじゃないのバレるだろ。
で、また歩いて帰路に。
途中近所の若いヤツの車が信号で止まっている。
心の中では｢乗っていきませんか？って言ってくれ｣と叫んでいる。
誘ってくれれば、まぁ仕方ないのるかって口実が出来るが。
信号青ブーン。
行ってしまった。
しゃあない歩くか。
と完歩しました。