死ぬかと

2トンのダンプを借りて作業をする。
鳥の巣(地名)からボンボン坂を通りトンネルを抜けると上発地。
ボンボン坂を加速して一気に上り、頂上がトンネル。
トンネルを出ると直ぐに右カーブの急な下り坂、その前にブレーキ。
ってアクセルから足を離そうとすると、アクセルから足が離れたい。
えっ？
何か足に？
このままじゃ！でもブレーキ踏めない。
かといって、この後の急な坂にハンドルを切る訳にはいかない。
直進したら崖下へ。
でも、足が…
何？何が引っ掛かってるの？
無理やり足を上げ、急ブレーキ。
アスファルトギリギリでダンプは止まる。
危うく崖下ですよ。
冷冷しながら、足を見る。
何？何これ？
カボチャのつるが足に絡み付き、そのつるをドアでぴったりと閉めてしまっていたのだ。
こんなことあんのね。
死ぬところでしたわ。