軽井沢one beauty 片山農園の日々雑感

軽井沢で農業をしながら、ちょっとしたことをブログに書いてます

外敵軍現れる!!

2013-04-30 20:31:00 | 日記
我が家の家の作りは、母家と離れとなっている。
母家は南向き、僕の離れは西向きで廊下で繋がり、Lの字のような建物だ。
繋がった場所に少しのスペースがある。
そこは雨露はしのげるが日当たりは良くないので、我が家の漬物スペースになっている。
その漬物が最近何物かに襲われている。
漬物のポリの樽にはビニールが被された上に蓋をし、その上に両手で持ち上げるぐらいの石が乗っている。
それを意図も簡単に退け、ビニールを破き粕を食べて帰っている。
ある種カス野郎だ。
酒粕の樽を襲うとは、アル中野郎でも夜な夜な現れているのか?
妖怪酒粕ナメズリの仕業か?

朝やられているのを毎朝オカンが片付ける。
イタチごっこだ。
ここら辺には外敵軍がたくさんいる。
鹿、狸、狐、イタチ、ハクビシン、猪、熊、アライグマ。
手先の器用さはアライグマか?
鼻で一押しに石を退けているなら猪か?
狸のためグソって言う言葉があるらしいか、家の近くの雑木林に「なんじゃこりゃあ!?」って言うぐらいためグソの場所がある。
つーことは狸の仕業か?
そんなんで、檻を仕掛けた。
また法律違反ですよ。と言われかねないが…。
でも、捕れたらイタチだったらまさにイタチごっこだったってことな訳だ。





混合ガソリン

2013-04-29 21:12:00 | 農業
畑で使うマシン達の燃料は、買い置きの缶から5リットルのポリ容器へ移し畑へ持って行く。
ポリ容器と言うことで、法律違反ですよと言われかねないが。
2リットルぐらい入っているにも関わらず、オトンが「燃料」と言うと素早く実習生が燃料を入れに行った。
他の仕事をしていた僕は、よく分かるなぁやるねぇ~と思っていた。
ポリ容器は白だがガソリンの色は透けて見える。
なんかガソリン薄くない?と思ったが、気のせいかな!?と。
畑に着き、実習生はキャベツ定植機を試運転させ準備万端。
燃料を入れる前に、自分達にもオロナミンC的な物を燃料として口に入れる。
「どう?元気ハツラツ?」と実習生に聞くが無反応。
とりあえず定植機に燃料を入れてやる。
あれ?
ガソリンって…こんな…?
これ軽油だね。
絶対軽油だね。
ガソリンと軽油の混合だね。
実習生はドラム缶から移したジェスチャーをしている。
燃料と言ったのだから、あながち間違った訳ではない。
こっちのミスであるが「すみません。すみません」と謝る実習生。
こっちの方がすみませんだ。
そんな事では怒らない。
いま寛大はな寛大ぐらい寛大だ。

ガソリンを入れ直し、ビリーガスパーは快調に動いている。
定植機は白を基調とし、所々に赤が入ってタイヤは黒なので、海賊男ビリーガスパーなのである。
ビリーガスパーを操縦している実習生は「元気ハツラツ?」の問いは聞かなかったが、働きをみれば効いているようだ。
おかげで、定植の遅れを取り戻す事が出来た。




ゴールデンウィーク

2013-04-28 21:03:00 | 日記
ゴールデンウィークに入り車の量が増えている。
発地の畑にいればゴールデンウィークを感じるのは、車の量ぐらいなもんだ。

よく、交通事故を減らすにはどうしたら良いか?とか渋滞を無くすにはどうしたら良いか?言うが、そんなの簡単である。
日本から連休を無くせば良いのだ。
そうすれば車乗らなくなるでしょ。
事故減るでしょ!
渋滞起きないでしょ!
そんなことしたら日本経済回りなくなっちゃいますけど(>_<)
現に人が動くので、ゴールデンウィークはレタスの値段は高い。
この時期にレタスが出れば、一攫千金も夢ではない。
そう思って以前2年程群馬で友達とレタスを作った。
もちろん、こっちのレタスが出るまでの期間限定の作付けである。
定植は冬の暇な2月に行い、管理もさほど忙しくない3月にちょこちょこって
行う。
帰りは、マックに寄ったり温泉に入ったりと遊びの延長のような感じだった。
一年目は初年度と言うことで、資材費が掛かり過ぎ、そんなに儲けはなかったが、ゴールデンウィークに出荷したレタスは一箱3,000円近い価格だった。
二年目はゴールデンウィーク終わってからの出荷になってしまったが、値段も良く、一年目に使用した資材が使えたりして、経費が掛からなかったので、冬場のバイト代よりずっと良かった。
なんとなく、群馬でのレタス作りがこうやれば良いんだって分かって来た矢先、一緒にやって来た友人がドロップアウトしてしまった。
まぁ友人はドロップアウトしたが付き合いはまだある。
これがカミングアウトだったら、付き合いはまぁ無いわなぁ~
そんなんで、群馬でのレタス生産から撤退を余儀無くされてしまった。

昨年農協時代から知っている、農協の方が段々と偉くなり、その方が「群馬でレタス作らないの?」と聞いてきた。
「一人では無理なので」
「仲間がいればやるか?」
「そうですね」
いずれはまたチャレンジしてみたいと思う。

キャベツの生産が主な我が家としては、レタスの生産は少ない。
家がレタスを出荷する頃は、レタスの出荷量が増え高い相場は期待出来ない。
そのレタスの定植を本日行った。
マルチの上をマルチバーナーでマルチを焼き穴を開ける。
穴を開けていると、畑の真ん中の畝間に何か焼けたような物がある。
マルチバーナーでその物体を突っついてみる。
ん?
これパンツだな!!
なんで畑の真ん中に焼け焦げたパンツあんのかねぇ~








軽井沢発地のおいしい水

2013-04-27 20:52:00 | 日記
新しく移転した防除用水は井戸水で、すこぶる綺麗だ。
飲料用としてもイケるのでは?と思う。
発地のおいし~い水として、農閑期にペットボトルにでも詰めるか。
発地田んぼで米を作り、この水で日本酒でも作れれば最高かっ?
発地の谷地マグソより下の層から湧き出た水で仕込んだ純米酒。
もうマグソって言葉で買う気無くすわ!!

そんな話はさて置き、この防除用水移転に伴い、井戸水を使用するに至るまでにはお金がかかると言うことで、色々と代案が出た。
案として、井戸水はやめて移転場所横に流れる用水から、用水の横に貯水槽を作り、そこへ引き入れる。
用水と言っても、水量は少ないが最近のゲリラ豪雨ともなれば、氾濫ギリギリだ。
貯水槽から消毒用トラクターへは、エンジンポンプを使う。
これが一番安上がり。
安くさせるには、井戸と電力はNG。
用水の水は衛生面で大丈夫なのか?
上流には酪農を営んでいる人は居ないが、上流にはたくさんの鹿が暮らしている。
大腸菌は大丈夫なのか?

軽井沢町役場は観光経済課が農家の窓口になっている。
防除用水の件では、親身に相談に乗っていただき、井戸と電力による完璧な防除用水が出来た。
同じ役場でも、観光経済課ではない水路を担当している課が「用水を塞き止める」と言う案を出してきた。
水門を水路に作り、水が欲しい時に水門を閉めておくと言うのだ。
まったく農業の知らない連中の案だ(怒)
消毒は噴霧だ。
つまり霧。
霧を作るためにノズルの穴はすごい小さい。
そんな流れて来る水を塞き止め汲み上げれば、砂も汲み上げでしまい、ノズルはつまってしまうのだ。
この塞き止め案の最大のネックは雨が降ったら、水門を開けると言うのだ。
夜中に雨が降っても開けに行き、急な雨にも水門を開けに行けと言うのか?
鬼畜だな!!

なぜ急に井戸が可能になったかと言うと、電柱を立てるのに200万かかると言うのだ。
そんなかからない!!と言う私達に担当の会社の人が「いいえ、電柱を立てるのに200万かかりますから」の一点張りだった。
中部電力ボルねぇ~
結局、電柱は無料で立つ事が分かり、井戸水+電力の防除用水が完成したのだ。

なぜ今日こんなことを書くのかと言うと、もしかしたら用水の横に貯水槽を作り、そこへ水を引き入れて完成していたら…
用水の上流で最近何かが始まった。
何をしているのか?工事なのか知らないし、別荘を作っているのかもしれない。
その影響で水路は濁っている。
今日に至っては、水路の水が真っ白になっていた。
こんな水防除に使える分けない!!
ホント井戸水で良かったと改めて思う次第である。


まだ続くケヤキネタ

2013-04-26 20:37:00 | 日記
昨日の天気予報では、今日の夕方から荒れ模様ってことだが、キャベツ定植を強行する。
午前中はおひさまが出れば暖かいが、雲におひさまが隠れている時の方が多く寒かった。
午後荒れる前に、キャベツを定植して直ぐに被服資材をキャベツの上に掛ける。
この仕事が農作業の中で一番嫌い。
先日のように雪や氷点下になり、キャベツがやられないように被服する訳だが、氷点下にならなければ大してする必要もないと思う。
だから、氷点下になって初めてやっておいて良かったとニンマリ。
それっておかしくないか?
被服資材をした事によって、成長が早まり、嬬恋より早く出荷が出来、高値ニンマリなんてなりゃしないし。

そうやって頑張って午前を乗り切る。
ケータイを見るとまた中部電力から着信があった。
何の用だ!!
金は払ったぞ!!
まさか!?ブログに中部電力から高額賠償請求キターなんて書いたからかっ?
かけ直すこともせず、昼寝でもしようかと思っていたら、中部電力からまた電話が来た。
「先日お送り致しました請求書届きましたでしょうか?」
「もう払いましたけど(怒)」
請求書が届いたか確認する前に、金が振り込まれたか確認しろ!!
請求書が届きましたでしょうか?ってどんだけ心配性やねん!!
つーかこのご時世、いくら郵政民営化したって郵便物ぐらいちゃんと届くわ!!
郵政バカにしすぎだぞ(- -;)

その電話の後に、チャイムが鳴り太陽光発電の営業マンが来た。
出来ることなら、中部電力に頼らない電力システムがベストだ。
かと言って、家の立地条件でペイ出来る発電は可能なのか?
じゃあ五郎の家のように風力発電?
それは無理だろう。
太陽光発電はかなり興味深く、仕事に行く時間をかなり過ぎてしまった。

その営業マンが帰り、畑へ行こうと家から軽トラをバックさせると、今度は先日電線を切断したケヤキの横にベンツが止まっていて、夫婦とおぼしき二人が何やらしていた。
誰だ!?
何してる?
ケヤキの枝は薪にするので、小さく伐ったが山からは出していない。
その薪になるはずのケヤキをこの二人がベンツに積み込んでいるではないか( ̄□ ̄;)!!
どう言うことだ!?
まったく理解出来ない\(>_<)/
もうあたしゃ軽トラの中から、ポカ~んですよ。
すると「これレイクニュータウンのですよね?」
「家のですけど(怒)」
「レイクニュータウンで木を伐っていて、持って行って良いって言うんですけど、ここじゃないんですか?」
「違います!!」
「じゃあどこですか?」
知るかっ!!
「泥棒になるところだった」とベンツに積まれたケヤキを降ろし始めた。
ベンツに木を乗せるって(゜O゜;
イヤイヤ偶然にもあたしが居たから良いようなもの、こっちが「泥棒に合うはめだっつーの!!」
まぁ薪代として32万円払って頂ければ売りますよ。