火事が発生すると、消防指令本部から無機質なコンピューターの声で「火災発生」と電話が来る。
火災発生の後に場所と火災の種類が告げられる。
場所と火災の種類によっては消防団出動となるので、消防指令本部からの電話は冷や冷やである。
農繁期ならば4時30分には起きているが、もうこの時期はまだ爆睡中。
そんなまだ夜も明けない中、分団長から電話。
「火事 出動」
え?
指令本部からの無機質なコンピューターの電話来てないし、これはどう言うことか?
その電話に気付かず爆睡していたのか?
さて、どうしたもんか?頭が寝起きに着いていけないし、急な出動にテンパる。
まずは、もう一人の班長に電話。
「ごめんなさい。出掛けてます」
もう一人の班長に電話。
「すみません。出てます」
😱
部のグループLINEで出動をお願いしたが、こんな時間に団員集まるのか?
そうだ💡この二人に団員に電話してもらえう。
そこに、やっと指令本部から無機質な声で火災の電話が来る。
とりあえず出遅れてないな‼️
家を出る頃に町の防災無線から火災が発生していると流れる。
詰所に行くと他の班長一人が来ていた。
「とりあえず出ますか?」とサイレンを鳴らし出る。消防車両から後発部隊となる他の団員へ電話で段取り。
メールで来た、火災現場地図を見て現場へ駆け付ける。
気付けば、😷マスクしてないわ。
現場到着すると二階建ての建物は既に一階建ての建物となっていた🔥
建物の脇に立て掛けてあるあった椎茸の原木から🔥が出始め、その回りの落ち葉へと。
こりゃヤバくなる前に原木を水溜まりへ。
落ち葉の火の粉を足で消すと「上、上、上気を付けろ」
見上げれば、上から火の粉が落ちてきてたんだ😱危ねぇ~
その壁から出始めた🔥を署のホースから分岐して消火する段取りを。
ホースを持ってきて繋ぎ、筒先をホースに繋ぐ。
これがなかなかカチッとならない。
なんで?
副署長に繋いでもらって消火開始。
って僕部長なんですけど‼️
最前線やん?
これやってたら、後発の団員との連絡取れないじゃん😱
一緒に来た班長にそこを一先ず任せ、その後から次々と団員が来てくれた。
感謝。
なんやかんや5時間ぐらいの消火活動。
寒かったわ~
「そんな薄着で来たんですか?」
むしろ、一刻を急いだ僕を誉めて欲しいわ。