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風の色
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沖縄から就職でやってきた
女子スタッフ
ふと漏らした言葉に
沖縄の風と
ここの風は
違うかな・・
そよそよとすぎてゆく
そよそよとやってくる
「風って違うよね？」
聞いてみても
風は
何も答えてくれない
・・・
沖縄の街の色と
ここの街の色が違うから
風にもきっと
色があるんだよね
時々頬をなでる風は優しいけれど
ばあちゃんのカツラ飛ばす
悪戯する風を見ると
きっと色が違うんだと思う
わたしは色がわからない
だから風に聞いてみたい
ねぇ・・おしえて～～
・・・・
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きっと
風は違うね
色も違うと思う
でも
風も聞かれて
神様に訴えられると困るから
答えてくれないかもね
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今日の写真は・・
合掌村から移築した
わらぶき屋根の民家
そこに風を感じてもらえるように
涼しさを演出する
風鈴がぶら下げてあります
風の子供が群がって
鈴を鳴らして遊んでいます
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夏のかけら
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好きなものは
夏の朝
木々のゆれ
新しい風
洗い立ての髪を解くとき
そして
風が横顔をなぜてゆきます
風の音がして
風の形が見えます
これが
夏のかけら
夏の形かも
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蒸し暑い夏も
都会から離れて
森の中の
ペンションの朝は
小鳥が運んできます
そして
一日のスケジュールを
話あっている声を
聞きながらの目覚め
眠そうな顔で窓辺に
さらに小鳥が
おねぼうさん・・と
声をかけます
朝の爽やかな風も
挨拶してくれます
心の中から
溜まったものが消えてゆきます
素敵な朝の始まりに感謝
・・・
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今日の写真は
暑さを少しだけ
忘れていただけるかな？
この写真は何でしょう～
白くま君の
水の中から上げた足です
暑い夏が苦手で
ずっとプールの中で過ごしてます
気持ちよさそうに
時折
眠くなると
プールのふちに
アゴを預けて
水に浸かったまま眠っています
見ているだけで涼しそうです
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渦巻き
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あの夏に
拾った巻き貝
いまも
あの海が溢れてきます
雲の誕生
巻き込む波
渦巻きは
とても正しい形です
木の枝も
ぶどうのつるも
冬の木枯らしだって
・・・
人間は
頭のつむじを
残して
渦巻きを止めてしまった
体の中に
渦巻きが
もういらないほど
進化したとでも
正しい形の
巻貝は
あの美しい海の思いを
からの先まで
抱いている
渦巻きを捨てた人間は
思い出だけの海に
自分が海を
どうしているのか
気がつかないままでいる
忘れないように
大きな渦巻きが
どうしてやめたのだと
確かめにやってきて
人間に仕返しをします
大きな被害を出しても
人間はまだ気がつかない
渦巻きだったこと
渦巻きを持って
生きていた昔を
忘れてしまった
～～～
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この星
地球は
渦巻きが基本ですから
渦巻きの支配下にあるのです(笑)
すべてが
渦巻きの影響を受け
渦巻きの基本に従って生きています
ねじも 運動も
水の流れも
それに星全体が
渦巻きなのだから
・・・
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今日の写真は・・
雨でびしょ濡れの
時計草
時計草屋敷といわれるほど
時計草が
毎日いくつも咲いています
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「ス」のお兄さん
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高校生の女子が
面白い話をしてくれた
それは
「ス」のお兄さんの話
・・・
お兄さんは
「ス」が好きだった
会うときはいつも
「ス」っとするタバコすっている
そして
わたしと
「ス」っとするハーブティを飲みます
歩くときは
ポケットに手を入れて
「ス」っとするキャンディーを舐めます
お兄さんの
吐息はいつも
「ス」っとしています
そして
梅雨のある日
お兄さんは
「ス」っといなくなってしまった
だからわたしはいま・・
入院してるんです
でも
もう入院するようなことは
しないつもり
だって
先生がいったように
「ス」のうしろに続く字
「ステキ」を
見つけるために
そして
「ステキ」な
お兄さんを見つけるために
～～～
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今は命を無造作に捨てる人が多い
勝手な思い込みで
自分の命だと
勘違いしている人が多い
決して自分ひとりの命ではないのです
人類を継続するために
委託された命なんです
勝手に自分を殺めてはならないのです
大切な命の継続を
なし終える使命あるのだから
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今日の写真は・・
以前にもアップした
アシカの赤ちゃんその後です
随分大きくなって
ひたすらおちちを飲んで
後は眠っています
命の継続が
順調に進んでいます
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髪
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季節が変わる頃
髪を短くする人が増えます
暑い夏に備えて
たまには
気持ちを切り替えるため
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肩まで伸びる髪は
はねやすいから
朝 洗いますと
目を輝かせて
話してくれます
今日も青空
彼女の心は
きらきら
毎朝
髪に気づいてくれる
うれしいといって
小走りに
風が
そのとき
髪をきらきら光らせた
・・・
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湿度があるこの時期は
髪が長いと
なかなか爽やかな
感じでいられないね
そんな季節に
髪を風になびかせる人は
とても美しく見える
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今日の写真は・・
久しぶりの
ポートレート
夕陽と女性
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子どものころ
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子どものころは
一日中
黙っていても良かった
一日中
空を見ていてもよかった
子どものころは
誰かを
一日中
思っていることもできた
一日中
笑ったり泣いたりできた
子どもころは
一日中
子供でいられた
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子供なんていやだという子がいた
早く大人になりたいと
いつも叱られてばかり
早く大人になって
大人になれば叱られないと
・・・
嫌なことから誰でも
逃げ出したいよね
でも逃げると
追いかけてくるよ
嫌なことは特に
～～～
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今日の写真は・・
花空木を
ブルーフィルターをはめて
一寸お遊び写真です
花そのものは
真白です
