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江戸しぐさ
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主なしぐさとして
「こぶし腰浮かせ」
乗ものなどで後から来る人の為にこぶし一つ分腰を浮かせて席を作る
「 傘かしげ」
雨の日に互いの傘を外側に傾けて濡れないようにすれ違う
「肩引き」
道を歩いて、人とすれ違う時左肩を路面に寄せて歩く
「時泥棒」
断りなく相手を訪問し、または、約束の時間に遅れるなどで
相手の時間を奪うのは重い罪にあたる
「うかつあやまり」
例えば相手に自分の足を踏まれたときに
「すみません、こちらがうかつでした」と謝ることで、
その場の雰囲気をよく保つこと
「七三の道」
道のど真ん中を歩くのではなく、自分が歩くのは道の3割にして、
残りの7割は他の人の為にあけておく
等が挙げられます
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これらは現代にも通じる
優しさと心に余裕のある
すぐれたマナーと言えると思いますね
人を思いやり、必要のないトラブルを避ける
生活の知恵ともいえる行為ですね
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今日の写真は
久しぶりに小鳥
名前は「ミソサザイ」
日本でも一二を争う小さな鳥です
体長は10cmほど
でも声はびっくりするほど
ピッツピルルー ピッツピルル~
大きく美しく
森の中にこだまします