遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

歯欠けジジィ・・・ではない

2008年07月31日 | 暇つぶし~
 朝1番で病院へ。手術の痕のチエックと消毒。医師から、8月5日と8日に来ること。12日に抜糸と説明をうけた。
 
 痛みもだいぶ退けてきたし順調に回復しているのではと思う。明日の夜は久しぶりに壁を見においちゃんの家に行こう。もちろん、攀ることは叶わないが、T野さん風に言えば「ヤジ」はとばせそう・・・。まぁ、ぼくの場合は「毒性」は全然ないが。

 会社帰りに友人の歯医者に寄ってきて、歯に・・・をかぶせてきた。これでしばしは、歯欠けじじいとならずにすむ。本当はもっと定期的に歯を診てもらい、メンテナンスしなくてはいけないのだ。それでも、今回は歯痛とかはまったくなく、少し気になった時点で診てもらったのでよしとしょう。

 本来なら、山岳会ではぼくの企画した沢の遡行が週末にある。もちろん、ぼくはまったくもって参加は駄目だが、聴くところによると参加者は十数名に及ぶという。企画者としてはうれしい。残念なことに、天気が良くないようだ。神様にその地域一帯だけでも雨を降らせないで欲しいと願う・・・。

長い一日

2008年07月30日 | 暇つぶし~
 昨日はなにしろキーボードもマウスも左手を使ったので途中で止めてしまった。右手の指がズキズキと痛かったのだ。
 薬のおかげか、今日はだいぶいい。
 
 手術は約20分ほどで終わったが、その前後が長い。病院に行くと、まずは血圧の測定に2種類の点滴。右腕の毛をそられ、脇のしたも。ここは麻酔の注射をうつという。それから呼ばれて手術室へ。

 シーツを顔に覆い、様子は見えないが小指付近がもぞもぞする。麻酔が効いているので痛くはないが、メスで切っているらしい。

 手術が終わり外来に戻りそこのベッドに横になる。麻酔はまだ効いているので、左手で右腕を支えていないと、勝手にぶらぶらしてしまう。肘を操れないのだ。
 少しずつ感覚が戻りはじめ、右手一指し指や中指がもぞもぞ動くようになる。
それからしばらくして、帰宅の許可が出たので仕度をするが、左手だけでバンドをしめたり、靴下をはくのはなかなか苦労した。

 南平岸の地下鉄まではタクシーに乗り、あとは大谷地まで地下鉄。もう夕方となり、仕事が終わったうちの奥さんが迎えにきてくれた。長い一日だったね。

北畠顕家

2008年07月28日 | 暇つぶし~
 明日は小指の手術。治るためには受けなければならない。切れたじん帯を骨に縫い付けるのだ。
 しばらくは右手はこのまま。しばらくの辛抱。

 先日、病院へ通院することになると思い、待合室での待ち時間を有意義?に使うべく文庫本を買ってきた。北畠顕家を取り上げた北方謙三の小説「破軍の星」。
北畠顕家は鎌倉幕府が滅び、後醍醐天皇による建武の親政が始まった頃の人だ。しかし、南北朝のときとなり、足利尊氏と対立し公家ながらすぐれた武将として知られている。しかし、関心を惹くのはその若さだ。わずか16歳にして天皇の命をうけて、奥州の現在の仙台あたりに城をかまえ、21歳で足利の武将高師直との戦いで亡くなっている。すぐれた参謀もいたのだろうけれど、天才的な武将だったらしい。
 朝廷からの招命により軍勢を率いて奥州から大阪に来て、幾多の戦のなかで僅かな手勢となり、最後は大軍のなかに囲まれて若きいのちを落としたのである。

 けれど、読んでしまった。

2008年07月27日 | 山歩き~
 土曜日はうちの奥さんの実家に日帰り。年老いた義父母も小さな畑での収穫・・・いや、苗を植えて、育て、実がなるまでの一日一日を慈しむように過ごしているかのようだ。
 今回も西瓜、なす、きゅうりなどをいただいてきた。そのうち、とうきびやじゃがいもがみのるのだろう。
 
 そして、今日の夕方、会社の同僚の通夜に行ってきた。病だった。
神威岳に登ったのは何年前だったろう。大きな手術を受けて、かつての体力はなくなり、6時間かけてピークに着いた。相当に辛かったようで、何回も何回も休憩をとりながら、もうやめる、といいながらもついにピークに辿りついた。

 下山してからは小金湯に入り解散となったのだが、彼はこれから店舗の仕事があると言ってそのまま向かった。懐かしいとも切ない記憶なのだ。
 通夜の席の僧侶は、肉体的生命が終わったとしても、魂は残り、ここに彼はいると言っていた。真実、そうであっても、残されたものの悲しみは深い。
 

ノクターン

2008年07月24日 | 暇つぶし~
 やっと暑くなってきたようで、窓を開けると涼しい風が入ってくる。これぞ、夏。
 ただ、ぼくのレコードプレイヤーはダイレクトドライブではなく、ベルトドライブなので、ゴムのベルトははずしておいた。そうでないと暑さで伸びてしまうのだ。
 最近はほとんどレコードをかけることもなくなったけれど、このプレーヤーは20年前の代物だけれど、当時でも十数万円したものだろう。マイクロ製。
 その頃のものはどれも耐久性があったと思う。ヤマハのカセットデッキやドイツのルボックスの2トラ、ティアックの4トラ。

 健在なのはなんていってもラツクスの真空管プリメイン。
たまには聴いてあげなくては。
 こういう暑いときは、シンフォニィよりはピアノ曲の方がいいかも。シューマンとか、ショパンとか、そう、夜想曲・ノクターンとかね。まぁ、夜も遅いから、聴いたことにして、終わり。

夏なのか・・・

2008年07月23日 | 暇つぶし~
 今日の帰宅の際の大谷地からのバスは”通勤バス”ではなくて、観光バス。隣に座ったのは女子高校生のようだった。
 僕が降りる前から左手でウィズユーカードをポケットから不自由そうに出しているのを見ていたようで、席から立ち上がろうとすると、彼女もさっと立ち上がってくれた。
 とても親切で優しい感じの子だった。暖かい気持ちでいっぱいになったけれど、この子たちの未来を僕たち中年おじさんたちもその責の一端を担っていると思えば、安直には生きてられないだろうと思った。

 しかし、50年を越えてこうして生きていても、まだまだ何をやっているのかわからないような自分の姿である。

 週末には暑くなるらしい。しかし、当分は暑さを友とし汗が流れるままの日々になるのだろう。

痛み

2008年07月22日 | 暇つぶし~
 パソコンのインターネットのソフトであるマイクロソフトのエクスプローラーから、Mozilla Firefoxにきりかえつつある。というのも、エクスプローラーではとてもスピードが遅いのだが、ファイアーフオックスの最新バージョンはとても早い。

 エクスプローラーの「お気に入り」をすべて、ファイアーフオックスに移し換えできるのだけど、ちょっと難ありで、時間をかけてやっていった方がいいと思う。

 メールソフトも数年前からマイクロソフトのアウトルツク系はやめて、ファイアーフオックスの兄弟のサンダーバードを使っている。

 ときどき、右手の小指が痛むことがある。耐えるしかないし、この痛みが再生の道だと考えよう。来週の火曜日には手術だ。

 今日の北海道新聞に食品についての連載が始まった。国産品だからすべて安全というわけでなく、外国産だからすべて悪いというのではないようだ。まずは、自ら正しく判断できる目を養うことができたらと思う。

 

鹿が出ます!

2008年07月21日 | 暇つぶし~
 数日前からのことだ。
 通勤で地下鉄東札幌駅で降りてしばし南郷通沿いを歩く。その道ぞいに大きな看板がたっていた。この看板には「鹿が出没。車は・・・」と書かれていた。白石区役所からの注意看板だった。
 東札幌は札幌の中心部からさほど離れていない。そこに山から鹿が出てきているというのだ。日中はいないにしても、夜から朝にかけているのかもしれない。
 車が鹿に衝突した場合、小鹿でないかぎり、大抵、車はスクラップになると聞いたことがある。いや、運転者がフロントガラスを破った鹿で圧死したという事故もあったようだ。

 しばらく前にも、豊平区だったか鹿が迷いこんだ事があった。街のまんなかにである。だから、白石区に出てきても別に不思議ではないと思う。

 さすがに熊は出てこないだろうけど、藻岩山あたりにはいそうだ。西区の住宅地の側にまで出没しているのだから不思議なことではないと思う。僕がよくいく白旗山でも見たという情報もあるぐらいだから。

クライミングパンツ

2008年07月20日 | 山歩き~
 二日間のんびりとした休日。明日は巷では祭日だが、ぼくは仕事。
うちの奥さんがクライミング用のパンツを買ってくれた。うれしいことか・・・。
岩にすれても簡単には破れないしっかりとしたもの。これで秋のシーズンは準備はオーケーだ。感謝!!

 雑然とした部屋の片付けは時間がかかる。ましてや、右手が自由ではなく、不用意に小指をぶつけるとのたうちまわる・・・ほどでもないけど。

 机の上もさっぱりとしたし、あといくつか片付けると、しかし、これからがまた崩壊の過程にあるのだな。

 今日の朝のテレビでは、原油の価格を押し上げる投資ファンドの金は、その25%が実は日本からのものと話していた。環境問題も世界の経済も農業もすでに国境の枠はとりはらわれている。グローバル経済の功罪ははっきりとしつつあるなかで、ぼくらもグローバルな視点を養わなければならないのだろう。