遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

安政火口

2008年07月06日 | 山歩き~
 今日も暑い日だった。昨年11月の上ホロ雪崩事故の追悼式で現地にいってきた。
 駐車場には車がびっちりで、富良野岳などの人気のすごさがよくわかる。ただ、こんなに暑いさなかで登るということだから、すごいもんだな。
 
 夏の上ホロ化物岩の下部は冬のそれと全然雰囲気が違う。雪に埋もれた世界はそれほど起伏もなく比較的歩きやすいのだが今は大小の岩がごろごろしていて、まことに歩きにくい。
 稜線のハイマツ帯を見ながら、雪崩はあのあたりから発生したのだと確認する。かなり高所だ。ということは、救いだされた学生はこれだけの距離を雪とともに落ちてきたということなのだ。
 真上から雪に埋まったSさんの持っていたGPSにより、正確な地点と時刻がわかっている。12時13分30秒。

 安政火口からの帰り道はいつもよりも遠かった。
コメント (2)
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