遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

会議は踊る 僕も踊らされる

2009年02月28日 | つれづれなるままに・・・
 昨日は朝から会議が三つ。ということは一日中だったような・・・。そのうちの一つは僕が企画したシステムの説明・・・デモ。
 これは三年かかった難産のしろもの。更にデータを積み重ねるようR本部長の指示もあり修正変更となった。

 ともあれ、一区切りが近づいたような気分ではある。まぁ、今後は順調に進行するだろう・・・と思う。
 ほかの二つの会議は懸案事項あり、株主総会関係ありで、もり沢山なのだけれど、まだまだぼくの知識もうすっぺらなものだな、と思ってしまう。もっと突っ込んでいかなくては。
 
 さて、今日の昼から山へ行く。支笏湖周辺の小漁山。昨年途中撤退したところだ。なにしろ、歩く距離が長い。残雪期に漁岳を経由すればもっと楽なのだけれど、それじゃあ~・・・。
 残雪期~春の漁岳はハイキングとしてお薦めコースだが、やはり、厳冬期はかなりきつい山となる。

ジャック・ウオルフスキン

2009年02月26日 | 山歩き~
 札幌ファクトリーのなかにあるジャック・ウオルフスキンのショップが今月一杯で撤退するそうだ。というか、日本から引き揚げてしまうらしい。おりからの世界の金融危機に連鎖しているのかどうかはわからない。
 このメーカーはドイツが拠点で質実剛健なつくりでこれまでもぼくもお世話になっていた。ディパツクだったろうか・・・。

 しかし、最近は北欧のホグロフスやカナダのアークテリクスなどのメーカーが目立ってきている。そして、事実、つくりもしっかりしていて値段も高いが相応の価値をともなつていると聞く。

 件の店舗では50%~70%の値引で処分しているそうだ。相当にお安い。お金があれば是非とも、ということになる。が、しかし。

 新型インフルについては、またまた感染のシミュレーションの報告があったが、何も対策を打たなければ、首都圏でも人口の50%が感染するという。
 この2月が最も流行する可能性の高い月だったが、この分でいくとなんとか最悪の事態を免れるかもしれない。ただ、油断はできないだろう。東南アジアでもぼつぼつ死者がでている。

どこも弱層だらけ

2009年02月24日 | つれづれなるままに・・・
 ところで、日曜日にぼくの担当の最後の店舗の棚卸の立会いが終わり、正月早々からの三つの課題は終わった。けれども、宿題がいくつか残っており、かつ、追加もでてきた。

 月曜日は代休となったが、じい・ばぁを連れて余市に行き、あちこち飛び回っていた。山歩きよりも疲れてしまう。なんだかんだ用をたすとそれで一日は終わりになってしまう。家に帰ってきて、少し日本酒でじいちゃんと「お疲れ!」の乾杯!
 まぁ、身体は疲れても二人が喜んでくれるのだから、ぼくは一安心。

 今日仕事から帰ってきたら、玄関のばぁちゃんが掴む取っ手がとれそうになっている。打ち付けたところには柱が入っていないので。こうなることは予想されたが、しかし、どのように改善したらいいだろうか?どんなに確かな「取っ手」であっても、土台となる部分が脆弱では役にたたない。それどころか下手すると怪我するおそれもある。これも弱層なのでは。
 考えて固定させる方法を見つけなくてはならぬ。日本の木造建築も建築メーカーの設計施行で柱の立て方が違うのだろうか?手抜き?
 
 雪が降りすぎてスキーはますます面白くなっているのだろうか?それとも弱層がひしめきあっていたりして・・・。
 

キロロの講習会

2009年02月22日 | 山歩き~
 科学啓蒙雑誌とでもいうべきか「ニュートン」の最新号には雪と氷の特集が掲載されている。そして、そこには雪のさまざまな結晶の姿が載っているが、広幅六花をはじめとしてどれもこれもすべて美しい。
 広幅六花といえば雪崩をおこす弱層を形成する雪としても知られているが、これほどまでに美しいものはないだろう。それこそ、美しいものは、はかない・・・と言うべきなのか。

 キロロスキー場の雪の層も、今年の暖気の影響がくっきりと現われていて、しもざらめの層なのかそれとも氷板なのだろうかとても硬い層が何層かあった。斜度のあるところならこの上の層が雪崩れる恐れが充分にあるということなのか。

 今回の講習会ではなんといっても実地訓練は回を重ねて始めてわかることがある、というのが結論かもしれない。ゾンデを扱うにしても手袋が滑りやすければ手間取ってしまうし、ましてやゾンデを刺してもおそらく身体に突き刺さっているかもしれないし・・・多分。
 
 ビーコンで捜索するのはそれほど困難なことではないとしても、実はそこから先が大変なのだということだと思う。いや、人が1m以上埋まっているときは捜索も容易なことではないと思うし、見つけてから掘り出すことはそれ以上に困難を伴うということだ。生還させるということはけっして容易いことではないのだ。
 

ピアノの行く先

2009年02月20日 | つれづれなるままに・・・
 明日はキロロスキー場で雪崩講習会の本番。寒いところだから防寒対策をしっかりとしていかなくては。
 ザックのなかには必要な装備をすでに用意しているので、あとはウェア関係のみ。
 そして、もう少し理論もおさらいしておかねばと思う。

もう10年前ほど、阿部さんの雪崩事故防止研究会での雪崩講習は手稲山でおこなったのだけど、そのときの気温は氷点下15度だった。さすがに寒かった。なにしろ、動かないということは寒いことだ。


 ところで、うちにあった奥さんのピアノ。とても古くて売っても値段がつかないという代物だったので、あるところに引き取ってもらった。
 最近、そこからハガキがきた。それには、きちんと直して第二の人生を歩んでいるという。その新しい人生はなんとイタリアなのだという。
 ぼくたちも一度はイタリアには行ってみたいと思っていた国である。八百年ほど前にぼくたちもそこで生を享け暮らしていたという確信めいたものがあって、そのときの指導者とも今世すでに会っている。

 ともあれ、本人たちよりも、ピアノの方が先に故郷のひとつに行ってしまった、という因縁がおもしろい。
 ただ、本人たちはその国に行ける、という見込みは今のところまったくないのである。

意思の力

2009年02月18日 | つれづれなるままに・・・
 最近、ばあちゃんの足腰がかなり弱ってきており、歩くことさえままならぬ状態になってきた。
 朝、ベツドから居間に来るまではいいのだが、夜、ベッドに戻るに戻れない。
動かないから、なおのこと筋肉が弱るという悪循環のなかにはまってしまっている。
 昨日は椅子に座らせたまま運んだのだが、今日は借りてきた歩行の補助器具を使ってみたのだけれど歩けない。
 本人も悲しいのか切なくて「汗がでる」と言いながら目のふちをぬぐっている。
うちの奥さんが「もう一回だけやってみよう」と励ましてこころみた。

 若い頃から足がよくなくて障害認定もされていた。そのハンディをバネにして生きてた人なのだが、歩けないということは相当に悔しいことなのだと思う。

 ぼくが誘導するとばあちゃんは必死についてきた。そこには、年齢の枠を感じさせないほどの歩くことへの、いや、生きることへの強い意思が溢れていた。

 人はもともとそのような力を魂深く携えて生きていることを、改めて感じさせていただいた出来事だった。

飛散岳と当別町の四番川丸山

2009年02月16日 | 山歩き~
 日曜日には浜益にある飛散岳をやまぴこの仲間と目指したのだが、この前の大雨のせいか、取り付き地点の雪は・・・。雪も飛び散る山・・・なんて洒落にもならないが、山スキーで登るにも雪がないのではやむをえない、当別丸山に転進した。
 飛散岳は標高687.9mの三角点で浜益から見ると三角錐のなかなかに素適な山容をしている。標高もこのあたりでは高い方なのに何故か地形図にも載らずにいる。
 当別町の丸山はさすがに雪はあった。が、目指すべき尾根の取りつきはやはり雪不足で、仕方なく林道沿いに登る。この林道を利用するとえらく簡単にピークまでいってしまって1時間40分程度のハイキングとなってしまった。
 それでも、登りはじめから雪と風があったし、平坦な山頂付近でもけっこう寒い。
 9時半には登り始めて12時には下山しているという山行になった。
しかし、ここも雨のせいで、雪はがりがりで斜度がゆるいのにオープンバーンは危なくてしょうがない。林道を滑り降りて不完全燃焼の山行となってしまった。

 モチベーションはかなり低く、撮った写真は一枚だけ。それも、駐車中の車・・・。

ダカインのザック

2009年02月14日 | 山歩き~
 雪崩の理論講習は何度受けても得ることがある。その意味では有意義な時間をおくっている、といってもいいだろう。その内容も最近は動画を使いながらだから、説得力のあるものになっているし、何よりもことばだけよりもずっと五感に迫ってくるのがうれしい。
 日本山岳会といっても、えぞ山岳会や札幌山の会ややまびこその他労山関係で活動している人も多いから、けっこうあちこちで見かけている人もいる。
 ただ、日本山岳会として今回雪崩講習会を開いたことは画期的なことだと思う。明日は実践編だが僕は参加しないけれど・・・。

 今日のもうひとつの収穫は講師の方、若い方が使っているザック~ダカインというメーカーのまさに冬山用のザックを教えてくれたことだろう。
 シャベル、ゾンデなどをポケットに収納できる約50ℓのすぐれものだ。
ダカインというと馴染みのないメーカーだが、調べてみると本州ではけっこう使われ始められているらしい。アメリカのハワイのメーカーだ。
 このザックを見ると、シャベルなどを収納できる方がスマートに見えてくる。そういえば、中山峠での講習会のおりに、T講師もこのメーカーのザックだったように記憶している。

わが道をゆく

2009年02月13日 | 山歩き~
 明日は日本山岳会の雪崩講習会に参加。理論と実践を少しずつ習得すべし。ところで、この講習会、講師はなんと「やまびこ」の先輩が二人なのだ。講師は三人だから、いわば3分の2がわが会の先輩。

 このところ、インドアの壁から遠ざかっている。行こうと思った日は仕事が続く。で、なかなか足が向かない。
 春遠からじ・・・。

 半年以上前のブログを読み返したら、今年の春は山歩きにも力を注ぐと書いてあった。動機はいわば体力が以前より落ちてきたこと、今のうちに登っておきたい山があることなど。
 そして、沢登りにももっと取組みたいということだ。そうすると、クライミングは必然的に減少することになるかもしれない。が、ぼくにはやまびこにも、やまびこ以外にも多くの仲間がいるのだから、ゆるりと取組んでいこう。

 ただ、今のこの季節、雪があるうちにできるだけ多くの機会を逃すことなく、冬山に向かいたいという想い。もっと果敢に挑戦したいという想い。これはぼくの心のうずきのなかで、もっとも強いものである。

滑る

2009年02月11日 | つれづれなるままに・・・
 内部統制がらみの棚卸立会いは2店舗分が終わったので、あとは22日のみとなった。少しほっとした。そのせいか、なかだるみ状態にあるかもしれない。ここで、びしっとしなければ・・・。

 そう、そういえば仕事の宿題が二つあるじゃないか。いや、もう一つ。それに雪崩研究会も。

 ところで、兼用靴、ついに新調した。なんせ、靴擦れがひどくて痛くて痛くて歩けなかったのだ。もちろん、滑りも・・・なぁんてヘタッピの理由を靴にしたりして。
 今度はえらく快調だ。それで、積極果敢な滑りに挑むことにした。つまり、転んでもいいという覚悟で滑るのだ。もちろん、場所にもよるけれどね。