遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

大雪高原温泉沼巡り

2013年09月29日 | 山歩き~

 5年ぶりに大雪高原温泉の沼を歩いてきた。ピークを過ぎていたようで、残念ながら紅葉は今ひとつである。新聞には、かなり良いような事が書いてあるがそうではなかった。まぁ、仕方がないか。
 途中で出会った、とある岳人も紅と黄の色が薄いと話していた。まぁ、一日、一日、変わっていくのだから。
 今回は久しぶりに息子と歩いた。息子は今回のために専用のカメラを用意していたが、果たしてどうだったのだろう?
 
 高原温泉の方によれば、29日は約500人の人出であったようだ。天気も良く、僕も三度目にして初めて一周することができた。沼巡りとはいえ、山歩きとなんら変わらない。
 久々に三笠新道の道を思い出した。が、この時期は使えないはずである。

久々のコンサート

2013年09月23日 | 音楽について

 久々に、キタラのコンサートに行ってきた。
21日は札響のブリテンの戦争レクィエム、そして今日、23日はダネル弦楽四重奏団のハイドン、ラヴェル、ベートーヴェン。
 うちの奥さんも息子も、宗教曲は苦手ということで、一人。
今日の四重奏はどちらかというと、眠たくなってしまう方なのだが、ハイドンは明るく、暖かく、ラヴェルは・・・あのなんというか、醸し出すあの雰囲気は、やはり、ラヴェルであり、演奏はその香りを慈しむようでもあった。

 しかし、今回僕にとって不思議な体験をしたのだが・・・。ハイドンの演奏中に気持ちよく眠ってしまった。と、目の前におかっぱ頭の12~3歳くらいの女の子があらわれて、「目を覚まして、ちゃんと聞きなさい!」と僕は叱られたのである。はっと目を覚ましたのだが、女の子はいず、前後左右、おじさんばかり。

 しっかりと顔は覚えているものの、今生、初めてお目にかかる女の子。訳がわからない。奥さんにも話してみたが、「不思議ね~」と言うばかり。
 僕のソウルメイトには、そのような方はいなかったと思うのだが・・・。

 ベートーヴェンの13番は「大フーガ」を含む45分の演奏。しかし、最後まで集中力を切らさず、キリリと引き締まりながらも優しく包み込むような演奏であった。

 この演奏会を聞く機会を与えてくださった大いなる存在に感謝!
 

過去の山行から~1839峰

2013年09月22日 | 山歩き~

 最近はなかなか山歩きが出来ないこともあり、過去の山行からの写真を載せることとしょう。
 かれこれ5年も前になるのか・・・日高の1839峰、HPには未掲載のものである。



 この写真は、途中のヤオロあたりからの1839峰で、行くためにはピークを幾つか超えていかなければならない。この地点からも後何時間かかったのだろう。まだまだ遠く、前衛峰すらよくわからない・・・。



 正面の峰々の連なりは、日高主稜線・・・標高約1600m前後の猛烈な藪こぎのなかをペテガリに向かうルートとなる。果たして、僕にそのチャンスが与えられるだろうか?



 三日目の朝、山を降りる朝に撮った写真。右手に1823峰があり、その奥にカムエクが大きく広がっているのが見える。そこから、現在地のコイカクの夏尾根まで2泊3日のルートとなる。今では懐かしい思い出のルート。手前の稜線の藪漕ぎもそれなりにきつかったと思う。日高は標高1600mより低くなると、藪の濃さは本当にすごいのだ。 

白旗山再訪

2013年09月15日 | 山歩き~

 いろいろと忙しく、山へはなかなか行けない。しかし、身体は動きたいというメッセージを盛んに寄せてくるので、今日、雨の中、白旗山を歩いてみた。
 やはり、人はいない。静かな山歩きとなる。身体のトレーニングが目的だから、急斜面を選んで歩く。
 やはり、秋の装いが目につく。落ち葉があり、雨にうたれている。大雪は紅葉真っ盛りだし、いつ雪が降ってきてもおかしくない時期なのだ。
 
 いろいろと想いを馳せる。母親のこと、甥っ子のこと。どう自分がサポートできるか・・・。

 そういえば、数年前の今頃は、日高の1839峰に行っていた。

白旗山の散歩は、自分の姿を振り返る時間として大切なときなのかもしれない。
 そうそう、エゾリスが2匹あらわれた。あまり、人を警戒していないようだ。
最初、僕の前で挨拶をしていったエゾリスは・・・そう、白旗山のしぃ子ちゃんとでも呼ぼうか。林道で僕の前を平然と横切っていった一匹は、たぁ坊として。

 「風立ちぬ」の荒井由美のうた・・・「飛行機雲」は、レコードも販売されている。限定枚数だが、僕も1枚購入した。
 

静かなる日

2013年09月08日 | 山歩き~

 先週、今週と山歩きはお休みである。先ほど、母親の元から帰ってきたばかりである。
 幾つもしなければならない事が控えている。しかも、すべて終わったわけでもない。

 過去の山行の写真を載せようかと思ったが、明日にでもやろう。・・・そんな想いで、ニペソツなどの写真を見たのだが、どうも凛々しい姿の写真がない。北海道の山のなかで、急峻であり、惚れ惚れとする姿の山はそう多くはない。それらの山のなかで、ニペソツは本州の山と匹敵するほどの「かっこ」の良い山なのであるが、実際そのように撮るには場所の選定が鍵である。

 今、僕の部屋には一月前から、テン泊装備のザックが鎮座している。結局準備を終えたけれど、そのまま動くことはなかったのである。もう、9月だから、装備は大きく変えなければならない。大雪の朝は氷点下まで下がる時期となるからだ。

 もう、1~2週間で紅葉の時期となる。大雪の高原温泉あたりへ行くのもいいかもしれない。

 
 

過去の山行から~芦別岳 旧道

2013年09月01日 | 山歩き~


 今週は山はお休み。天気も今イチだったが体調もすぐれず、夏風邪なのか、はたまた、加齢による疲労蓄積なのか・・・
 そのようなわけで、過去の山行の写真を載せよう。それは、芦別岳を旧道から登ったときのもの。
 聞くところによれば、今は更に道が崩壊しつつあるようで、ワイルドになっているそうな。まぁ、最初から道がないと思えばいいのだ。

 ここに載せる写真は、北尾根にやっとたどり着き、芦別のピークが見える頃からのものである。

 まずは。・・・ピークまではまだ遠いね~というあたり。


 次は、やや、やっと少し近くなってきた。


 そして、もう少しがんばればピークだね、と感慨深くなるところ。


 なにしろ、旧道は6~7時間はかかる。下山は新道を選んだ場合は、3時間半として、全行程は10時間。