遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

2008年07月27日 | 山歩き~
 土曜日はうちの奥さんの実家に日帰り。年老いた義父母も小さな畑での収穫・・・いや、苗を植えて、育て、実がなるまでの一日一日を慈しむように過ごしているかのようだ。
 今回も西瓜、なす、きゅうりなどをいただいてきた。そのうち、とうきびやじゃがいもがみのるのだろう。
 
 そして、今日の夕方、会社の同僚の通夜に行ってきた。病だった。
神威岳に登ったのは何年前だったろう。大きな手術を受けて、かつての体力はなくなり、6時間かけてピークに着いた。相当に辛かったようで、何回も何回も休憩をとりながら、もうやめる、といいながらもついにピークに辿りついた。

 下山してからは小金湯に入り解散となったのだが、彼はこれから店舗の仕事があると言ってそのまま向かった。懐かしいとも切ない記憶なのだ。
 通夜の席の僧侶は、肉体的生命が終わったとしても、魂は残り、ここに彼はいると言っていた。真実、そうであっても、残されたものの悲しみは深い。