遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

ザックいろいろ

2010年01月31日 | 山歩き~
 車のヘッドライトの球がきれたので交換する。値段が高い。そのあと秀岳荘にいってみた。80リットルのザックを見に行ったのだが、やはり、これはというものがない。めぼしをつけて行ったのは、アライテントのマカルーなのだが、肩に微妙にあわない。このザックは調整機能がないから仕方がない。
 最近のザックは細身が多いしいろいろ機能が多いのだが、実際に使えるものは少ないのだ。2mmのテントマットを中に入れたりすると細身のザツクなら、そのほかの道具があまり入らなくなってしまう。
 やはり、モンベルのエクスペディションぐらいしかないのだろうか?
シャベルやプローブ等も入れたいから口が広いほうがいのだ。夏と冬では装備が全然といっていいほど違うのに同じザックは使えない。夏ならニ、三泊ならモンベルの65リットルで充分だ。モンベルのものは他のメーカーよりもずっと多く入るし背負いやすい。実質75リットルは入るのではないか。逆に表示容量より小さいのはミレーだとかカリマーだ。カリマーの冬用のザックを考えていたのだが、シャベルなどを収納すると残りの空間はとても狭いので失望してしまった。

 氷点下25度以下でも確実に燃えるストーブは、やはり液出しとなるか・・・。それとも、ガソリンを持っていくかどうか。

 

雪崩訓練

2010年01月30日 | 山歩き~
 会の雪崩遭難捜索の訓練だった。場所は中山峠。
ヒーコンでの捜索訓練では、約2m近く掘っての訓練。ぼくはスタッフの一員だったのでもう一人と一緒に掘ったのだが、これがなかなか大変!
 当然、捜索も大変。おおよその位置の特定はできるのだが、それから掘り進むというのは困難だ。実際に雪崩がおきた場合も相当きついだろうと思う。体力自慢の仲間も相当に苦労していた。
 雪洞体験も実施した。一人がちょうど入る大きさの雪洞を掘り、そのなかで約30分近く「ビバーク」・・・。
 全体的に時間も少ないため、ビバークも時間は短すぎたかもしれないが、初めての試みとしては評価できるだろうと思う。ぼくも中に「棚」をつくり、そこにローソクを置いて火をつけてみた。
 ついで、埋没体験も実施した。雪に閉ざされた世界によって、いかに精神的に苦痛を感じるだろうか。雪によって身体が締まっていく感触を味わった人もいたようで、思うように動けない・・・いや、まったく動かない、辛い想いもしたのではないか?

楽しみだ

2010年01月28日 | 山歩き~
 この二日間は暖かい日が続いた。明日から冬らしい寒さに戻るようだ。
道路もこの二週間の渋滞もだいぶ緩和されてきて、バスもまともに走ってくるようになってきた。

 さて、2月の霧立峠だがだいぶイメージ化ができてきた。寒さ対策も見通しがたってきた。これをまとめなくては。
 とにかく地面からの冷えを防ぐため、テントマットは2mmのものと夏用の1mmのもの両方を使う。これは雪洞であっても同じ。あと、湯たんぽだ。プラティパスを使ってお湯を入れる。
 ウェアは当然ダウンを用意しなくては。トイレも風を避けるため、雪穴かツェルトを用意して、お尻の凍傷を防ごう

 目だし帽はむろん。手袋も毛など二重三重の用意が必要かも。
また、靴下もね。行動中はそれなりに暖かいがテントの中では二重の方がいいかも。てなことで、相当な荷物になるかもしれない。80ℓザックに入るかなぁ?
 食事は暖かいものをつくろう。
で、ビールや酒も凍るかもね。どれだけ寒いか・・・楽しみだ。

龍馬伝に思う

2010年01月26日 | 本心・・・真の願いを生きる・・・
 日曜日にはNHKで龍馬伝が放映されている。ここ数回見ているが、以前の大河ドラマと違うのは、なによりも映像である。これまではいかにもテレビの映像という感覚だったが、今回は「映画」としてみることができる。
 光と影の使い方、メイクの実感レベル、セットや人・・・すべてにおいてしっかりとコストをかけてつくっている。
 NHKも相当に力を入れて製作していることが伺える。また、坂本龍馬といえば、司馬遼太郎の作品を思い浮かべるが、あの小説は龍馬を非常に単純化していて、わかりやすいといえばそうだが、本物の龍馬の姿を表わしていないのではないかと考える。
 今回の作品の方がより龍馬の實の姿に迫ったものではないかと思う。この身の僕は実際龍馬と同じ時代を生きたわけではないが・・・。
 龍馬はとてももの静かであり、とても慎重・・・考え抜く人であったと。

 さて、最近再び毛のマフラーをしだした。このマフラーも十年以上も前のものだ。しかし、その色といい感触といい気に入っている。大切に扱おうと思っている。

おにぎり

2010年01月24日 | 山歩き~
 雪崩講習会で中山峠へ。スキー場は今営業していない。なんでも、シーズン初めとシーズン終了の頃だけの営業とか。今自分はどこのスキー場も雪がたっぷりあるせいか、札幌周辺のスキー場に行ってしまうとのこと。

 雪の結晶の観察やら、円柱テスト、シャベルコンプレッションテストそしてビーコンでの深さ2mもの掘り出しやら・・・この2mは辛かった。まぁ、実際の掘り出し役は僕ではなかったのだが、みんな腰をいためていたのでは。
 さすがに、このときは時間がかかり、果たして本番なら生存はいかに?

 あらためて雪の結晶の美しさも感じた。ミトンのうえに降ってくる雪。結晶の姿そのままに幅広六花は肉眼でもはっきりと見える。
 中山峠としては暖かい一日で白い衣をまとった木々の美しさが目にしみた。来週もまた会の雪崩訓練だ。そして・・・。

 おにぎりもうまかった

無名の山

2010年01月23日 | 山歩き~
 再び定山渓の無名峰756mへ行ってきた。で・・・、前回ラッセルで4時間もかかった林道は、なぜか除雪されていて1時間20分。帰りスノーシュー、ワカンで1時間かかったのに対して、山スキーで7分。そう、間違いではないのです、7分でした・・・。

 もちろん、ピークには行きました。3時間20分かかっているので、まともにラッセルしていたら、やはり5時間以上かかっていただろう。

 それにしても、何もないどんな目的か知らないけれどなぜ除雪していたのだろう?不思議なことだ。
 ゲレンデのような疎林の斜面は前回から雪もそう降っていないようでけっこうなモナカ斜面だったりして。スキー操作に苦労した。

 この山は残雪期に登られているようだけれど、今の時期、厳冬期は低山とはいえ、なかなか手ごたえのある山だ。地図読みの力も必要とされる。しかし、おもしろいのだ。
 なぜかピークに反射板があったりして・・・。

冬真っ最中

2010年01月21日 | つれづれなるままに・・・
 再び寒くなった。夕方で氷点下9度。昨日から比較すると15度くらい一挙に下がったことになる。
 まぁ、今は冬なのだから、このくらいが当たり前の気温なのではないだろうか。
もっと下がれ・・・とは思いたくはない?

 日曜日は雪崩講習会に参加。いよいよ中級クラスなのだ。中山峠で実施されるのだが、実は中山峠のすきースキー場はシーズン初めと終わりにしか営業していないそうなのだ。やはり、スキー客の減少のせいなのだろうか。
 ぼくが息子とよく行っていた大曲にあるスキー場もどうだろう。人は減少しているのではないだろうか?今ならただ単にスキーするだけなら、楽しくないと思うのでどうも足が遠のいてしまう。

 そして、再度定山渓の無名峰に挑戦だ。前回あまりにもラッセルで沈没した山だ。けっしてすごい山ではないのだけれど、雪がすごいのよね。

 外はふぶいているのだろうか?ぐしゃぐしゃの道よりは新雪を踏み踏み歩く雪のみちのほうが好きなのだ。

新しい試み

2010年01月20日 | つれづれなるままに・・・
 外は暖かいのに会社の中は寒い・・・。つまり、暖房を入れていても、「弱」になっているようだ。基準点の温度とぼくのいる場所の温度差をみると2度違っている。もちろん、低いのだ。だから寒い。おまけに膝下に寒風がつきぬける。

 今日の朝、6時半頃の外気温はプラスの2度ぐらいだった。とても暖かく感じる。氷点下の場合と感じ方が違う。かなり積もった雪もそれなりに溶けたのではないだろうか?しかし、今は雪が降っている。また、氷点下の世界だろう。
 なにか食べたあとは身体が暖かいのは間違いない。寒く感じるときはなにか食べることである。

 そう書きながら、実は筆者・・・さきほど、アイスクリームを食べたところである

 今、部屋のなかのセッティングを山モードから、新しいモードへ変えようと考えている。山登りばかりではなく、新しい段階へ自分を置き換えようという試みなのである。

2010年01月18日 | つれづれなるままに・・・
 大雪の影響でバスの運行は大幅に乱れた。停留所で待つこと20分、いつもなら5分間隔で来るバスが来ない。道路はバスと乗用車が交差するのがぎりぎりの幅しかない。
 停留所には約20人近くが待っている。ということで、大谷地の地下鉄を目指して歩きはじめた。距離は2kmだから早足で歩けば30分程度で着くだろう。地下鉄に乗ればあとはすいすいだから、遅刻することはないだろう。

 というわけで、無事会社に到着した。車で会社に向かっても渋滞でまず間違いなく遅刻していただろう。明日もそうだろうか?

 同じ札幌でも南の方では10cmも降っていなかったところもあるようだ。石狩から北区、東区が大雪、これも石狩湾小低気圧の影響だろう。ここ数年はなかったように思うのだが、強い寒気が北から石狩湾に流れ込んでくると、局地的にこういうことになる。こういうときは、支笏湖あたりは晴れ、また、岩見沢も晴れ・・・ということになる。

 大谷地まで歩いてもいいのだが、汗が気になる。

離脱

2010年01月17日 | 本心・・・真の願いを生きる・・・
 朝、起きたらたっぷりと雪が積もっていた。
午前3時頃帰ってきた甥っ子によると、その頃はたいして積もっていなかったという。とにかく、東京に帰る甥っ子を車で送るため早速雪かきの開始。しかし、この量、半端ではない。膝上までの雪。
 新札幌まで送ってきて、また雪かきのやり直し。結局昼過ぎまでかかる。そして、GLAの新年の集いに参加する。

 今年の僕のテーマは三つの「ち」から離脱すること。血、地、知の三つである。
この環境、囚われのなかにある人間は、真の自由ではないのだ。

 それにしても、昨日今日でやろうとしていたことは、ほとんどできていない。あれもこれやろうとしても、すべてできるわけではないのだが、しかし、やらねばならない。・・・この考え方を変えなければならないのかも。
 先週一週間は仕事もかなり忙しかったが、今週も同じかもしれない。やはり、ある程度絞り込まなければならないだろうか・・・。とすれば、あまり要請されていない活動分野の方を縮小せざるをえないだろう。