遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

別狩岳 余話

2007年02月28日 | 暇つぶし~
 北と南の別狩岳のピークを踏むことができ、長年の夢が叶った。そして、次なる夢はなんだろう。
 いくつもの願いがある。
 北と南の別狩岳をつなぐこともそのひとつ。今回、見えた範囲では細尾根ではあるけど、それほど困難な稜線ではないと思う。もちろん、稜線上はほとんど木も生えてなく、天候が悪化したときには格段と難しくなるに違いない。けれど、想像していたよりは、細くはなく、踏み外すと即、滑落するというものでもなさそうだ。
 日本海からの風が強い地域だから、油断はできないだろうし、雪も深い。標高200mあたりから雪庇の発達するところだから、これにも油断はできない。
 歩くとしたら、2日の行程となるだろう。
 
 幌加内の霧立峠からの小平蘂岳~小平蘂山の稜線もほとんど歩いた記録がなく、興味がわく。とはいっても、えらく寒いところだから、吹雪いたら即温泉に逃げ込むかもしれない。

 3月11日には、会で旭岳を歩くことになっている。アイゼン、ピッケルはもちろんだけど、プラブーツでスキーを滑るか迷っている。兼用靴でもスキーは下手だから、プラブーツは全然自信がない。しかし、せっかく、靴もあることだし、やってみたいと思う。練習だね。

 それにしても、年があけて気がついたら、もう三月・・・。
今はより経験を積むときなのかもしれない。
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そういえば・・・

2007年02月16日 | 山歩き~
 そういえば、今週は山の記録をひとつも書いていない。このブログに訪れていただいている皆さんには申し訳ないと思う。
 今週はいろいろ忙しかった・・・。

 でも、山の記録はいっぱいあるから待ってていただければ、と思います。
ただ、写真がないだけ。そして、今の時期に夏山の記録を書いてもとんちんかんだからね。やはり、冬山の記録でないと実感に欠けるよね。

 そして、誰でも行っているような山ではなくて、あまり知られていない、はっとするようなところの記録を書いてみたいと思う。その山の良さは自分で見つけるものだけど、案外人様に言われて気がつくことも往々にあることだし。山の魅力を少しでもお伝えすることができればとってもありがたいことだと思う。

 せっかく、山岳会に所属しているのだから、山岳会でなければいけないような山も記録に残したい。

 そろそろプラブーツでのスキーの練習もしたい。プラブーツでのスキーはなかなかに難しいのだけど、ピッケル、アイゼンでの歩きを考えた場合、兼用靴には難がある。上手い人はプラブーツでウェーデルンもできるんだよねぇ~。
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どこへ行こうか・・・

2007年02月15日 | 暇つぶし~
 今週末には、会の一泊ツァーがある。しかし、それにもまして、新しい山に行きたい気持ちがある。来週以降になるだろうけど、ねらい目としては、幌加内あたりの三頭山。ここは冬の記録はあまりなさそうである。ぼくの知っている限り、北大山岳部OBのY氏たちの記録。
 その近くの小平蘂山の稜線あたり・・・ここはどこかの山岳会が歩いているようだ。
 でも、遠いナ。それに、なにしろ、幌加内といえば母子里の氷点下40度の記録のあるところだから、寒い。
 もう少し暖かいところ・・・日高かな。

 そういえば、今日の千歳は氷点下18度あったようで、昔に戻ったかな?

 新しい山に行く前に宿題がある。そう、別狩岳の南・・・。
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そろそろ山行記録を

2007年02月13日 | 暇つぶし~
 今日は山行記録でも書こうと思っていたら、目の前に「雪見だいふく」とアイスクリームが現われた結果、文句なくこちらを選択してしまった。人間というものは「快」に弱いものだとつくづく思う。つくづく思いながら、やはり、美味しいものは美味しいと一人合点する。
 ただ、これが行き過ぎてはいけないのだと、自分に諭す。とはいえ、2個も食べているのだから、何のための自分への戒めなのか、さっぱりわからない。

 仲間の武利~武華の話を聞いた。氷点下20度の世界だったそうだ。しかし、それでもうらやましいものだ。すばらしい眺望だったと思う。天気も良かったそうだ。8人パーティのうち、二人はほぼ新人だ。ぼくも会のなかでも新人だが、もうこの二人は厳冬期の山を歩いている。このあたりが山岳会のすばらしさなのだと思う。教育力が断然違う。

 ぼくも膝が悪くなければ昨夏もいろいろ歩けただろうにと考える。しかし、愚痴はなるべくこぼすまい。
 
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湿疹 続き

2007年02月12日 | 暇つぶし~
 湿疹が治ってきた。薬は2~3回塗っただけなのだが痒みもほぼ消えた。湿疹も力なく色褪せてきた感じ・・・。
 これでまた山スキーの記録を認めることができそうだ。昨日も行って来たけど場所はあるところ。

 その前に書いておきたいことがある。これも2~3回に分けないと書けないかもしれない。しかも、写真がない。どのように書いたらいいのか・・・。
 昨日はなにしろ、しばらくピークらしいピークも踏んでいないので、とにかくピーク狙いで行ってきた(~_~;)

 会の別のグループは今日までの二泊三日の行程で武利~武華の縦走に行って来た。ぼくもそれだけの休みがあれば行ってみたいが、縦走装備となると膝がもたないかもしれない。せいぜい一泊二日だろうか。

 それでも、グルコサミンとコンドロイチンの効き目は確かだと思う。歩けなかったのが、ともあれここまで回復してきたのだから。ヨーロッパやアメリカでは薬として認められ広く治療にも使われてるという。日本でもようやっと薬として販売されるようになったけれどまだまだ遅れている。
 このグルコサミンは肌にもよいそうで下手な化粧品よりも効果があるそうだ。このおかげでぼくのむさくるしい足も「滑らか」なのかもしれない。
 
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膝について

2007年02月11日 | 山歩き~
 ぼくの右膝は変形性関節炎という症状だ。関節の軟骨がほとんどない状態になっている。
 歩くことが困難になったのは昨年の2月はじめからなのだが、考えてみればその兆候は相当前からあったと思う。
 それまでジョギングわ欠かさずやっていたのに、足の筋肉の不調から止めてしまったこと。また、歯を磨くときに気がつくと左足に体重をのせて立ち、右足をかばっていたことなど思い当たるふしはいくつもあるのだ。
 去年の1月の山スキーでもラッセルのときには右足にいつも痛みを感じていた。

 2月からは足を引きずるようにして歩いていたし、常に痛みがあった。その痛みはそれこそ千枚通しで突っつかれるような鋭いもので、もう山歩きはできないものと考えていた。
 でもなぜか山スキーだけはそれほど負担をかけずに歩くことができ、4~5月はけっこう山スキーオンリィとなっていた。
 スキーの場合はほとんどが足の前後運動なので、関節を酷使する上下運動がほとんどないため歩けることができたのだと思う。

 だから、昨年の夏の山歩きはほとんどないのだ。
それにしても、この関節炎は治るのだろうか?

 この関節炎の治療に適したものが、グルコサミンとコンドロイチンなのだ。

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湿疹

2007年02月10日 | 暇つぶし~
 一週間ほど前から両肘から手にかけて、湿疹ができている。
病院に行ってみたら、アレルギー性のものかもしれないと診断された。この湿疹はほかの場所には出てないから、手で何かに触ったのか?と聞かれたけど、思いあたるふしはないのだ。
 飲んでいる薬はと聞かれて、薬は飲んでいないけど、膝が良くないため、グルコサミンとコンドロイチンを飲んでいると答えた。これらはほぼ一年前からなのだけど、先生からしばらく止めるようにと指示された。ともかくも、そうするしかないのだろう。
 いくらか痒みはあるけど、耐えられないものではないので助かる。でも、湿疹ができるということは、明らかに体のどこかに異常があることを呼びかけてきているのだから、ぼくとしてもただグルコサミンとコンドロイチンを止めて、処方された軟膏を塗るだけでなく、もっと別のかたちで身体からの声を聞き取る努力をしなければいけないのだと思う。

 ところで、この先生は女医の方で、ぼくの足の状態も見てくれた。
膝の状態ではなくて、足に湿疹が出ているかどうかの確認だったのだが、看護士の方とぼくの足を見ながら「きれいな足ですね」「滑らかな・・・」とか「誉めて」くれた。ぼくとしてはこういうときどう反応したらいいのかわからない。
 そりゃ「汚い」なんて言われると困るが、だからといって「きれい」と言われてもちょっと困惑してしまう。別にどうでもいいことなのに、生まれて初めて言われたので、少しは気になってしまう。気にするのがおかしいのかも。
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冬らしい一日

2007年02月07日 | 山歩き~
 久しぶりに冬らしい一日となった。一日中雪が降り続いた。降った量はたいしたことのないものだけど、この札幌の街では久しぶりの「大雪」だと思う。
 ぼく自身としては雪の多いところで暮らしたことがあるせいか、少なくとも一日に50cmは積もらないと大雪とは呼ばない。
 それでも、子どもの頃、一晩で1mも降ったことがあってさすがにそのときは驚いた。玄関から外に出れなかったからだ。もちろん、札幌の話ではない。

 吹雪といえば、生まれたところは千歳なので、地吹雪にも慣れている方だとおもう。その意味では札幌には吹雪は存在しない。わずかに、あいの里等北区、東区で吹雪の片鱗がときおり見ることができるけど、可愛いものだ。
 
 そして、札幌という街は気温も暖かい。冬は冬らしくもっと寒くあるべきだ、と考えるけど、同時にその暖かさの恩恵も受けているし・・・ね。
 しかし、温暖化という現象にもっと目を向けなければならないと思う。地球に相当のダメージを与える、そんな気がする。

 さて、とりとめのない事ばかり書いたけど、終わりにしょう(^^♪

人間の快適さを求める要求が過剰になりすぎて、今の温暖化がある、ということを心に刻み込んでおこう。まずは身の回りの生活から二酸化炭素の排出量を減らさなくては。かといって、吐く息を減らすわけにはいかないんだけどさ。
 
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明日は・・・

2007年02月03日 | 暇つぶし~
 あしたは会のメンバーと別狩岳に向かうことになっている。今日はいろいろなことをやらねばならず、来客もありけっこう忙しい日だった。

 昨年は空沼岳の万計山荘の屋根の雪おろしの手伝いに二日間行ったのだけれど、今年は身動きがとれない。

 ところで、明日の天気は雪の大荒れなのかな?天気図を見ると低気圧が急速に発達しており、等圧線がかなりこんだ様相になっている。風も北から吹きそうだ。
江別~当別間の風の強さはどうだろう。
 当別から奥に入ってしまえば、それなりに穏やかになるのだけれどね。でも、まぁ、晴れた暑寒は見れないだろう。

 
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雪崩講習会

2007年02月01日 | 山歩き~
 1月28日に会の雪崩講習会が無意根山登山口~豊羽鉱山であった。雪の弱層を見て判断することや、ビーコンとゾンデ棒による捜索訓練、あるいは2本のスキー、4本のスキーによる橇作りと怪我人搬出訓練などがおこなわれた。
 どれもとても中味の濃いもので役に立つものばかりであった。

 普通、スコップ、ビーコン、ゾンデ棒はなくてはならぬ三種の神器といわれるけれど、どれだけの人が常に携えて山に入っているのだろう。たしかに、スコップは重い。ビーコンを買うには値段が高いし購入するには二の足を踏むようなものであるけれど、冬山の危険性を考えるならばそして自分のいのちの大切さを考えるならば、やはり必要なものだと思う。

 もちろん、持てばいいというものではなくきちんと使いこなせなくては意味がない。今回も訓練は絶えずやるべきだと身に沁みて感じた。
 ビーコンによる電波のとらえかたもなかなか難しい、ゾンデ棒だっていつも組み立てを練習しておかねばスムーズに組み立てることも危ういだろう。

 人が雪崩で埋没してから15分以内に発見し掘り出すことができれば、かなり高い確率での生存が期待できるという。もちろん、そのような雪崩のおきやすい斜面に入らないことが大切であるけれど、万が一ということはいつでも予想していなければならない。そのような危急のときに、どれだけ手を尽くすことができるか、少なくとも仲間、友人、一人一人にとってかけがえのない人たちを助けることができるのはあなた自身にかかっていると言っても過言ではないと思う。

 楽しむ前に、同時にそれだけの「下準備」が必要なのだ。

 冬山の景色は何よりも美しいかもしれない。自然の厳しさがその美しさを演出しているのだと思う。だから、美しさを味わうためには自然の厳しさを基より味わい尽くすことを自身の前提としたい。
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