遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

クライミングが基本

2008年03月31日 | 山歩き~
 最近思うのは、山歩きの基本というのはクライミングの技術がベースになるのでは、ということだ。クライミング~岩やインドアの壁を登ること。クライミングの登る基本というのは、足で登ることだとフェルさんや赤岩の主である沼崎さんから聞いている。
 どんなに腕の筋力があろうと、それだけで登ろうとしても、長いルートでは完全にドロップしてしまう。手は保持するだけのもの。足でバランスもとりながら、適確な位置を選択し足を置く。クライミングの場合、重力をまともに享けるのだから、より合理的に過度な力を入れず登らなくてはならない。でないと足だって疲労してしまう。
 この歩き方を充分に習得している人が山道や道のない沢などでは下手なはずがないのではと思うのだ。

 話は変わるが雪の上を歩くというのは、身体に優しいことだとつくづく思う。前回の小漁山にしても、今回の大雪~旭岳にしても、膝には後遺症が残っていない。
これは本当にありがたいことだと思う。もちろん、筋肉痛もない。
 4月6日は会の山行があるが今年も参加できない。どうしても、毎年、ぶつかってしまうのだ。僕の師の集いと。

 さて、いわゆるゴールデンウィークはどうするかだ。

晴天の旭岳

2008年03月30日 | 山歩き~
 旭岳に行ってきました。メンバーは僕と息子、そして、フェルさんとT野さんの4名。ただし、姿見の駅からは別行動となりました。

 すばらしい晴天で、朝はカリカリの斜面も昼間はぐさぐさで、これではアイゼンも必要ありません。とはいっても、一応、12本爪を使いましたけれど。後から来る人は兼用靴でステップをきって登ってくる暖かな春山の登山となりました。
 山頂には、なんとオランダ人・・・英語を話していたけど・・・10名以上のツアーほか僕らも含めて20名程度。意外と登る人は少ないんですね。

 しかし、プラブーツでの滑りは極悪モードで、板もよくないせいもあるのだけど、TOPがどっちに向いていようと、下に向かって滑り落ちるという塩梅。
 下山の際のゲレンデは多少よかったものの、悲惨だった~。
 
 これから、写真を見るので間に合うかな~。

壁歩き・・・

2008年03月29日 | 山歩き~
 われながら、壁歩き・・・だなんて変な題名をつけてしまった。今日は10名を越える参加者。
 ぼくもオレンジルートを登る。これはスンナリ・・・ほぼスンナリ行けたように思うが、体がやや重い。
 しばらくはビレイヤーに徹する。以前も使ったルベルソによるもの。ロープが太いからけっこう送り出しや引きがスムーズではない。まぁ、これはATCも同じか。トップロープだから、使っているロープは12mmだろうか。

 ロープと書いているが、私的にはザイルの方がなじんでいる。同様に、プローブではなく、ゾンデの方がいいし、スリングよりシュリンゲの方が好きだ。最近、ドイツ語ではなく英語を使用しはじめているけれど、山岳用品はドイツ語の方があうと思う。これも思い込みかもしれないが。

 で、緑ルートもやってみるが、上のホールドの使い方がまだダメだ。そのあと、レイバックの練習をする。これをやってみたかったのだ。
 まぁ、久しぶりの壁だから、これでよしとしょう。少しずつうまくなればいいのだ。
 
 女性陣では、やはり、オツキーさんとお恵さんの登りが秀逸だ。二人を見ると、いともたやすく登れるように錯覚をおかしてしまう。しかし、違うのだ。
 男性陣については、触れないでおこう。なにしろ、落ちて、みんなに拍手喝采をあびている御仁がいるからには、実名を公表するには少しばかりさしさわりがあるような。

 日曜の旭岳は雪質もよさげな感じがする。久しぶりにアイゼンのほかにパウダーも味わえるかもしれない。いや、プラブーツだから、顔に優しいパウダーだ。

春の山

2008年03月27日 | 山歩き~
 今年4月から5月にかけて、どこの山へ行きたいか・・・。
会社の山の会メンバーとともに漁岳を考えている。行きたいという声で半ばあたりに予定している。残雪期ならではの歩きやすさ、支笏湖などの眺望のすばらしさ。
今年は雪が少ないようだから、早めに行かないと藪漕ぎをしなければならない破目になりそうである。

 トヨニからピリカヌプリもいい。これも是非行きたい山だ。昨年はトヨニの手前で強風におののいて帰ってきた。すぐ目の前だっただけに残念な想いをした。
 群別岳もいい。増毛~浜益あたりの山はいい。奥徳富岳も歩いていないし、これらの山も残雪期は歩きやすくなる。

 トムラウシや十勝連峰もいいね。特にトムラウシは心がおどる。でも、遠い。
日高は1967峰~去年手前でやめているし。そういえば、厳冬期の十勝幌尻にも関心がある。なかなか大変かもしれないけれど、ピークからの眺望はさぞすごいもだろう。

寝るのがしあわせ?

2008年03月26日 | 暇つぶし~
 今度の土曜日あたりにチャリンコの整備をやろうかな、と考えている。通勤で家から大谷地まで使う予定だ。でもね、以前にも書いたけど、夏の暑い日は汗をかくだろうな。これは困りものだ。
 会社でも、今日はサマータイムの話もでた。今は9時15分から18時15分までの勤務時間だけど、たとえば、朝8時からだと17時までとなる。これも案外魅力的だな。ただ、寝る時間を早くしなければならない。
 山が好きな人は朝早く起きるのは別段問題がない人ばかりだが、ぼくは例外中の例外で、あまり好きではない。時間にとらわれず、たっぷり寝るのがいい。迷沢山の遭難救助訓練の際も夕方7時から寝て、翌朝も7時半まで寝ていたのだから、押して知るべし。しかし、このときは、たっぷり、存分に寝たという充実感は乏しかった。じゃあ、いったい、どのくらい寝るとそれが味わえるのかということだが、これはかなり難しい問題である。
 寝すぎると、ときどき、寝るのがもったいないという感覚もあるのだ。寝るが楽しい、嬉しい・・・という気持ちを育むためには、常に物足りないという状態にあったほうがいいのかもしれない。
 

山歩き~hymlのこのごろ

2008年03月25日 | 山歩き~
 最近のhymlの山行報告は面白いと想うものがない。低山を歩く・・・。山スキーで歩く・・・。

 これは書き手に問題があるのではなく、ぼく自身の趣向が変わってきているということだと想う。では、どんな山行報告ならいいのか。
 夏ならやはり沢登り。
 冬は、登攀系・・・。
 オールラウンドにクライミング。

 hymlには山岳会メンバーもいるのだから、技術レベルの高い山行をやっている人もいるはずだけど、ほとんど出てこない。
 沢ならganさんをはじめとして面白い沢が多い。
 クライミングならフェルさん。しかし、BCCが中心となっているから、hymlではあまり出てこない・・・ほかには、いないのか。

 ぼく自身、夏尾根のハイキングや冬の低山歩きは強い関心はなくなってしまった。もちろん、否定はしないし、嫌でもないし、好きなことは好きだけどね。

 ただ、最近のメールから、あちこちで全層雪崩の報告がきている。地球温暖化のせいか、今までの感覚、常識、前提に基づいて山にはいけない。何がおきるか分からない時代に入ってきたように想う。
 

夢だけは

2008年03月24日 | 暇つぶし~
 先週の金曜から日曜にかけて、うちの奥さんの両親がきていた。義母は足腰が弱ってきているので、ベッドを用意したのだがこれを居間においた。トイレに行くにもこの方が便利だからだ。
 最初はさすがに居間のベッドは違和感があったが、三日もすると慣れてしまう。このことを利用して、ごちゃごちゃだった和室を整理しょうと考えている。畳はあちこちで汚れているし、息子の小学校のときの机は物置き場になっているから、整理していけばかなりキレイになるだろう。

 今年は山も雪が少なく僕もほとんど冬山らしい体験をせずに終わろうとしている。上ホロの事故が基とはいえ、とても残念だ。
 まぁ、それでも雪は今しばらくは残っているようだから、歩くことにしょう。

 新しい年の目標として、クライミングでは5~6級の岩をある程度スムーズに登れること、3級ならリードできることをめざしたい。
 沢では、黒松内岳の沢、日高伏美岳の沢、黒岳白水沢はもちろん、☆二つも挑戦したいし、また、ポンネアソチシ山の沢も面白そうだ。沢は相当候補がでてくる。

無縁

2008年03月23日 | 暇つぶし~
 土、日と山へ行く予定だったが、ぼくの風邪もあって中止となった。天気が良かっただけに、残念無念・・・。
 どうも、この2~3年すっきりとした山行ができない。それぞれ必ず理由があり、意味があるのだが。
 以前は翌日天気がいいとわかれば、即決断なんてこともできたのだが、最近はそれもできない。息子も都合があるらしく、なかなか行ける日が合致しない。
 今回も行けなかったため、来週、なんとかなるかい?と聞かれた。まあ、日曜ならなんとかなるだろう。

 最近、風邪をひきやすくなったと思う。やはり、日頃の運動不足がたたっているようだ。そして・・・どうもぼくは暑い寒いだのに感覚がボケているのではと思う。
 今回の風邪も寝るときにの蒲団に問題があったように思う。2月の厳冬期はタオルケットに羽毛蒲団をかけていた。うちの奥さんは、それで寒くないわね、というのだが、実はこれでも暑いぐらいなのだ。で、この状態で3月に突入したら、毎朝、汗でぐつしょり。普通なら、これで蒲団を替えるのだが・・・。
 やっと、タオルケットに薄い毛布に替えたときには、手遅れだった。うちの息子はさらにぼくをこえている。冬でも蒲団を蹴っ飛ばしながら寝ている。別に断熱効果の高い家ではないのだけれど。

 てなことで、二日間の晴れ間は、ぼくには今回は無縁だった。

エクレア

2008年03月20日 | 暇つぶし~
 巷では祭日、だから朝のバスには人が少ない。それで、珍しく最後尾の列の席にすわってみた。
 同じ停留所からバスに乗った若い女性が3列ほど前の席にすわっている。よく見ると、本を読んでいる。ここまではどこにでもある風景だと思う。ところが、この女性、胡坐をかいている。少し驚いた。
 バスの椅子で胡坐をかいているのを見たのは始めてである。こういう人もいるのだ。ひょつとすると、この女性、細身ですらっとしているし、案外ヨガでもやっているのではないかと考えたりもする。
 しかし、瞑想しながら本を読む、なんてことはかなり難しいことに違いない

 地下鉄のなかも人が少ない。立っていると、それはぼくだけで、けっこう浮いている感がある。でも、まぁ、それしそれでいいじゃないか・・・。むしろ、ほとんどの人は春のコートに着替えているのに、ぼくは依然として冬の厳寒期のコートそのままである。面倒といえば面倒なのだけど、さすがに歩くと暑くなる。
 ただ、ぼくの冬のコートといっても、薄いんだけどね。

 と、鞄のなかにセブンイレブンで買ったエクレアがあるのを思い出した。食べなければならないので、今日はここまで。

あとかたづけ・・・後で片付け

2008年03月19日 | 暇つぶし~
 さきほどまで、服をしまうケースを組み立てていた。完成したら高さ180cm横幅も1m以上の大きなものになった。わかっていてもしかし大きい。和室が一挙に狭くなる。これにベツドを入れたら・・・。でも、少しずつ整理整頓していかねばならない。ゴミが多い。

 しかし、僕の部屋もそうだが、常にかたづけていかないとすぐさまごちゃごちゃになってしまう。世界は崩壊の定めに従うというけれど、まったく、その通り。
 崩壊の定めとは、この世界でかたちあるものは、必ず壊れていくということである。時間の早い遅いはものによって違いがあるけれど、貫く理はこれである。

 だから、崩壊の定めに連なるエネルギーを他に転化させるよう考え、行動するのだ。

 そうそう、ライターの充填用のガスを買っておかねば。冬場の山ではライターの火は点火しずらい。ぼくはタバコを吸わないこともあり、火のまともにつくライターが少ない。マッチもそれなりにあるけれど、ライターも用意しておきたい。自動点火のガスストーブも、点火装置が壊れているし。