遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

感謝の想い

2014年08月19日 | 本心・・・真の願いを生きる・・・

 最近、周囲の方の暖かな想い、その心遣いを感じるときがあった。何気ない一つひとつの言葉、まなざしがとても暖かく、深く僕の心に染み入るような・・・そのような感覚。
 
 それにしても、この年齢になってもまだまだ自分の到達点は低く、山の頂は遠い。風にのって様々に問いかけてくるのに、応えることもままならぬ。
 未熟なる存在・・・。

 さて、敬愛する指揮者 ロブロ・フォン・マタチッチのブルックナー 交響曲第7番 チェコフィルハーモニーのレコードがヨーロッパから届いた。
 レーベルの色は赤色。1967年製。市場に出ているレコードはほとんどが、レーベルは青色である。日本でも希少価値といえると思う。
 初盤ともいえるこのレコードは埃にはまみれていたが傷もなく、きっと前の所有者が大切に扱っていたのだろう。
 その音は、特に「いぶし銀」とも呼ばれる弦楽器が美しく、柔らかく暖かく慈しみに溢れた音色とでも言おうか・・・。
 「青色」のレコードも何枚か持ってはいるが、比べてもはるかに美しい音なのだ。

 心豊かな、愛が満ち溢れた指揮者でなければ、このような演奏はできないのではないか・・・。

藻岩山・・・

2014年08月17日 | 山歩き~

 白旗山を散策しょうと真栄口に行くと、看板に16日に熊が出没したので、禁止と掲示されていた。
 やむなく、藻岩山に転進。すると、やはり、熊が出ていたらしい。今日から登山が解禁されたということだった。藻岩山スキー場から歩く。

 最近、ずっと体調がイマイチで、藻岩山のピークを踏むことはせずに、途中のP376あたりで引き返すことにした。
 ぼんやりと、自分の様々な課題をふりかえりつつ歩いていたが、ふと、登山道が以前より広くなっていることに気づいた。これはあまり感心できることではない。その分だけ、植生が消えたということであるし、一度消えると元に戻るのは難しい。・・・ふと、自分体力のことを想い苦笑してしまう。

 軍艦岬からの廃道となった刈わけ道との合流地点も判別がつかない状態であり、桃岩のルートも藪に覆われている。
 しかし、藪に覆われているからこそ、また、道を開拓したいという願いも湧きあがってくるのも事実だ。 

最近気に入ったレコード、CDについて

2014年08月17日 | 音楽について


 久々の投稿で、この前はいつだったんだろうか・・・忘れてしまった。
 とりあえず、表題について。

 最近、45回転のレコードに目が向いている。45回転とはいっても、昔のEP盤~ドーナツ盤のことではなく、12インチの45回転盤である。
 もちろん、いわゆる33回転盤よりは、回転が速いだけに収録時間が短い。けれども、音質が素晴らしいのである。
 暫く前に、カラヤンのワーグナーの序曲集のレコードを買い、早速聴いてみたのだが、個々の楽器の位置、その響きは、SACDも太刀打ちできないかもしれない。
 最近の録音をCDとレコードそれぞれで販売するケースがあるのだが、ほとんどの場合、音楽の奥行き、高音域のきめ細やかさ、美しさを比較するとCDはどうしても劣ってしまう。元々は同じ音源であるはずなのに、なぜこのような差が出てくるのだろうか?CDは相変わらず、2万ヘルツ以上はカットしているのだろうか?しかし、確かに高音域は耳には聞こえないが、その聞こえない音域の存在が、低音から高音までガラリと変化させているのは事実なのだから・・・。

 ちなみに、SACDになると、かなり改善されてどっちもどっこいどっこいの勝負になるのだろうけど、45回転盤が普及すると更に差が広がると思う。
 まあ、僕の持っているSACDの機械は、十数万円の。それも中古で買ったものだから、50万円とか百万円はするだろうアキュフーズやエソテリックの機械であれば、結論は変わるのだろう。しかし、縁も「円」もぼくにはない。