遙かなる高き峰々より吹く風に応えて

その風は、ぼくに呼びかけてくる・・・。

コフラックのプラブーツ

2008年03月08日 | 山歩き~
 プラブーツといえば、コフラックやスカルパが有名だ。ところが、昨日、ネットで本州の山道具屋を検索していると、コフラックがプラブーツの生産を中止したというニュースがとびこんできた。
 今日、秀岳荘のお兄ちゃんにその話をしたら、聞いてないということだった。だが、大きく需要が減っており、そうなってもおかしくないということだった。
 コフラックが生産をやめたら、あとはスカルパをはじめとして2~3社しかないのではないか?いずれもヨーロッパのメーカーだが本場でも需要は激減しているようだ。
 現在は冬山でも通用する新しい革靴が出てきている。けれど、ジルブレッタ500の山スキービンディングにあう靴はやはりプラブーツである。
 アプローチに山スキーを使い、登攀ではスキーをデポして、プラブーツにアイゼンをつける。これがおきまりのパターンだった。
 ジルブレッタも、ぼくのよく行く店では、今シーズンは発注しても納品されなかったというから、これも危ないのかもしれない。もう、プラブーツで可能なビンディングはなくなっていくのかもしれない。

 山岳会では兼用靴ではなく、プラブーツでのスキーを推奨しているところもあるようだが、近い将来、この前提が成り立たなくなるのかもしれない。とはいえ、兼用靴に12本爪アイゼンはけっこう難しそうだから、革靴が主流になるのかもしれない。そうすると、革靴にスノーシュという取り合わせになるのだろうか?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする