【=23 -6-】 関西は全国より1週間早く封切り、有川浩さんの原作「阪急電車」は読んでない、読まなきゃと思いながら読んでない。
すると映画になった、そりゃー力は入りますよ~、このブログにもブログパーツを初めて使ったり、前売りチケットも余分に買った。
頼みます!
前代未聞な爆発的な興行成績になりますように!
そして皆さん、阪急電車にぜひ一度、乗りに来てみてください!☆ヽ(▽⌒*)よろしぅ♪
宝塚~西宮北口間を約15分で走る、えんじ色の車体にレトロな内装の阪急今津線。その電車に、さまざまな“愛”に悩み、やりきれない気持ちを抱えながら、偶然乗り合わせただけの乗客たちがいた。後輩に婚約者を寝取られたOL。カレシのDVに悩む女子大生。息子夫婦との関係がぎくしゃくしている老婦人。セレブ気取りの奥様たちとの付き合いに疲弊する平凡な主婦。おしゃれな大学になかなか馴染めない地方出身の男女。年上の会社員と付き合いながら、憧れの大学を諦めきれない女子高生。電車内という限られた空間で、それぞれの人生がほんのちょっと重なり合い、影響し合い、そして離れていく…。
阪急電鉄の今津線は、路線距離(営業キロ)9.3km、駅数は10駅、いわゆる「阪急平野」の西辺を通る路線、宝塚駅(宝塚大劇場前)を起点駅とし、宝塚南口駅(宝塚ホテル前) → 逆瀬川駅 → 小林駅(おばやしと読む) → 仁川駅(阪神競馬場前) → 甲東園駅 → 門戸厄神駅、終点は西宮北口駅(起点は宝塚駅なのに、なぜか上りは西宮北口行き)、阪急沿線の中でも特に上品なイメージで、素敵な趣のある路線。(なんせ終点の西宮北口駅にある西宮ガーデンズは、週に2回以上夕食にパンが出される家庭をターゲットにしているという大型ショッピングモールやもん)
片道わずか15分のローカル電車を舞台にして、そこに乗り合わせた人々のなんともやるせない人間模様を綴りながら、そのうちそれらのエピソードが、なんとなく絡み合っていく様を描いている。
登場人物各々のエピソードって「あるある~」ってな、ややもすればどうってことないようなものだけど、連鎖のさせ方、紡ぎ方が上手い、違和感はあるけど、ここでも「あるある~」って妙に納得させてしまうのは脚本と演出の巧みさ、そしてうまく配置された役者の力量。
突っ込みどころはスルーしてよく、見終わってみれば、超弩級ハートウォーミングな映画だった~(ノ´▽`)ノオオオオッ♪
「来ない」という意味の関西弁、「きーへん・こーへん・けーへん」、これのどれを普段使うかで、京阪神のどの地域の人かがわかる。(きーへんは京都、こーへんは神戸、けーへんは大阪)
この映画では、ちゃんと神戸の人の関西弁が使われていた(戸田恵梨香・有村架純・芦田愛菜・相武紗季は兵庫出身やし)。
谷村美月は大阪出身ということで、大阪弁ではこの映画に合わないので、どっか他の地方の人というキャラにされていたし、中谷美紀・南果歩・宮本信子はどっか他所から来た人の微妙な感じのまぜこぜな関西弁で、「よく居ます、あんなしゃべり方の人」ってのだった。(玉山鉄二の言葉が変に感じたけど、彼は京都出身らしい、どおりで違和感)
【追記←南果歩さんは尼崎市立尼崎高等学校出身のこてこての関西人だそうだ、友人の妻の同級生だということでさっき知った】
この映画では大学生の役をやっている戸田恵梨香って昔からいろんな映画やドラマに出ていて、若く見える役から大人に見える役までしっかりこなすし、だから自分の中では年齢不詳だったが、まだ23歳なんや!(うちの下の娘と同い年、そうは思えない、大人だし、若いし。)
谷村美月ってなんか変な女の子やね~って思っているけど(実際はどうか知らないけど)、しかしほんと魅力的、役者としていろいろと使い易いんやろうね、このやさおた権田原美帆とぐんおた圭一のカップル、かなり大好き。
阪急電車の車内で傍若無人に振る舞うおばちゃんグループ、「もろ大阪のおばちゃんやん」なんて言わんといてや!
あの人たちはきっと「は○し○沿線」にお住まいの方で、たまにセレブ気分を味わいたくて、阪急沿線に出没する種類の人やねん!
なんでそう思うのか、その根拠①「阪急沿線の人は普段着で阪急電車に乗車できる(ふだんから綺麗にしているから)、しかしは○し○沿線の人はは○し○電車には普段着すっぴんで乗れるが、阪急電車にはお化粧バッチリしてよそ行きを着なくては乗れないから」、根拠②「大阪のおばちゃんは異常に空気を読む力を持っており、さらに他人に対する気配りがもの凄い(往々にして馴れ馴れしくてお節介が過ぎるが)ので、あんな勘違いな振る舞いはしないから」。(しまった、こんなこと書いたら、は○し○沿線在住の友達たちを敵に回したかも・・・ΣΣ┏(_□_:)┓iii)
阪急電鉄の皆さん、そして西宮北口1000人エキストラロケに関わったグループの皆さん、ご苦労様でした。
どの沿線に住んでいるか、
大阪か神戸か京都か、
そんなことで妙に盛り上がります。
自分ら関西人は。
はい。
よく一緒に仕事しますのに・・・(;^_^A アセアセ…
勝地君たちのクリスマスの夜の場面は妙にエロかったです(笑)
しかし事実は神のみぞ知る。
関西人は、これだけで盛り上がれるんです。
はい。
なるほど、○神沿線の高血圧おばちゃん連としては、背伸びして着飾って、○急線に乗るわけですね。はいはい。
他のエピソードは普遍性もあるかなあと思って見ておりました。
最近、勝地君萌え状態なもんで、えらくにっこりと出来た作品でした。
西宮北口まで自転車で行って、ガーデンズに自転車置いて
大騒ぎしながら今津線乗って宝塚でランチして
で、神戸まで行ってケーキして、また西宮に帰って、
ガーデンズのイズミヤで晩ご飯のお買い物して、自転車のかごに突っ込んで帰るの。
きっと。
ちなみに自分はおけいはんですが、やはりあんなおばちゃんはさすがにいないです。
(と言うことにしておきます・・・)
そういえば関東出身の友人が、
「阪急電車って飲食だけでなく車内で電話している人もめったにいない」って言ってました。
そういえばそうだ。
あの凄まじくも姦(かしま)しいオバチャンたちは、は○し○沿線なひとだったのか・・・
たしかに、場から浮きすぎているもの。
とすれば、オバチャンたちは、もしかして、西宮北口で乗り換えて、宝塚まで行っているということになるわけですなぁ。
(と、ちょっと納得しました)
あと、平面交差が廃止されたのは27年前ですか・・・
月日が経つのは速いものですねぇ。
でもひとっ走り来てくださいな。
けっこう映画のあんな話しが、日常的にありそうな電車です、リアルに。
でもかといって、下町感はないのです。
この映画は、予告編を観て 必ず観よう と決めていました。
こちら、群馬からは距離が在りますが
機会が在ったら、「阪急電車」に乗車してみたいです( ̄。 ̄ )ボソ...
ダイヤ上の問題ですね。
この「ダイヤモンドクロス」については、線路の通過音をおさめたCDや、
ジオラマとかもあるようです、マニアックですね。
南線の方では、ちょっと映画や小説にはなりにくいですよね~。
家出?駆け落ち?
あの沿線には少年が収監されるようなところはないし・・・って(゜o゜)ヾ(--;オイオイ...
今津線、↑で書いてくださっている通り、今は神戸線で分断されています。
普通の人は言わないと思うけど、あえて今津北線・今津南線と
使い分けることもあるそうです。
>国道2号線から上は別世界
いや、ちょっと違うかも。
山手幹線らへんが境かも・・・
そちらは大混雑でパニックになってませんか。
ビジターのこと、よろしく(ご指導ご鞭撻)お願いしますm(__)m
でも、それはそれで映画の魅力と言うことかも知れないですが。
僕も改めて映画の確認をしながら沿線を歩いてみます。
いい映画でしたね。
パペさんの疑問>今津線の終点は今津じゃないの?
私も映画を見て、えっと思いました。私が居た頃は今津線は西宮北口で神戸線の線路と平面クロスして、今津まで延びていたはずでしたから。
調べましたら、27年前に線路のクロスは廃止されたそうです。(下のURL参照)
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11200896
線路を跨ぐ時のゴットン、という感触は今も記憶にありますが、確かにダイヤが過密になれば神戸線の安全上やむを得ないでしょうね。
久しぶりに今津線、乗ってみたくなりました。
何を隠そう、10台の頃 今津へ2年間住んだことがあるんだけど、
国道2号線から上は別世界って感じたなー(笑)
でも、山手より好きかもw
六甲おろしの歌声が響く43号線が懐かしい。
この映画は全国的には本日29日から公開みたいですね。関西は先行上映していたので、すでに観ましたが、小説とは微妙に違うのですが、映画としては、この繋ぎで良かったかな…とも思えます。ただ、小説に比べると、時間の制約などがあるから仕方がないとはいえ、ちょっとボリュームに欠けた印象を持ってしまったのが心残り。
今津線は、西宮北口から仁川までの3駅ながら、年に何度か利用する線なので、知っている(部分のある)路線ということもあって、楽しめました。機会があれば、もう一駅足を伸ばして小林で降りてみたいと思います。
エキストラ1,000人ですか、凄い…。
自分もこないだ仕事で小林あたりをウロウロしていたのですが
映画を観る前やったので、あんまり意識していなかったのです。
今度は思いを込めて歩いてみます。
私も神戸から大阪に行くときはやっぱり阪急を使うことが多いのも、そういう理由ですし。
そこんところも巧く描かれている映画でしたね。