ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

◎すべての人生について を読んで

2015-12-31 14:46:28 | ことば
すべての人生について を読んで

「すべての人生について」(浅田次郎、幻冬舎文庫)より、ほんの少し

進歩の必要がないという飽和状態に達すると、成長を止める

・剣術というのは道場でどんなに稽古を積んでいても、実際に立ち合うと無我夢中で振り回すだけなんだ

・地元の局はニュースぐらいは方言でやれ
・1つの失敗でその人を評価することはやめたほうがいい
・1つひとつ目の前のものを片づけていかなければ、前には進めない
・今日の悩みは今日1日で十分
・私はお金を貸さない。貸せば、あなたの借金を増やして、苦しめることになるからだ

・初期珠玉短篇集を読むとその作家のメニューがつまっている
・作家は体力勝負です
 いいものをたくさん書かなければ生き残れない
・1回の対談に費す努力は、50枚の短篇小説を書き上げる努力に匹敵する


・学校で学んだ歴史は、ある程度、欧米が正当化されるように書かれている
・今の学校で、近代史、特に明治以降の歴史をあまり教えない
 自分に近い歴史ほど大切
 近いところほど希薄になっている歴史教育はおかしい

○確かに、昔のことを教えるのに時間をとられて、そのために近代史、現代史を教える授業時間がなくなったというのはおかしい
 歴史の授業は幕末くらいから始めたらいいのんとちゃうかと思います
 明治、大正、昭和ときっちり教える
 幕末前のことは、あとまわしにすればいい