ビタミンおっちゃんの歴史さくらブログ

STU48 音楽、歴史 などいろいろ

◎「トヨタの口ぐせ」より

2017-04-05 18:28:48 | 発想
「トヨタの口ぐせ」より

★「トヨタの口ぐせ」((株)OJTソリューションズ、中経の文庫)を読んで、少し

○自分で現場を確認したのか

機械を壊してもいいから、思いきってやってみろ

 失敗しても責められることがないこと
 失敗したときにフォローできるようにしておくこと

○習熟度のレベル
 習熟度3 10秒の作業が10秒でできる
 習熟度4 この作業を人に教えられる

○給料はお客様からもらっている

○6割いいと思ったらやれ

○部分の最適と全体の最適とは違う

○多くの量ができる人よりも、多くの種類の仕事ができる人がいい

いいものはどんどんオープンにする

○いちばんトラブルの多い部分から潰していく

○不良品を再現して、真因を見つける

○「いい方法を見つけてから」ではなく、荒削りでもいいから、とにかく速くやる
 できるところまで、まずやってみる

○高い材料を使ったとしても、2倍、3倍と長持ちするのであれば、原価低減につながる

○要らないものは廃棄する

「見て盗め」なんていうのは至難の業である
 何回見てもわからないこともある
 時間がかかってしようがない
 それよりも、「誰がやっても同じものができるしくみ(標準、マニュアル)」をつくる

○飛行機のパイロットのアタッシュケースの中には、不測の事態に陥ったときのための要領書が入っていて、経験したことのないような事態にも対応できるようにしてある

◎うまくいってる人の考え方

2016-12-31 17:10:25 | 発想
うまくいってる人の考え方

★「うまくいってる人の考え方」(ジェリー・ミンチントン、ディスカヴァー携書)より少し

○ミスをしても自分を責めない
 ミスは100パーセント自分で許す
○自分の人生で恵まれている部分に意識を向ける
○したくないことははっきりと断る
○いやなことを言う人は相手にしない
○失敗しても人間的に劣っているということにはならない
○まちがいを犯しても自分を責めない
○あなたを責めてくる人はいくらでもいる
 だから、あなたまでいっしょになって自分を責める必要はない

○相手にどう思われているかを気にしない
○自分のしたいことをする
○自分のしたいことを犠牲にしてまで他人を喜ばせる必要はない
○夢を実現するためには、それに向けて行動する必要がある
○他人の評価は大部分が不正確なので、他人の評価は気にする必要はない

○他人に期待しない
○そんなに完璧を求める必要はない
○他人と比較しても意味がない
○人間の価値を決定する絶対的な基準はない
○自分で自分を苦しめない
○無理してすべての人に好かれる必要はない
 人に好かれるために自分を変える必要はない
 一部の人に嫌われても気にしない
○大きな失敗をしても、絶望しない
○他人から高く評価される必要はない
 自分で自分を高く評価するだけで十分である

○人から批判されたことから何かが学べることがあるかも知れない
○他人の決断にゆだねず、自分でまちがいを犯しながら学びとるほうがいい
○相手が期待していることではなく、自分が本当に思っていることを言う
○自分でできることは自分でする
よけいな競争はしない
 競争は、負ける人のほうが勝つ人よりもずっと多いのだから
○特定の人をむやみに持ち上げない
○能力や業績や知性や所有物は、人間としての価値とは何の関係もない

○どんな出来事もいいほうに解釈する
 物事それ自体はよくも悪くもない
○他人に対する悪い感情は、だれよりも自分に多くの害を与えるから、忘れる
○他人の権利を犯さないかぎり、自分の思いどおりに生きる権利がある
○他人よりも自分に頼る
○自分の考えをすべて受け入れる

○日々の活動は、すべて他の人たちの生活に価値を創造している
○感謝の気持ちはすぐに伝える
目標の実現に向かって励んでいる今がすでに幸せである
○非現実的な期待を持たない
○他の人に一方的に与える義務はない
○頼まれたことをなんでも引き受けない
 いい人になる必要はない
○断るべきときは、はっきり断る
○権威者が言っているからといって、情報をむやみに信じない
○過去や未来より、現在に意識を向ける

○いい友人とは、次のような人
 ・あなたをあるがままに受け入れてくれる人
 ・あなたにうそをつかない人
 ・あなたを励まし、精神的に支えてくれる人
 ・あなたの価値を認めてくれる人
 ・あなたをいじめない人

○心の持ち方は、プログラムし直すことができる
○現状に悪い面があっても、いい面を探す
○したことの結果がよくなくても、がっかりする必要はない
○本当に必要な物だけを買う

○相手も自分と同じように痛みを感じる人間だと考える
○思いどおりにならないことに怒っても仕方がない
○いいことが起こると期待する
○他人を変えようとしない
自分が求めているものを相手にはっきり伝える
 他人が自分の心を理解してくれることを期待しない

◎超一流になるのは才能か努力か?

2016-11-14 22:53:31 | 発想
超一流になるのは才能か努力か?

★「超一流になるのは才能か努力か?」(アンダース・エリクソン、文藝春秋)より少し

「生まれながらの天才」はいない

 「生まれつきの才能」で超一流になった人はいない
 「生まれつきの才能」はまやかしである

わずかな練習でエキスパートレベルに達した「天才」は1人もいない

○練習に膨大な時間を費やさずに並外れた能力を身につけられる者はいない
○しかし「1万時間練習すれば、だれでもエキスパートになれる」という保証はない


○楽にこなせるレベルに達して満足し、何年練習を続けても上達にはつながらない
 単に同じことを繰り返すだけでは技能は向上しない
 改善に向けた意識的な努力をしないと、技能は劣化していく


現在の能力をわずかに上回る課題に挑戦しつづける

○どの部分を改善する必要があるのか特定する
1つひとつの動きを正しくやることに意識を集中する
これ以上集中できないと思ったら、練習は打ち切る



○単に経験を積むだけでは、技能は向上しない

受動的に講義やセミナーを受けてもほとんど何の効果もない

○フィードバックを得たり、新しいことに挑戦してミスを犯し、それを修正することで新たな能力を身につけていく

弟・妹のほうが最終的に兄・姉より高いレベルに到達する


○高齢でも適切な訓練によって新たな能力を身につけることができる

○大人になってから練習を始めた人の能力向上については、絶対的な制約は比較的少ない
 しかし子供時代に始めなければエキスパートレベルには到達できない身体能力もある

絶対越えられない能力の限界に到達したというケースはまれである

◎衰退の5段階…強大な組織はいかにして衰退するのか

2016-10-06 00:14:05 | 発想
衰退の5段階…強大な組織はいかにして衰退するのか

「ビジョナリーカンパニー ③ 衰退の5段階」(ジェームズ・C・コリンズ、日経BP社)より少し

弾み車(ビジョナリーカンパニー ②より)
飛躍は一挙に達成されることはない
 飛躍の道は小さな努力、変化の積み重ねによって開かれていく

 巨大で重い弾み車をひとつの方向に回しつづけるのに似ている
 はじめは、動いているのか分からないほどゆっくりした回転である
 ひたすら回しつづけていると、少しずつ回転が速くなり、やがて考えられないほど回転が速くなる
 押し続けていけば、回転がどんどん速くなり、やがて突破段階に入る



○初期の段階には発見するのは難しいが、治療するのはやさしい
 後期の段階には発見するのは簡単だが、治療するのは難しい

○どの組織も、いかに偉大であっても、どれほど優れた業績を達成していても、没落しうる
 強力な勢力がかならず頂点に止まるとする自然の法則はなく、ほとんどいずれ転落する


衰退の5段階

○第1段階 傲慢「我々は偉大であり、何でもできる」
・成功を収めてきたのは当然だとする「傲慢」
・主要な「弾み車」を無視し、成功はほぼ間違いないとの思い上がりから、つぎの大事業に関心を移す傲慢
・指導者が好奇心と学習意欲を失う
・幸運に恵まれた可能性を認識せず、自分たちの長所と能力を過大評価する

○第2段階 規律なき拡大路線「拡張しすぎ
・持続不可能な成長の追求
・偉大な実績をあげられない分野に規律なき形で進出する
・達成できる以上のペースで成長する
主要なポストに適切な人材を配置することができなくなる
 有力な人材がいない
・指導者が後継者の選任に失敗した場合、没落の道を歩むことになる

○第3段階 リスクと問題の否認
・良いデータを強調し、悪いデータを小さくみせる
事実の裏付けのない大胆な目標を掲げ、大胆な賭にでる
・曖昧なデータに基づいて、大きなリスクをおかす
 きわめて悪い結果になったときに、どのような打撃を受けるのか
 その打撃に耐えられるのか
・後退や失敗を他人や外部要因に責任を押し付ける
・厳しい現実を直視しない
組織再編を繰り返す

○第4段階 一発逆転策にすがろうとする
・劇的で大きな動きによって突破口を開こうとする傾向
・派手な新製品の成功に依存する
・一気に業績回復を達成しようとして、着実に歩んでいこうとはしない
・「革命」や「抜本的」といった言葉が使われる
短期間、業績が良くなったようにみえるが、長続きしない

○第5段階 屈服して凡庸な企業へ転落するか消滅する
・黒字でも倒産することがある
 企業は現金の不足で倒れる


●すべての企業が第1段階から、そのまま第5段階に進むわけではない
 第5段階まで転落しないかぎり、復活することができる

●第4段階からの回復と再生

・真に偉大な企業は、困難にぶつからないことではない
 一時は後退しても、回復して以前より強くなる能力をもっていることである
 完全にうちのめされて退場するのでないかぎり、希望はある

・決して屈服してはならない
 敵の力が圧倒的であっても、決して屈服してはならない

成功とは、倒れても倒れても起き上がる動きを果てしなく続けることである

◎「ZERO to ONE」より

2016-09-21 23:03:21 | 発想
「ZERO to ONE」より

「ZERO to ONE」(ピーター・ティール、NHK出版)より少し

○多数派の意見を積極的にくつがえすこと

新しい何かを生み出すたびに、ゼロは1になる(垂直的進歩)
 成功例をコピーすることは、1からnへ向かうこと(水平的、拡張的進歩)

○少しずつ段階的に前進すること


競争の激しい市場では収益が出ることはない
 競争すればするほど得られるものは減っていく

 完全競争下では、長期的に利益を出す企業は存在しない
 不幸な企業は競争から抜け出さずにいる

○戦う価値がなければ、全員が負ける

ライバルを倒せないなら、合併した方がいい


独占企業は、競争がないので、最大の利益をはかれる

○独占企業は金儲け以外のことを考える余裕がある

○独占は進歩の原動力となる
 独占企業はイノベーションを起こし続けることができる
 クリエイティブな独占環境では、社会に役立つ新製品が開発される

○独占的優位性をもたらすには、10倍優れたものを作る、または10倍の改善を果たす
 例えば、アマゾンはほかの書店より少なくとも10倍の書籍を備えている「地球上最大の書店」


○スタートアップがねらうべき市場は、少数の特定ユーザーが集中していながら、ライバルがほとんどあるいはまったくいない市場である
 すでにライバルがいる大きな市場は参入余地がないか、参入できても激しい競争から利益が出ることはない

最後の参入者になり、特定の市場でいちばん最後に大きく発展して、その後独占利益を享受する方がいい


自分が一番になれることに力を注ぐ方がいい

○新しいものを作り出している限り「創業」は続く

「ビッグデータ」はたいていガラクタである