蟹御殿のある太良町の観光で検索すると出てきたのが、この海中鳥居。
約300年前(1693年頃)悪代官に手を焼いた地区民が示し合せて沖ノ島に誘い酒盛りをした。
酔った代官を島に置き去りにした。
満ちてくる潮で島は沈みかけ、驚いた代官は竜神様に助けを求めた。
すると、大魚(ナミノウオ)が出てきて代官は魚の背中に乗って生還した。
感激した代官は魚の名を取って「大魚神社」を建て、岸から約2丁(約200m)の海中に鳥居も建てた。
以後、海の安全と豊漁祈願が行われ、地区民の暮らしも豊かになった。
この鳥居は沖ノ島との間の鳥居であり、30年毎に建立する習わしが今も伝えられている。
「月の引力が見える町」がキャッチフレーズの太良町は干満の差が大きいことで知られていますが、
この日は残念ながら、干潮。
それも潮が小さい日でしたので、さほど引いておらず。
満潮の時にくれば海面に出る鳥居が見られるそうです。
そしてすぐ側には、熊本にある長部田海床路のような海に伸びる道。
潮が来れば沈んでしまうのでしょうね。
さて、祐徳稲荷神社を参拝です。
ここに来たのは何十年ぶりでしょう?
奥の院まで登ってみました。
鹿島市内から有明海の開けた景色が見えました。
左馬
馬の字を左右逆に書いたもので、「うま」の逆の「まう」は、
「舞う」に通じ、舞は祝宴の席で催されることから
縁起が良いとされてきました。
また、『左馬』は、
「右に並ぶものがいないほど傑出した才能」
を表しています。
更に、馬は左側につまずかないことから、
「長い人生をつまずくことなく過ごせる」
という意味を持つと言われています。
加えて、普通は、人が馬を引くのですが、
「左馬」は逆に人や福を引き連れてやってくる
百福万来の神馬とされています。
「馬」という字の下の部分が
お金を入れる巾着袋の形に似ているために
財運にも恵まれるという有難いものです。
待ち受け画面にしようかなー?(笑)
お土産屋さんでムツゴロウを飼育していたので(笑)