◆質問者
私は長谷川先生の但馬八木城
ビイスタ考察記事を偶然読み
衝撃を受けました。従来とは
違う測量基準点を模索する様
式の幾何学論による城郭遺跡
の分析手法に斬新さを感じま
す。日本の城ってこんな風に
設計してる事を令和に初めて
気付いた。
◆一般様
毛利と羽柴が対陣していた
天正10年前後の羽柴毛利の
城郭で毛利方の備中高松城
の形状がビイスタ工法だと
言う事が興味深々なのです。
◆質問者
天正期になり本能寺の変
以後羽柴と毛利は微妙な
交渉や関係を継続しなが
ら同盟に近い友好関係を
毛利と羽柴は安国寺恵瓊
の外交により継続されま
すが広島城に移城する前
の毛利氏の本城吉田郡山
城本丸二の丸三の丸には
石垣や瓦が用いられ織豊
系城郭の要素がその縄張
においても採用されてい
ると思います。一種同盟
による城郭建築技術提携
関係は戦国大名同士相互
職能集団の派遣や技術面
での監査や査定や査察が
認められるのではないの
でしょうか？
◆一般者
現代建設会社においても
設計部や測量部が分離し
て其々機能している分業
態勢が人間社会に普遍性
が存在すると思われます。
◆反論者
ナポレオンは吾輩の辞書
には不可能はないと言っ
た様に私の所有する城郭
図書に城郭ビイスタ論は
存在しない従って長谷川
論など絶対に認めない！
城郭ヒイスタ論動画など
絶対に見てはならい動画！
◆対談者
そもそも人間が生み出す
人口土木技術には測量と
と言う基礎技術が存在し
ます。日本の山城が絶対
設計されていないと言い
切る事の方がむしろ不自
然で偏向した発想ですよ。
◆質問者
但馬八木城の如く毛利の
吉田郡山城に織豊系城郭
的なビイスタが存在する
のか安土城の様な扇型の
ビイスタ工法が吉田郡山
城に存在するのか分析と
検討を長谷川先生に是非
お願いしたいと思います。
◆長谷川
上記の様に毛利隆元の時代
には織豊系の山城ビイスタ
と石垣や瓦が存在した事と
思われます。①本丸の天守
台など形状は秀吉の山崎に
存在した天王山山城城天守
台の形状に非常に酷似して
おります。また本丸二の丸
三之丸含めた複合ビイスタ
は当時西国の大国を領有し
た中国地方最大の大名とし
て最高レベルの幾何学測量
用いた優れた縄張でしょう。
▼吉田郡山城複合ビイスタ
◆一般者
チョツト長谷川先生！日本の
城ってこんな複雑な幾何学を
用いて作られてるのですか？
城とはこんなスゴイ訳モノ？
◆長谷川
申し訳ございません日本中
の人が観光行楽ハイキング
で城跡へ楽しく繰り出され
楽しまれている時に、不肖
長谷川が何やら小難しい事
申し上げ毛利の吉田郡山城
や織田の安土城の設計縄張
の事を申し上げ不快な気分
にさせた事をお詫びします
しかしこれが現実の現場！
▼安土城の複合ビイスタ
◆城郭研究家
長谷川さん！アンタどこで
城の縄張の仕方を誰に極秘
に学ばれ習得された訳なの？
俺は何万冊も城郭図書読ん
全く城郭ビイスタ解らない！
◆長谷川
安心して下さいよ！
私には著書がない！
私は全く無名の人！
私に弟子はない事！
本当の素人初心者！
ブログ読者はゼロ！
◆城郭研究家
冗談言うな！こんな解説出来
る人、昭和にも平成にも出現
しなかったアンタ！誰だよ？
◆長谷川
私は素人の初心者アマチュア！
▼米原学び合いステーシヨン
長谷川博美城郭講座開催中
◆質問者
旧郡山城本城に城郭ビイスタ
は存在しますか？
◆長谷川
旧本城にも緻密な重複型
ビイスタ工法が存在です。
◆質問者
旧本城の堀切を超えた巨大
西国大名の吉田郡山城時代
のビイスタ景観はあります
か?
◆長谷川
尾崎丸、勢溜の壇、毛利隆元墓所
大通院遺跡方面の出丸まで総括し
たビイスタ工法が存在致します。
旧本丸から新城の本丸天守中心
とする西国最大の大名毛利氏に
相応しい巨大都市計画景観です。
都市景観ランドスケープ理論と
言えます。これが毛利の実力！
①本丸三階天守を旧城から見て
巨大な鶴翼ビイスタに構え城郭
毛利家三代
毛利元就ー毛利隆元ー毛利輝元
郡山旧城ー郡山新城ー広島城
関ケ原敗戦し防長二ヶ国萩城に
以下ウィツキペデイアより引用
| 城郭構造 | 山城 |
|---|---|
| 天守構造 | 三重 |
| 築城主 | 毛利氏 |
| 主な改修者 | 毛利元就、毛利輝元 |
| 主な城主 | 毛利氏 |
| 廃城年 | 天正19年（1591年） |
| 遺構 | 曲輪、石垣、土塁、堀切、井戸 |
| 指定文化財 | 国の史跡「毛利氏城跡 多治比猿掛城 |
