チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

特別な二人

2005-09-12 22:22:53 | 身近な出来事
 ひとりの女性が5歳くらいの男の子の手をつないで立っていた。
 母親と子供。

 二人ともまっすぐ前のほうをむいてはいたが、母親は子供の手をにぎっているせいか幸せそうな顔をしていた。子供の顔も同じように幸せそう。

 どこにでもある光景かもしれない。
 そして二人にとっては日常の当たり前のシーンのひとこまかもしれない。でも私にはとても新鮮で、そして二人がとても幸せそうに見えた。

 出会う場所が違うと感じるものも違ってくるのだろうか。
 二人に出会ったのは会社の中だった。

 「なんで子供が会社の中にいるんだろう?」という少しの驚きが最初にあったが、次に「そうか、社内にある託児所から子供を引き取って帰るところなんだな」と納得した。
朝別れて何時間かぶりの再会だから、やはり二人ともうれしかったんだろうと思う。

 今日二人のリーダーの話を聞いた。約5ヶ月間続いた研修を1ヶ月前に終えた二人のリーダーに、今日から新たに始まる同じ研修に参加するメンバーの前で体験談を語ってもらった。

 苦労話を楽しそうに語る二人。そんな二人の存在は今日から研修をスタートするメンバーとは明らかに違っていた。
落ち着きと自信が感じられた。
このような感覚は、今年の3月に初めて二人と会ったときには感じた記憶がない。

 これまでは一人一人の存在を意識しながらも、20人のメンバーの中の二人として会っていたのかもしれない。でも研修を終えた今はそうではない。一人一人の存在として会っている。
 
 二人のリーダーを見る環境がこれまでとは違うものだから、存在も何か特別なもののように感じられたのだろうか。
 
 それとも今日出会った二人の親子のように、二人の内面からあふれるものが、二人を特別な存在に見せたのだろうか。

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