チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

心の中の違和感

2008-11-23 23:07:37 | 覚えておきたい考え
窓から外を見ていた。

午後に降り始めた雪は夕方ころには一粒一粒が親指の爪ほどの大きさになり、芝生の上、木々の上、車の上、家々の屋根、外を歩く人の上に降り積もり、全てを真っ白に変えようとしていた。
その手にはのらないと思いつつも、雪が降り出すと外にでて雪の感触を試したくなる。

外は思ったほど寒くなかった。雪は外の世界一面を真っ白に変えはしたものの、車なのか、気の植え込みなのか、その形がわからないくらいに降り積もるつもりはないらしい。

雪の上をあるくと、期待していたような「サクッ」という足元の感覚ではなく、「ジュルッ」という鈍い音を立てている。私の歩いた後の歩道には黒いくぼみが残っていく。

子供のころに戻って雪合戦でもしたい気分だけれど一緒に雪合戦をしてくれる相手はいない。しかたなく家に引き返した。

スキーに行ったのは何年前のことだろう。今でも昔のように滑ることができるだろうか。自分でいうのもなんだけど滑っている格好は良かったと思う。形から入るほうだからウエアやスキー用品はばっちり決まっていたし、急斜面でなければ上手そうに見える滑りも出来ていたと思う。

スキーではいい格好ばかりをしていたのではなく、そんなことは忘れてチャレンジをしていたこともあった。
これは滑れないと思うような斜面にあえて取り組み、弱虫の自分を克服しようとしていた。無茶もしていたし、無理もしていた。一緒に滑っていた仲間がおじけずくような斜面には真っ先に飛び込んでいった。そのことを素晴らしいと思っていた。

今はどうだろう。同じようなチャレンジをするかな?

真っ先に飛び込むことは今はしないな。飛び込んだ人の様子を見て、どうすればいいか考えると思う。チャレンジする気持ちが薄れたわけでなく、怪我をしたくないから。怪我をすると私が他にやりたいことができなくなるから。

これって、守りに入っているんだろうか。失敗しないようにしようという気持ちが強くなったんだろうか。

足元に感じる違和感とともに、心の中の違和感を感じていた。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。